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2023年2月まとめ TrySail Arena live 2023 会いに行くyacht!みんなであそboat!体験記と読書感想ツイキャス米澤穂信著『儚い羊たちの祝宴』

2023年2月まとめ

2月もあっという間だった。一人の高校生が引き起こしたスシローの危機でツイッターが盛り上がった。松本零士が死んだ。花粉が春の訪れを知らせる、そんな2023年の2月。

TrySail Arena live 2023 会いに行くyacht!みんなであそboat!体験記

2月はTrySailのライブに尽きるので、今回のまとめはほぼライブ録になってしまう。そもそもTrySailとは、僕が大好きな超絶顔面強い声も良い足綺麗英検二級空絶鬼努力家声優雨宮天が所属している女性三名から成る声優アーティスト集団のことで、ここ数年おじさんがそそくさと怪しいシャツに着替えてよさこい、よさこいとライブに足繁く通っている、平たく言えば僕の推しアイドルである。 ──アイドルって言ってしまった……アイドルではないのだけど、うーん、まあここはひとまずひとくくりにアイドルでお願いします! 本当はアイドルじゃないんだけど! ここでだけ、ギリアイドルで!(しつこい)

このコロナ禍で、恐らく最後の声出し禁止ライブであったので、こうした個人的まとめにも仔細に記録しておこうと思った次第である。大変素晴らしいLiveでありました。紙のチケットが復活した、2023年2月5日、場所は武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ、最寄りの駅は京王飛田給。なんて読むか知ってる? けいおうとびたきゅうって読むんだぜ(突然の知ったか)

まず僕にとってのTrySailのライブの始まりはバーミヤンと共にある事をここに記しておきたい。TrySailはローソンのLoppiシステムによって中央集権的に管理され、チケットを求めるにはLAWSONを通さなければならない。ローソン即ちTrySailであり、逆もすなわち真である。TrySailは、ローソンなのだ! つまり、チケットの発券にはLAWSONへ向かわなければならぬし、グッズ付きである場合、グッズは発券開始日の後の事が多いので、最低でも二回は通わなければならない。僕の最寄りのLAWSONは、歩いて15分くらいのところなので、結構な距離がある。その途中にバーミヤンがあるので、チケットを発券した際にはバーミヤンの店内で、ライブの座席もしくはグッズのでき映えを確認しながら、餃子とビールをいただく事となる。サイゼもあるけど、僕は自分語りの次の次にバーミヤンの餃子が大好きなので、ロボットが運んでくる餃子を受け取ったりしながらルンルンでビールを飲む。これがTrySailライブの僕だけの始まり方である。ところで、バーミヤンの餃子の出来については、店によって出来・不出来があるような気がしてならない。取手店の餃子は目が飛び出るくらい美味かったが、うちの最寄りのはイマイチである。美味しいんですけど……気のせいだろうか。

バーミヤンの客席は結構埋まってて、周囲の老人夫婦や親子連れなど、慣れないロボットの扱いに戸惑っている様を微笑ましく目の片隅で捉えながら、開いた紙チケットの席はアリーナAブロックと言うことで、わりと期待大といったところだったが、油断は出来ない。行ったことがないスタジアムの席順はリアリー運でしかないのだ。TrySailの席にハズレなし!と豪語はするものの、やはり最前とかが良いよなあ、もちょのもちょQとか、今の時期はどれほどの熟れ具合なのだろうか、などと夢想しつつ、同行する高野ザンクに写メなどを送った。もちょとは、TrySailを構成する三人のうちの一人で、可愛いの権化というかわいい女子です。天ちゃんをナイフとしたら、もちょはスプーンといった雰囲気です。どういう例えじゃ。高野ザンクによる検索の結果、神席の可能性が高い、という事が判明するが、紙チケットと掛けて紙席、という分かりにく僕の駄洒落には気付かれず、一旦スルーされる。

