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『断捨離』がやっと少し進みました!きっかけはお鍋です!

皆様、断捨離はお済みでしょうか?
私、とうとうできました!やっと少しできました!!!
まだお済みでない方はぜひぜひご一緒に!

『断捨離』って単に片付けというのではなく、自分と向き合うことだというの、本当だと思います。でも、できない自分とばかり向き合うのはかなりしんどくて・・・
私、本当に出来なかったんです。やろうとするけれども、こんがらがってくじけてしまって・・何で私は出来ないんだろう・・・それで何度も落ち込みました。

それがほんの少し出来たんです!まだ完成には程遠いのですが、たった一ヶ所出来ただけで、なんかすごく楽しいんです♪
ほんの一ヶ所ですが、劇的に変わってみて「すごい!ああ、これが家全部できたら、きっとものすごいことになる!人生が劇的に変わるって本当なのかも!?」とワクワクしてきました。

今までなかなか取り組めなかった方、途中で諦めた方、やればいいってわかっているけど出来なくて自己嫌悪になっている方、ぜひ、一緒にもう一度トライしてみませんか?
今回できたのは、キッチンです。変わったきっかけなどについても、順を追ってお話ししてみたいと思います。長くなりますが、よかったらお付き合いくださいませ。

「断捨離について、これだけ情報が溢れていて、やり方もわかっているのに、出来ないなんて・・・」そう思っているのなら、それはちょっとしたきっかけで扉が開く合図です!なあんちゃって。
私、浮かれています。それくらい、出来ないと思っていたことができるかもしれないと思ってワクワクしています!自分の殻を破りたい!やろう!やりましょう!
3月末までには家全部を断捨離し終えて、みんなでピカピカの4月、新年度を迎えましょう!

BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
私はTverで見ています。分かりやすく、またその変わる様子が感動ものです!
やっぱり断捨離、諦めたくないです!

https://www.bs-asahi.co.jp/danshari


私は恥ずかしながら、幼い頃から片付けが苦手でした。
洋裁や編み物をするようになってからも、作る物を決めてから材料を買うのではなく、材料屋さんでまず欲しい材料を買い集めるというスタイルで、使う当てもないのについ買ってしまう・・・でも、手に入ると今度は切り刻むのが忍びなく・・・買っては眺めての繰り返し。

ただでさえ片付けが苦手なのに、材料という要素が加わって、とんでもないことになりました。思いきってベッドを処分したり、収納ケースを増やしたり。でも材料を切り刻むのがもったいなくて、作ることはできず・・
やっと作っても、今度は端切れが捨てられず・・・実家に住んでいる時には、独立して家を出た兄の部屋にまでじわじわと侵食して、物が増えていきました。

結婚して社宅に入ると、どうしても限りがある空間で・・そこで私は収納術なるものにハマってしまいました。すのこラック、作りましたよ!「テレビで見るけど、本当に作った人、初めて見た!」と言われ、得意顔でした。(多分、ほめられてはいなかったですよね・・)

そして材料がビーズになると、今度は小さいので安心して買いためることができました。でも、今までの材料を処分したわけではないので、どんなに小さくても量はプラスされていきます。また、ビーズは作って減る分量も小さい・・差し引き、大幅な増加となってしまい、これに関しては今も増殖しています。
そして子供の様々なもの・・・もう、増えていく要素しかありませんでした。

イメージトレーニングの友達が来た時に、「あんな、中身が詰まってふくらんで、持ち手を結んだスーパーの袋がたくさん見えるわ。ほんでな、その中に片方だけの靴下がパンパンなんやわ~」と、押し入れに詰め込んだあれこれを言い当てられてしまいました。
後日、水の空き箱に入れ直して玄関口の部屋の前に積み上げて、布を吊り下げて仕切りで目隠しをしました。するとまた彼女が玄関に立った時、「あんな、箱が積み上がっとるわ。これ何~?」と、布の向こうに隠してあったあれこれを言い当てられました・・・イャァァァァァ・・・!!


