見出し画像

お茶始めました 文月3

今日は先生にお願いして追加お稽古。
今月の(私的)目標は「丸卓薄茶点前の拝見」まで進むことなのだが、
前回思うところまでたどり着かなかったので今日も無理かもしれない。(あかんやん)

お稽古をしていると自分とアシスタントさんの立場を思い返す。
お金を払って教えてもらっている、というのが異なるところだけど、何度も同じことを言わせないように努めたい。

そして出来ない自分が続くとやっぱり自身が辛いしつまらない・・
という訳で昨日は寝る前に予習をしてたのですが、途中で寝てしまって睡眠学習状態。今日も直前になんとか時間を作って大復習。

本日はお仕事の方もドタバタしていて、いろんな気持ちを抱えてなんとかお稽古場にたどり着く。もう少し気負わずに向かえるようになれたら良いのに、、。

たどり着いた先生のお宅の玄関前で、ふと気づく。
(そういえば水を追加する方法を前回習ったのに復習しなかったな、、。すっかり忘れてたな、しまったー、でも今日はやらないかな?)

そんな事を思いつつ、扉をひらくと既にお2人が稽古をされていた。

____
小暑 | 末候 鷹乃学習 たかすなわちわざをならう
茶花:蓮の葉と・・・(記憶が・・)

お菓子:沢の翠 両口屋是清

沢の翠
沢の翠

深山の渓谷から湧き出る沢の水が樹々の下を音もなく流れゆく。
そんな詩情を意匠した沢の翠。初夏から夏の涼感をお楽しみいただけます。両口屋是清HPより

氷室 可愛いメルヘンなカラーのお菓子

俳句:もらひくる茶碗の中の金魚かな
(茶碗を持ってもらいにいった金魚、椀の中で水がチャプチャプ、そして金魚を眺めて涼む夏の様子が想像される俳句、なんかノスタルジックで良いなぁー)
____

先生と稽古に来てる弟子の方が「江戸時代に一瞬行ってみたい」と話しているのを横耳に挟みつつ、、ホッコリ ^^

先生から「まどかさん、水つぎをお願いします」と一声。
さすが先生、私が復習していないところをついてくださるなんて、、しまったというより寧ろありがたや。
うろ覚えで水つぎをして、また教えて頂く。覚えることいっぱい。覚えてないことを覚えてないっていう、、すみません。

さぁ、お点前スタートだ。

睡眠学習の効果なのか、?細かいところはさておき、全体の流れはようやく覚えてきた。(やっと〜〜、ここまで長かった、)

お茶を点て、なんとか最後まで辿り着く。そして目標である「拝見」へ。
涼しい顔をしつつ心の中でキターと思っている。
が、
(しまった、季語を調べるのん忘れた。_拝見では問答があり、季語を使ったお話などをする。何か思い出せ〜〜、えーっと、戻り梅雨?花火?祇園祭?金魚?てかこんな季語あるんかな、、あっ茶花が蓮!

前回ブログで72侯を調べたときも蓮花ひらく、みたいな季節の名前だった、!今日は蓮で乗り切るぞ。)カタコトで問答にお応えし、ギリ乗り切りました。

そして今日は薄器ではなく、中次という道具が新たに登場。野球のピッチャーかよ。この子は茶筒のような形をしている。黒にかわいい朝顔の蒔絵・峰清(ほうせい)という塗師。実物の雰囲気とそぐわないが、一旦山崎邦正と覚える。

そんなこんなでこれまでの記憶をつなぎ合わせて、動作を進めて無事に自分のお点前が終わった。
この頃にはすっかり足がビリビリしている。正座って大変。

今日は夕方に稽古場に到着して、終わる頃にはすっかり夜になった。
夜の稽古場の雰囲気もなんだか良き。やわらかなオレンジのあかり。

そして何より、今月の自分の中で一番うまく出来たことでお稽古が楽しい。
雨上がり、自転車で夜の道をシューっと帰る。ゴキゲン。
稽古帰りのこんな気分はひさしぶり。

備忘録:
・中次 峰清
・季語を調べるのを忘れない。
・水つぎの復習


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?