気づいた時がチャンス
はじめての仕事は、半世紀も前になります。
短大卒の私の選択肢は、生きる糧を得るための資格と
結婚を見据えた評判でした。
県立短大の幼児教育学科を選んだ時点で
本音よりは、建前重視でした。
感情は、意志の力でコントロールできると信じていました。
私の選んだ職業は、幼稚園の先生です。
好きか嫌いと問われれば、あまり好きではなかったかもしれません。
向いてるところも、向いてないところもありました。
この仕事を選んでいちばんよかったことは、
乳幼児心理を学ぶことができたことです。
人からどう見られるかばかり考えて
自分が好きなことや
やりたいことを大切にしない生き方は
間違っていると気づきました。
30歳の私は、もはや手遅れと思いました。
幼児期の育てられ方が間違っていたと親を責めても
今更生まれ直すこともできません。
退職して、独学で心理学を学び
結婚し、子育てをしながら
インターネットを使って学びました。
65歳の時に、公認心理師の国家資格ができました。
カウンセラーとしての実績から現任者コースで合格。
70歳の私は、好きな仕事に就き
やりたいことをしている幸せを感じています。
人生をやり直すのに、遅いことはありません。
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