いざ、ライブの日である。
前日には以前のライブ映像をブルーレイで、PSVRのど迫力画面にて復習済みであり、やにわに気持ちも昂った。ちなみに奥さんはお仕事で既にいない朝である。もはや、隠しきれない思いをこの声に載せて、遠く働いている奥さんに届いてしまっている予感もあるが(スキマスイッチ感)黙認していただいている。グッズとか、雑誌とか、隠せないから! ともあれ、黒いYシャツに青い人シャツと、ピンク色のネクタイを合わせて(おれ、頭がおかしいんじゃなかろうか……)という疑惑が胸に去来するが、逆にノってきちゃって、以前500円のガチャを引いた時にでたラバーバンドを3色手首にはめて、完全武装とする事とする。缶バッヂも出てきたので、そっと普段使いのトートバッグに二、三個付けて、気分はすっかりオタクである。缶バッヂは試行錯誤した結果、天ちゃんの顔が印刷されているやつは、知り合いに見つかると社会的に死ぬ予感がしたので、ロゴ系のやつとした。だが、このコートの手首を捲れば、そこには三人のイメージカラーである青桃黄のバンドがチラ見えの、合計1500円の意識他界系ヲタクのレゾンテートルを隠し持っているのだぞ。かかってこいや! と虚勢を張るが、一方(飛田給ってどこやねんしかし……)という一抹の不安が胸から離れない。スマホで検索済みであり、過去最大の乗り換え回数(片道五回)という、ん? 大学受験かな? というような結果に恐れ慄いていたのだ。所要時間は1時間50分程なので、飛行機でやってくる諸先輩方に比べれば、近いの領域であるのは重々承知しているが、しかし、五回(真顔) 恋人でさえ五回も乗り換えたことないよ、などと、おおっとぉ、ここでステルスマウントの構えかぁ? このデコ助野郎!! どすけべー!! もう訳わかんねぇな。

案の定、新宿でJRから京王線に乗り換えるのに手間取ってしまった。京王線にはあんまり乗った事がないので仕方がない事だ。そこで、京王線の中での乗り換えにも間違えてしまって、二つ目くらいで間違えに気付いて知らない駅で降りた。

そこは京王稲田堤という駅で、お昼の良い天気のうららかな駅構内であったのだけど、どうも見覚えがあって、どうやら一時良く見ていたYouTubeの車窓動画で停車する駅の絵とよく似ていた。まさか、と思って、駅構内でその動画を再生して、駅名のプレートが偶然写っているシーンで拡大してみると、果たして「京王稲田堤」と記されていたのであった。その時の僕の「犯人はお前だ!」感と来たら、語彙力が足りなくて記しようもないが、少しでも分かってくれると嬉しい。今までずっと動画で見ていた場所に、偶然乗り換えを間違って辿り着く事ができた奇跡について。乗り間違えて焦っていたのに、ここ、見たことある…!と気付いた奇跡について。とてもいい駅だった。調布に引き返すのが残念だった。

奇跡の駅

無事飛田給(ひだきゅう、じゃなくてとびたきゅうだよ!)に辿り着くと、見慣れた先輩方が続々と到着し、あとはその後ろを付いていくだけでよかった。今回のライブは15時開演という、かつてないスピード開演であり、どこかでお昼を食べて、グッズが買えたら買って、入場しようという良い感じのスケジュール感であった。具体的には12時に飛田着、といったところ。遊びだから本気出して仕事の日よりも早起きした。巨大なAjinomotoスタジアムの前にはロイヤルホストとラーメン屋があり、とりわけロイヤルホストについては旗艦店とでも言うべきしっかりとした、おROYALな店構えとスタッフ数であり、もちろんロイホで食事をする事とした。今日はご馳走である。そしてそこは高野ザンクと落ち合う場所でもある。そしてそこは、という言葉は大仰過ぎる。格式の高いロイホはもちろんお満席であり、一瞬怯んだが、順番待ちのチケットを獲れば、世界のQRコードで呼ばれる前に呼び出しをしてくれるという神システムによって、外の春うららかなベンチに腰を掛けて、GMailアプリの設定などを弄って呼ばれるのを心穏やかに待った。

