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様々なモノづくりが交差するUmekoji MArKEtが正式オープン

5月17日、弊社オフィスが移転しましたビル「Umekoji MArKEt」のオープニングレセプションが開催されました。

ビルの概要

テクノロジー、工芸、食、アートなど様々な「ものづくり」に関わる方々がここで交流することによって、新たな文化が生まれていくような場になるように、少しでも貢献して参ります。

また、立地している梅小路エリアは「丹波口」とも呼ばれる地域で、名前の通り古来から京都府北部・中部と京都とのゲートウェイ的な場所です。今も京都北部・中部に繋がるJR嵯峨野線と国道9号線が大動脈として機能しています。こういった背景も踏まえて、京都府全域での地域を超えた交流も促進してまいります。特に弊社は地域が培ってきた叡智を体験やものづくり現場への訪問を通じて学んでいく事業を軸に展開していきます。これからの活動に、どうぞご期待ください!

<入居企業>
1F DMG森精機「AM Lab&Fab」
→最新の「金属3Dプリンター」が常設。受託加工サービスの相談も可能

2F 交流スペース「QUESTION梅小路」by京都信用金庫
  梅小路まちづくりラボ

3F Monozukuri Ventures
   京都試作ネット
   COS KYOTO / DESIGN WEEK KYOTO
  https://cos-kyoto.com/

<設計>伊藤維建築設計事務所
<リノベーション工事監理>51action/京都R不動産

個人的キーワードは「ご縁」

このビルに移転・入居することが決まった際は、とても様々なご縁を感じました。
・丹波口という場所=僕にとっての「スタート」の場所とのご縁
大学を卒業して社会人としてスタートした大阪ガスで配属されたのが京都事業所(正式にはエネルギー事業部京滋エネルギー営業部都市エネルギーチーム)でした。丹波口にある京都リサーチパーク内のガスビルが勤務先で、実家(奈良の橿原)から5年間毎日通勤していました。結構遠くて電車は混むので朝は5:50に家を出て7:30にオフィスに着くという5年間を過ごした思い出の場所でした。
その後、転職して東京に行ったあと京都に戻ってきて、今の妻との暮らしをスタートさせた最初の場所は、偶然ながら同じ丹波口のマンションでした。
そして今回、2012年で起業してから10年経ち、2022年に大きく事業も変化させていく再スタートの場所も丹波口。つまり、僕がなにかを新しく始めるときには「丹波口」なのです。

・様々な人とのご縁
運営会社の梅小路まちづくりラボに出資している会社の一つ、京都リサーチパーク株式会社の担当部長は大阪ガス時代の同じチームの先輩。
同じ3Fに入居しているMonozukuri Venturesの牧野さんは、起業時に入居したコワーキングスペースの運営メンバーで同い年。
同じく3Fの試作ネットさんの皆々様とも仕事含めて色んな形でご一緒してきています。
2Fにコラボラティブスペースを設けられた京都信用金庫の榊田理事長は、京都をクリエイティブシティに!ということでポートランドを視察してDESIGN WEEK KYOTOを一緒に立ち上げた方。
さらに言えば1FのDMG森精機さんは僕が生まれ育った奈良県で繊維機械からスタートしたグローバル工作機械メーカーで、奈良県ではロゴを見ない日はないくらいの会社。
挙げれば挙げるほどキリがないくらいの縁が少しずつ結びついて、色んな物事が前に進んでいます。いきなり太い糸になることもあれば、何年も経ってから思わず結びついてくる細い糸もあります。

モノづくりは英語でFabrication。織物はFabric。
「機」の字も人がたくさんの糸を織り込んでいく様子から来ています。
実現したい世界観やビジョンという経糸を大事にして、こういったたくさんの「ご縁」の糸を大切にしていけば、それが横糸となって、創造的な織物ができあがっていくと確信しています。

新たな拠点での新たな活動を皆さんとご一緒していくのを楽しみにしています。


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