精神世界で「外側は内面の現れ」といいます。つまりは部屋がちらかっているというのは、心が乱れているからだというのです。『片付けが人生を変える』というようなご本をいくつも目にしました。

いやいや、スピリチュアル抜きで、ただ人の営みとして「やっぱり、そうだよね、片付けないと・・」と思いつつ、なかなか実行できず・・・

引っ越しでかなり処分することになり、強制的にちょっと身軽になりました。スッキリはしたけれど、自分の無駄遣いを目の当たりにして申し訳なかったです・・・
次の家では体調が悪いこともあり、ただただ日々を過ごしていました。
そして、今の家です。同居ということもあって、一戸建ての賃貸です。だいぶん減らせましたが、まだ雑然としています。

十数年前、「断捨離」というご本に出会いました。なんかとても印象に残る音のゴロですね。次第に広まって、考え方ややり方などは自然とわかってきました。
『断捨離』したいと思いつつ、何度も失敗して、「私には無理だ」「老後、夫婦二人になってから」と、しばらく見ないふりをしていました。
でもずっと、ずっと、心の中に重しとなって、自己嫌悪、罪悪感、をこじらせていきました。

3年前くらいから『ウチ、断捨離しました!』という番組を見るようになって、よそのご家庭が断捨離によって劇的に変わっていく様を目の当たりにしました。本当に感動ものです。
断捨離は、お金もかからない、道具もいらない。今必要のないものを手放すだけ。これだけで人生が劇的に好転するなら、やればいいじゃん!
そう自分を奮い起たせてやってはみるんですが、いつも進まなくてくじけてしまうのが常でした。

ところが、あることに気づきました。実は子供も片付けが苦手で、あまりにひどい有り様だったので、ある時子供の部屋を片付けて、配置替えしてみました。すると、数時間で出来てしまいました。
あれ?私、片付けが苦手なわけではないのかも・・
私に関係のないものであれば、すっすっと整理できるのです。これが分かった時、すごくホッとしました。
片付けが出来ないわけではない。でも、自分の物に関しては、途端にフリーズしてしまう。ややこしい・・

これがきっと精神世界で言う『自分の内側の現れ』なのだと実感しました。
自分の中の執着や後悔、常識・・・そんなこんなで現在の状況が出来上がっているわけです。だから今持っている物に向き合うというのは、それを持っている経緯や理由に、つまりは過去の自分に向き合わなくてはならないのです。
そしてそれを手放すかどうかは「それを気に入っているのか」「今使っているのか」「これからどうしていきたいのか」という現在と未来になります。
だから断捨離をするには、物を通じて自分と向き合うことになる。
目の前に証拠(物)があるので、言い逃れのしようがありませんもんね・・

「ウチ、断捨離しました!」では、本当に劇的に変わるんですよね。
初めにやましたひでこさんが問題を見抜いて、アドバイスやレッスンをしてくださって、一ヶ月の間に相談者の方がご自身で向き合って奮闘される姿は本当に感動的です。いつの間にか埋もれていた自分を見つけるといった感じです。ぜひ、ご覧になってくださいませ!Tverでも!

 

でも、番組で劇的に変われる方々を見て感動する一方で、一向に変われない自分を見るにつけて、ちょっと諦めムードでした。
やっているつもりなのに、出来ていない。多少物が減っても、何も変わった感じがしない・・
それでも不要なものはだいぶん減らせましたが、『断捨離』のような劇的な変化はなかなか訪れず・・・


そんな時、前回ご紹介した並木良和さんの『最適化の世界』を読みました。多くの方々に知ってほしい!と思うほど感動しました。自分の住みたい家について考えながら、三度目に読み返した時に、ふとイメージが湧きました。