店に入ってからすぐに高野ザンクが到着し、諸々雑談などをしながら食事をした。隣のセンパイは足にあのTrySailコラボのスニーカーを履いていて、それぞれピンクと黄色であった。センパイ、さすがです! と思いながら、何度かドリンクバーと席を往復した。店内は僕が知る限り最大規模のロイヤルホストで、もはや、シン・ロイヤルホストだった。燦々と降り注ぐ外からの日差しに、心穏やかなオタクたちの囁きが満ち溢れる店内に、大変幸せな気持ちになった。僕はコーヒーを注ぎながら、推しのグッズをたくさん身につけ、キング・オブ・ファミレス、シン・ロイホのシン・スタッフ達がキビキビと働いている。客のテーブルの下に置かれたバッグからTrySailのライトセイバーが溢れてる人が見えたりして、「ここのひと、みんな、TrySailが大好きなんやぁ〜」って気持ちになれて良かった。もちろん、全員が全員ではないけど。とりわけ隣の隣の席では設計事務所の女性従業員二人をランチに連れてきたっぽいおっさんが、席で携帯で大声で通話していて「ひだきゅぅ〜!」って思った。あと、二億年ぶりにロイヤルホストのポテトフライを食べた。ポテトフライ、と注文すると、フライドポテトですね、と訂正されるのが常であったが、それは秋葉原店のみの事である事がわかった。旗艦店だけに、ホスピタリティが違うんだね(旗艦店か否かすら定かではないのに一方的に決めつけるパテーン)

関係ないけど、ロイホはココアが美味しいので、ぜひ飲んでいただきたい。

会場に向かって、その巨大さにザンクと二人でビビった。トウキョウ、トチ、イッパイアンジャン、アゼルバイジャンって思った。武蔵野ォォ! とても白い建物とその周辺であったと記憶しているが、もはや定かではない。何となく浮かれてしまって、CDや物販のところで夏川椎菜別名ナンスちゃんのCDとBDを買ってしまった。青き民なのに! 天ちゃんのは、だいたいみんな買ってしまったから! ごめんね天ちゃん! 違うんだこれは! そんなんじゃないんだ! でも! でも!! って謝りながら購入した。すこし興奮した。ナンスちゃんのを買った特典は、なんか、クリアファイルの片面だけというやつで、紙を収納する為のものでもなく、久々「これは一体……」と途方に暮れたりした。いいんだよ! 欲しかったからCDもBDも! ザンクさんに聞いたら「どっかに張るんじゃない?」って言ってたので、どこかに張るやつだ。※夏川椎菜とは、TrySailを構成する女性の一人で、オタクが好む全てのポイントを兼ね備えたかわいい女の子の事です。特に眼鏡を掛けると殺傷力が高い。天ちゃんをM4としたら、AK74u、などとCod4に登場する銃で例えてみました。

そしてライブ会場に入場である。この瞬間が一番テンションあがる。我々は横の繋がりがないし、熱心に席についてああだこうだとポリシーがある訳でもないので、会場に入って、席割りを見る瞬間がエクスタシー、いっそエクスタシーなのだ! かろうじて、Aゾーンはハズレじゃない、というツイットを見ていたので、どうかと席次を見てみると、果たして後部であった。

「嗚呼……」

と落胆する我々。
しかし、ハズレじゃない、というツイットだけを信じて座席に向かうのであった。そのハズレじゃない、という理由はすぐに判明する。って言っても、開演は十五時から五分か十分くらい遅れた。僕が見たかぎり、正面ステージ向かって左の二階席中央に招待席?のような区域があって、そこに黒服の人がアテンドをして、上流階級のような人びとを席に座らせた後、ようやく開演!となったので、恐らくあそこには、LAWSONの偉い人、武蔵野市の市長、隣のロイヤルホストのシェフ、久夛良木氏(前SONY会長)などが招待されていたのではないかと推測した次第。そうしたVIPが遅れたから開演が遅れたのではなかろうか? と、高野ザンクに言ったところ、「LAWSON……」と呟いたまま遠い目をしたのであった。しかしロイホのシェフが招待されていたのであっては、多少の開演時間の遅れもやむを得ない、といったところか。ロイホのシェフはまじ凄いから。一応言っておくと、全部妄想なので、正解は知らんよ?(責任逃れ)

