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あなたが気になるのはどっち?

こんにちは!

こしあんです。

あなたは買い物に行って商品の傍に置いてあるポップにつられ、それを手に取ってしまった経験がありますか?

「1日限定10個!」とか、「これを逃すともう手に入りません!」なんて書いてあると、急いで買わなきゃと思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
売り場では消費者がつい買ってしまうように様々な工夫がされていますよね。

いろんな表現の仕方があると思いますが、どうやら私たちはネガティブな情報を重視してしまう傾向があるようです。

その結果、間違った判断をしてしまうことがあります。

今回は私たちがつい騙されてしまうネガティビティ・バイアスについて話をしていきます。



【どっちがいい?】

たとえば、「バスは15%の確率で遅れます」と言われるのと、「バスは85%の確率で時間通り運行します」と言われるのでは受け取る印象が変わりますよね。

人はまったく同じことでもネガティブな表現をされるより、ポジティブな表現をしている方を好みます。

こういった例は日常的にあります。
スーパーで「脂肪28%のお肉です!」と言われるよりは「赤身72%のお肉です!」と言われた方が健康に気をつけている人に刺さります。

中身はまったく一緒なのに赤身を強調されたほうが健康的な食べ物に感じるのは不思議なものです。
こうやって人は自然とネガティブな情報を避けているのかもしれませんね。

またこんな話もあります。
ある実験で、調理条件などを全く同じにして牛ひき肉のハンバーグをラベルを変えて食べてもらいました。

参加者の半分には「赤身75%」、残りの半分には「脂肪25%」とラベルに記しました。

その結果「赤身75%」の牛ひき肉を食べた参加者は、「脂肪25%」の牛ひき肉を食べた参加者に比べ「脂っこさ」は低く、「赤身の味わい」は強く、「肉の質」は良いと高く評価しました。

本来であれば違いがあってはいけないのですが、私たちは事前に受け取る情報でかなり評価が変わってしまうようです。

そして私たちはネガティブな情報を重視してしまうために、それらの情報は伏せられポジティブな情報だけが私たちの目に留まるように紹介されます。
「糖質ゼロ!」なんてと書いてあると多少飲み過ぎても大丈夫だろうと思ってしまいますが、「味を調えるために何か違うものが入っているかも?」と考えることは重要です。

ネガティブな情報を避けたために判断を誤ってしまうことのないようにしたいものです。




今回はここまで

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最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた次回お会いしましょう。

※この記事は読んだ本をもとに考察し、私の経験したことなども踏まえて書いています。
そのため、参考にした本とは結論が異なる場合があります。
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▼引用元書籍


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