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お茶はじめました_長月(9月)

今日は朝からお稽古。
当初目白の赤鳥庵の抽選に行く予定だったのですが、延期になり通常通り稽古場へ。
今月は種々の棚の稽古をすると聞いており、先月まで学んだことは半分リセットされる感じ。(基本は同じなんで半分リセット・・)あまり準備が出来ないままの心で向かう。

到着すると先生がお酒をふるまってくださる。
新潟の鶴齢という日本酒だそうで、菊が浮かべてある。
なぜ菊?と思っていると、9月9日が重陽の節句とのことでこの時期に縁起の良い菊を取り入れて邪気を払うのだそうです。

恥ずかしながら、重陽の節句、聞いたことはあるけど意味はわかっておりませんでした。
(奇数は陰陽では陽、陽の単数でmaxが9、その9が重なる9/9が重陽の節句。なるほど〜。8/8とかも縁起良さそうやけどな、)

白露|初項 草露白(くさのつゆしろし)
草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃。夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。

お軸:吾心似秋月(わがこころしゅうげつににたり)
私の心は秋の月に似ている。秋の月はしずかな、という意味になります。
そんな境地になりたいです。

茶花:パンパス

お菓子:緑のふわふわのきんとん?
なんとなくお稽古中に写真を撮るのが興ざめで撮らないので写真無し。

さて、お稽古は更好棚 薄茶点前

こうこうだなって不思議な名前。
以前やった丸卓と同じような作法もありつつ、内容が微妙に異なる。

そして久しぶりに風炉も登場。(あ、あつい。)

今日はまた大混乱のまま、お点前が終わった、、
なんとなく集中力も弱く、先生にポイントを頂いても最後までリズムが上手く合わなかった。(わたし側の問題)
棚って聞いてたのだから、丸卓の振り返りをしておけば良かったかな〜。
問答の準備もできていなくて、季語を調べられておらずコオロギと言ってしまった。いや、きしょ。
虫の声にしましょう、と修正いただく。

と、そんな感じで1setおわる。
なんだか今日は家を出る時から、心がまとまらない、そんな日だったな。
夏の忙しさの後遺症かな・・腰も痛い・・(BBA)

姉弟子さんが合流されて、初めて濃茶をいただく。
初めての濃茶は衝撃的な味で、感想を聞かれたのに言葉が出てこなかった。

しっかりとした味が最初に入ってきて、その後2段階、3段階(ふわっとはなやか)と味が変わる。3口目の後味はまた違う印象だった。

濃茶のお点前も難しそうで出来る気がしない。笑
更好棚の他にも色々棚の作法があるみたいだし、道のり遠し。
なんでだろう、こうこうだながあんまり可愛く見えなくて好きになれない。
初めての気持ち。ま、そんな日もある。

あっという間に時間が経って14時(4時間もいる!お腹すいた〜)
今日はたくさん覚えることがあって、頭から溢れています。
先生は物知り。

溢れたものたち、何から拾えばよいのかしら。


memo: こうこう棚、鶴齢、重陽の節句、瑞雲?、菊酒、濃茶の新茶は11月、
濃茶の茶器はぜぜ?https://www.zeze-art.com/about


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