で、ハズレじゃないの理由は、僕の数列超えた目の前に、一昔前の旅客機の昇降機(階段式の車)的なゴンドラが設置されていて、何だろう?と思っていたら、暗くなってからそそくさと普通に通路を歩いてそれに登っていく人影が……そう、それは雨宮天別名天ちゃんであったのだ! からの、Chiplogが爆音で……っていうか、ほとんど曲覚えてなかったんで、今ネットで調べたんですけど。チップログだったんですね、最初。あまりに近い場所に突然推しが現れたものだから、記憶が飛んでいました。確かに、出港だ、ゆうてはりましたような気もします。アイアイサーっつって。ね。びっくりした! というのも、いつも正面大ステージで三人登場! が習わしだったのに、今回は通路スタートですよ。通路スタートってどう言うことかというと、最前以外の人たちが、もっとも三人を近く感じられる! という事なのです! A ZONEははずれじゃないよって、誰かが言ってくれていましたけど、よーく分かりました。本当に、そう。いきなり天ちゃんが目の前に来るとは思わないじゃないですか。ぬあっふ!って、息吐いちゃいましたよね。ここでなけなしの知識を披露しますと、天ちゃんは高いところが苦手なんですのに(なんですのに?)、手押しのグラグラする高いゴンドラに乗って歌っております訳ですよ。感動しますよね、普通に。民的に、高ブレッシングですわ。本当にありがとうございます、ゆうて。もっとずーっと高いところから、見下していただいて全然大丈夫なんで、本当に、ありがとうございます、なんで、っていう、感謝、以外の気持ちが、オタクが「ありがとォォー!」って大声で叫ぶ気持ちが、本当に痛いほどよくわかりました。その後も怒涛の神セトリで、セトリとかあんまり気にしない勢筆頭この私でさえも、ヘブン状態にならざるを得ない素晴らしいライブが繰り広げられていった訳でございます。セトリを開陳してひとつひとつ丁寧に、という訳にはいきませんが、本当に楽しかった! としか言いようがない。特に、ソロコーナーのピンキーフックは、もちょが近くのステージ(そう、ステージは二箇所もあったのです!)に現れて、あの印象的なイントロが流れた瞬間には、ほぼ逝きかけましたね(経験談) あの曲は確かに名曲ですけれども、発表された当時、まさかこれほどまでにライブ映えする曲である事を、ほとんどの人が知らなかったのではなかろうか? 生演奏もえがっだですが、カラオケVerでもすっごい盛り上がりました。サビらへんでは掲げるサイリウムを横に持つんですが、オタクたちみんな小指立ててんの。ちょっと泣きそうになっちゃった。小指立てながら泣きそうになるってお洒落ですわ〜。もちょQも、もちょQでしたが、ソロライブの時に比べると、やや控えめであったかも知れません。惜しむらくは、天ちゃんがあんまりこっちに来なかったな〜っていうくらい。ナンスちゃんとか、もちょは遠くから徐々にこちらに近づいて来るという、拡大してくる様を楽しむ事ができたんですけど、天ちゃんはあっちばっかりだった。あっちばっか行って、さみしかった(子供か)ナンスちゃんの肩がオフショルダーで、セクスィ〜でした。推しによるナンスちゃんの肩を評して「サンドイッチでいうところの具」発言は、なかなかの高得点でした。大人スルーするナンスちゃんを含めて、そっか、みんな大人になったんだなって、おじさんは思いました。でも、僕だけがずっと子供のまま取り残されているような気がする。推しは赤ちゃんのままだが。

そういうLiveで、史上最高に楽しかった。あの曲が、この曲が、とかじゃなくて、終わった後しばらくボーッとしてしまうような会場の一体感が素晴らしかった。みんな声を出さないけど、ホントだよとか、サンセットカンフーとか、ハイフリとかで合いの手を入れているのが聞こえたような気がした。コロナ禍で声出しができないライブが開催されるようになって、寂しい気がしていた。やっぱりオタクの声援あってのライブだろうと思っていた。僕は声をあんまり出さない方面の者なので、声出し禁止は影響はなかったけど。でも、今回のライブは、観客が声を出さないけどみんなの声が聴こえる、という、たびたびラジオなどで綺麗事で済まされそうな推し達の発言が「本当だったんや!」と実体験として感じられた貴重な機会となった。もしかしたらこの先一生声出し禁止ライブは開催されないかも知れないけど、その前に「みんなのこえ」が確かに聞こえたコロナ禍のライブとして記憶に残るものとなった。ライブへ行って大声を出すという人は大勢いるけれど、やはり恥ずかしいとか、何らかの理由で出さない人もいるのだろう。コロナ禍における、ライブで声出し禁止という縛りでもって、初めてみんなの声援が一つになったような気がした。素晴らしい体験だった。

