私は独りだ、助けて欲しい、と感じるとき

God(Heaven) helps those who help themselves.
天は、自らを助くる者を助く

元々は西洋の諺です。
最近は、諺というもの自体をほとんど知らない人も増えて来ていますが…

ご存知でしょうか。
聞いたことが、ありますか。

運命…天というとてつもない、人智を超えた”何か”は、あなたを今、生かしている”何か”は、
自分で自分を助けようと動く者を助ける、という意味です。

完全に
「誰かが助けてくれるだろう」
「誰かが助けてくれなければ私はだめだ」
「私は八方塞がりだ」
「今私はどん底にいる」

だけでは、あなたに道は拓けません。

心理系の記事で、私も良く、同じことを書いています。

究極の、本当の、本物の対人支援者というのは、天…というより、すべて、であったり、在る、そのものであったり、とにかくとてつもない人智を超えた”何か”ですよね。
私は、対人支援者(手引き者)というのは、ここに私の手がありますよ、この手をとるもとらないもあなた次第ですよ、それもあなたの自由なのですよ、というところまでは行きますし、それでも支援者の手がどこにあるかわからなかったり手を伸ばせない人には、本人が「あなたの手はどこですか、どうしたらあなたの手をとれますか」と聞いてさえくれれば、”あなたから”支援者の手を取ることができるようにお手伝いすることもできる、そこまでぎりぎりのところまでもお手伝いするが、決して”支援者の側から”その人の手をとったり勝手に連れて行ったりするようなことはしない、できないのだということも、何度か記事にしています。
偽物…というのか…「自分のために(自分の人生脚本プログラムの魔法陣を強化するためだけに)」表面的にだけ人の手引きをする人のように見える人もいます。そういう人は、確かにあなたの手をとってはくれるかもしれませんが、あなたは結局その人のプログラムに巻き込まれ自分の人生を投げ出し手綱をその人に渡してその人に振り回される道を択んでしまうだけです。
本当に寄り添ってあなたを応援し、あなたを真の意味で自分で育つことができるように見守り手伝ってくれる支援者であるほど、本物の支援者であるほど、そうなのだということです。
すべての意味で、人類に可能な限りの広義で、最高最大の対人支援者は、運命・天・あなたを生かしている”何か”以外にないわけですね。

そして、それでいて実は、先程まで書いている通りなのですが、このことわざは、決して、
天は自分を助ける術(力)を持っている人しか助けない
という意味ではありません。

同時に、当然ながら、
天は自力で自分の問題を解決できる人でなければ助けない(自力で解決しなければならない)
という意味でもありません。

もしその者が目が見えなければ、「どこにあなたの手がありますか」と聞けば、その手がある場所を教えて、どこへどのようにどう手を伸ばせば良いのかまで教えてくれます。

口を利く力や言語化する力がなくても、”あなたが決め、あなたが自分の意志をあらわす”ためにどうしたらいいか、方法を教えてくれます。
あなたの中にその気さえ、その決定さえあるのなら、あなたに合ったあなたに必要なところから、あなたは助けや協力を受けることができるのです。その決定をご自身の中に持つための支援すらも。

まあ、時々、例えば私が白杖をつきながら”精神”障害者支援施設へ行って、うまく必要な視覚障害支援・手引きの手助けを得ることが難しかったりだとかいうこともありますが、そして更にその建物の入り口すら大変わかりづらいところにあったり、そこに着いて来たことを告げるにも目が見えなければわからないインターホンを押さねばならなかったりなどすることもありましたが、私はこの時自分から声を上げて通りすがりの人に助けていただくことができましたし、着いてからも自分で必要な手助けを申し出たら、やはり相手も精神障害者専門ではあれど対人支援者、「どうすればいいですか」と私に方法を聞きながら、助けてくださいました。

だから、必ず、あなたに必要な支援を可能とするところはあります。
例えどんな場合であっても、必ず、あなたに今必要なお手伝いをしてくれる人はいます。
諦めないでください。
もし万が一、それでも誰もいないよ、というのなら、あなたはこの記事を読むことができているということは、この時点で、インターネット環境もあり、読み書きもできるという既に大変すばらしい自助能力をお持ちですから、どうぞ私のところへお声がけも歓迎します。私も、対人支援の専門家のひとりです。
もしそれでも万が一、あなたがご自分でページを飛ぶことができない、文字を打てないなどという場合ですらも、どなたかお近くの方に頼んで、私にご一報くださっても構わないのです。
”方法”は、誰かと一緒に探すことができます。
私にお手伝いできることは致しますし、あなたに適切な、あなたに本当に必要な支援がどこか、誰かを探すための、繋ぐためのお手伝いをすることもできます。

あなたが、ご自身の人生に(それが大きいものであれ小さな軽いものであれ)お手伝いが必要と感じ、ご自身でご自身の人生を進めよう・変化を起こそう・ご自身を救おうと決めるかどうか、それだけです。
それさえあれば、あなたはご自身の今の段階に合った方法での手助けを受けてご自身を立て直すことが、必ずできます。

あなたがもしも、困っている時、
あなたは決して、絶対に、ひとりではないのですよ。

お心に、留めておいてくださいね。


私が必要なときは、いつでも、ここにいます。
お声がけください。


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