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「質」を上げるために

こんにちは!

こしあんです。

あなたは「仕事の質をもっと上げたい!」と考えたことがありますか?

同じ時間でより良いものが作れるようになればいいですよね。

私も細々とこのように文章を書いている身ですから、もっと良いものを作っていきたいという気持ちがあります。

仕事でも趣味でも、もっと上手くなりたいと感じて日々試行錯誤している人も多いと思います。

ただ、そのため完璧主義に陥ってしまう人もいるかもしれません。


実は質を上げるには「あーでもない」「こーでもない」と頭で考える時間よりも「量」をこなすことが大切な時もあります。

もちろん、漫然と物事をこなしていくだけではダメだと思いますが、あなたも上手くいかない時、いろいろと工夫してそれを乗り越えてきたのではないでしょうか。


また、量をこなすことが大切なことがわかるこんな実験があります。

まず陶芸クラスの生徒を2組に分け、一方は作品を「量」で評価し、もう一方は「質」で評価すると生徒たちに伝えます。

評価方法は「量」の生徒たちは最終日にすべての作品を提出して総重量が約23㎏ならA判定、18㎏ならB判定となります。
単純に多くの物を作ればいい感じです。

一方で「質」の生徒たちは自分が最高だと思う作品を一つ提出するように言われます。

その結果どうなったのか?

実は全作品中最も質の高かった作品を出したのは「量」を求めた生徒たちだったことがわかりました。

結局、質のグループは最初から完璧な作品を作ろうとして頭で考えることに時間を使い過ぎてしまい上手くいかなかったようです。
一方で量を求められたグループは試行錯誤を重ね、どんどん粘土の扱いも上手くなりより良いものが出来上がっていきました。

どうやら「良い物を作りたい!」と考えるだけでは足りないようですね。

もちろん一番いいのは量をこなしつつ意識して質を上げていく事だと思いますが、考え過ぎて「あまり上手くいかないな」と感じた時は頭よりも手を動かすことで先に進めることもあるのではないでしょうか。

いろいろ考えて立ち止まってしまう人は「とりあえずやってみる!」という精神も大切です。

今の世の中は欲しい情報が手に入りやすい時代です。
そのため「これを成功させるには○○をしておくべき」といった成功のモデルというものが氾濫しています。

そういった情報の基本的な部分というものは大切なものが多いと思いますが、その情報の全てがあなたに合っているとは限りません。

頭でっかちになる前に、たまには何かをがむしゃらにやってみるのも良いかもしれませんね。


今回はここまで

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最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた次回お会いしましょう。

※この記事は読んだ本をもとに考察し、私の経験したことなども踏まえて書いています。
そのため、参考にした本とは結論が異なる場合があります。
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▼引用元書籍


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