そういう素敵体験をした後は、炭酸をぐびっといくのが当然であり、義務であり、自然であり、仕組まれた運命でもあった。開演が15時(十分くらいシェフ待ちで遅れたけど)だったので、飲み始めるには少し早いくらいの時間で最高でした。15時開演、最高ー!!! 場所は新宿の目あての店が予約のみであったため、いつもの焼き鳥センターへと小生達は吸い込まれたのであった。良い心地のまま飲むルービーは実にたまらんのです。たまに「えがっだ」「すごく良かった」と言い合いながら、あれが良かった、そこが良かったなど、そいつらをつまみにぐびっと飲むだけで二億杯はいけそうだったが、次の日は仕事だったのでちゃんと終電で間に合うように五回乗り継いで帰った。なんと、一日で十回乗り継いだ事になる。地元についてからコンビニで高いビールとカレーパンも買って食べた。少しでもいい気分の一日を伸ばしたくて。そうして、楽しいライブへ行った一日は終わったのでした。今後は声出しライブに切り替わるようなので、それはそれで楽しみです! 人生で一回、思いっきり「もちょありがとうー!」って本人に向けて叫んでみたかったんだよなぁ!!! 

焼鳥センターにて

2月の読書感想ツイキャス米澤穂信著『儚い羊たちの祝宴』および一時休止について

2月のザンクとルーペの読書感想文第30回は米澤穂信著『儚い羊たちの祝宴』でした。リンクはまとめて最後に。そして突然ではありますが、読書感想ツイキャスは三十回を節目に、一度おやすみする事と相なりました。きっかけは、僕が創作をする為のネタノートをツイキャス用読書感想ノートとして使っていたのだけど、ほぼ全てのページが読書感想で埋まっていてショックを受けたからです。創作を志す者が、他人が書いた小説の感想でノートのほとんどを埋めている、というのは、人によっては(勉強として)アリなんだろうけど、僕としてはそれで一定の満足感を得てしまっているような気もしていて、これはイカンと思ったのでした。あと、話をする、という行為も僕にとってはとても難しい事である、という事が分かってきたので、ザンクさんにお願いをしてとりあえず一旦おやすみでござる。毎月小説を読んで自分なりに理解をして、人に話せるように腹に落として……というのを毎月三十回繰り返したのはとても糧になったような気がする。こうした機会をくれた高野ザンクさんには感謝以外の言葉がない。人に話せない事、という事こそがシン・感想であるとも言えなくもないし、人に話せない感想というのは、言葉に出来ないからという理由である場合「そこが一番大事〜」な可能性であるのにも関わらず、「話す」という行為によって固定されてしまった結果、多かれ少なかれ公的にはそれがなかった事になってしまって、あったものが無かったものとされた僕の奥に留まった日の当たらない場所に取り残されたシン・感想は果たしてどのような形をとっていくのかというと、未だ分からないのであった。も、もしかして言葉として口に出来ることは、言いたいことの三分の一にも満たない、という事が言いたいのかもシャムシェード。古の歌で歌われておったね! なんだかとっても恥ずかしい! というツイキャスの録音。

とても面白かった! 頭がいい人が書いた、頭のいい人の為のミステリー小説(よく分からなかった人は恥ずかしがらずにネットで感想を調べようね!)という、とりあえず一旦最後に相応しい感想を述べさせていただいた。

アフタートークは前段で鬼語ったTrySailの LIVEについての感想です。


今回のまとめはあまりにライブの感想が強過ぎて、ほとんどそれだけになってしまった。でもまあ、そういうのもたまにはいいんじゃなかろうか? って事で、三月も頑張って、花粉に負けずに生きていきましょう! 頑張るぞ〜! OH〜!

江戸川台ルーペ

べ、別にお金なんかいらないんだからね!