折角の一度きりの人生、自身の五感を完全に取り戻して己や世界を感じてみたくありませんか

心理学の父と呼ばれ、催眠の研究者でもあったウィリアム・ジェームズがこんな言葉を残しています。

”あるべき姿と比べて、私たちは半分も目覚めていない。”

”我々のもつ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。我々は、肉体的・精神的資質のごく一部しか活用していないのだ。”

「無意識」という領域の概念が、やっと発見されたかされないかという時に残された言葉です。
いかに素晴らしい先駆者であったかがわかる名言でしょう。


今の時代、
ヒトは自分の脳のうちの90%以上は使っていない。
大変な宝の持ち腐れ状態で生きていることは、もうほとんど誰もが知っていることです。

人生で、自分の能力の9割以上は眠らせたまま発揮しておらず、それどころか、自分自身のことさえ、自分の心さえ、何を考えているのかさえ、ふと何となくいつもの帰り道とは別の道を通って帰った、差し出された2本のボールペンのうち、ふと何となく青色のボールペンを取った、これは一体何を目的に(どんな理由で)この「何となく」が起こったのだろう、ということすら、つまりは自分自身の意思や目的すら自分でわかっていないのです。

家族に相談して意見や助言を求め、真面目にアドバイスや意見が来ると無性に何やらよくわからない気持ちになり(いや、それにも気付かず条件反射のように)いつの間にか反論したりムキになって別にそうしたいわけではなかったのに話や雰囲気が変な方向に行ってしまう……自分は実は最初からただ単に共感して欲しかったり軽く流して欲しかっただけだったのに、自分自身でそれに気付いていない(言葉ではいつの間にか相手の意見を求めてしまっている)…
家族や恋人と喧嘩をして、相手が言っていることと思っていることとやっていることがどうも違うぞと思ってそれを指摘してみても、相手はどうも自分のことをわかっておらず何やら繋がらないことを言ってくる…それでいながら実は相手も同じことを思っており、自分自身も自己矛盾に気付いていなかったりする…
そんな経験の例の方が思い当たりやすい、という人もいるかもしれません。

不思議ではありませんか?

同時に、現代、ほとんどの人が、
周囲や世界を認識している自分の感覚、「五感」も、非常に薄い人が多いです。
五感も、本来の自分が持っている感覚の半分も開いておらず、しかもそれで慣れ切って当たり前だと思っているがために、今の五感が、ちゃんと目も耳も鼻も皮膚も舌も、しっかり使えている、これが全開の状態だと、「これが世界だ」と、思い込んでしまっている人が多いです。
生まれつき目の見えない人が、「見える」という感覚や概念自体を知らないのと、同じようなことですね。

あなたはたまに、少し豪華なものを食べに行ってみたり、自然派や健康的な食材を求めてみたり、良い音楽を聴きにいったり、美しい景色を見るために旅行に行ったり水族館などに足を運んだり、前身リフレッシュしに例えば温泉にでかけてみたりなど、することでしょう。

この時、あなたは本来自分が感じることのできる半分以上、感覚にフタをしたまま、半減した楽しみを楽しみだと思い込んでいるかもしれないのです。

慢性的に何やら身体の不調や歪みのある人や、この記事の最初の方に書いたような、人間関係で何やらもやもやするようなパターンのよくある人、人生で何やら生きづらさや物足りなさを感じる人…

などは、五感の閉ざしている割合が大きく、心身を整えていくことで、五感が更に更に鮮明に、ふと、「世界はこんなに鮮やかではっきりしたものだったのか」と心地よく気付くほどの、アップデートができます。

そして、あなたがそもそも本来持っていた身体の感覚や、あなた自身の能力を自然に内側から開いていくことで、結果的に脳や心の領域も、宝の持ち腐れ状態ではなく、しっかりとあなたの人生に活かされるようになってきます。
そうすると、それは当然ながら周囲にも拓かれていきますから、人間関係もいつの間にか円滑になっていき、自己矛盾も減り、いつの間にか自分が世界や人生を鮮やかに映していることによって周囲にもそれが映されて行きます。
いつの間にか、ただ、あなたが在る、それだけで、何もしないのに自然と補い合い支え合うことができている、そんな輪が、あなたから広がっていきます。

そんな体験を、してみませんか。
あなたのたった一度きりの人生、折角なのですから……あなたは貯金をすると思いますが、あなたが働いて貯めているお金よりもっともっと前から、あなたの中には、全てを豊かにする財産が実は山のように眠っているのです…今持っているもの、余すことなく、人生に活かし、使ってみたくありませんか。

あなたのリソース(資源)の貯蔵庫、一緒に開いていきませんか。

※来年より資格取得可能な養成講座を追加開設していくにあたり、Websiteを改造中です。
お問い合わせフォームよりメッセージいただけますと直接私に繋がりますので、ぜひお気軽にお声がけください。


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