『最適化の世界』の中で、こうあります。

「○○が欲しい」「○○になりたい」なんて願わなくても、あなたに最適なものが、最適なタイミングであなたに届けられるのです。

『最適化の世界』並木良和著 きずな出版

この本で説明されている最適化のイメージが、まるで昔遊んだ兄のロボットのおもちゃのようでした。そのロボットは手や足、頭がバラバラになって、磁石で合体するのです。アニメでもありますね。バラバラのパーツがボディーに引き寄せられて集まっていく様子が「最適なことが次々と向こうから自分の方へと集まってくる」ように思えました。
それは今はまだ足りないパーツが集まって完成されるという感じ。
次々と最適なことが集まって、本来の全体像が完成する。
並木さんも並木チャンネルで「それが本来自然な事なんです。」とおっしゃっていました。本を読む前にはピンときませんでしたが、このおもちゃのイメージが浮かんで、なんだかわかった気がしました。

私は「自分」と言う時、文字通り自分だけでした。この体と心。
でも、全体像を「自分」とする。
つまり、「物も含めて自分である」とすると、それは洋服や、車、住まい、等々自分の身の回りの物も含むということ。
「物」と言いましたが、地域や人間関係、生活全般にも及んでくるようです。こうなると、自分というか、自分の世界観というか。
(「世界観」のちゃんとした意味とは違うのですが、こうありたい、こう暮らしたいというイメージのことです。)

「こうなりたい」って、こういうことだったのか・・・!

この「世界観」という言葉が何気なく自分の口から出てきた時に、何かをつかんだ気がしました!。私の世界観が現れる!
着るものにも、食器にも、住まいにも・・・!
そう感じた時に、自分を取り巻く違和感に気づけるようになりました。
目からうろこです!!!なんか、一皮むけた感覚です!

そして本当に何かつかめたのかどうか、次の日に食器棚を片付けてみました。手順は何度もテレビで拝見している断捨離のやり方です。
まず棚から全部出して、広げてみました。そして、いるものだけを厳選して、後は処分する。そしているものを棚に並べていきます。
できました!!本当に全く違う!こんなに変わるんですね。
引き出しを開ける度になんだか楽しくなります。
感激!えー!できた!!めっちゃ不思議な感覚です。
できたら絶対にわかる!

そこで、思い切ってコンロ回りにも取り掛かりました。
私は祖母が買って使わないままだった鍋セットを、嫁入り道具として20数年使ってきました。大きくて分厚いのでとても重くて、近頃2回落としてしまい、そろそろ取り換えようと、ちょっと前にカタログギフトで日本製の鍋セットを頼んでいました。単に「日本製」だったからです。

届いてみてびっくり仰天!本当にコンパクト!取っ手のつかないタイプでした。いえ、カタログで見て知っておりましたが、実物を見るのは初めてで、何ともコンパクト!うっそ~!本当に驚きました。
4つの鍋に対して蓋と取っ手は共用。4つの鍋は取っ手がついていないので、入れ子式になっています。箱から取り出して入れてみると、なんと食器棚に収まりました・・・!キツネにつままれたようでした。
食器棚に鍋が・・・!!重たくてかさばる鍋セットを、祖母の形見だからと言う理由で何も考えずに使ってきた私にとってはものすごい衝撃でした。これで本当に手放す決心がつきました。

これが今回皆様にぜひともご紹介させていただきたい、「買ってよかったもの」です!
『燕三  ハンドル着脱式鍋4点セット』
匠弥(たくみや)ハンドル着脱式鍋セット | 和平フレイズ株式会社 (wahei.co.jp)

   

食器棚に収まってしまい、感激しました!



和平フレイズの「フレイズ」は、「フレッシュデイズ(新鮮な毎日を)」の造語だそうです。とっても素敵ですね!
私も食器棚から出し入れする度に、「食器棚にお鍋が入るなんて!」と、なんだかウキウキしてしまいます!お鍋を取り換えただけなのですが、きっと私の固定観念が取り払われたんですね。おかげさまで11年目のキッチンにもかかわらず、とてもフレッシュな気持ちで過ごしております。

これこれ!これです!番組内での劇的な変化と同じです!
今までの私にこびりついていた常識や思い込み、執着が払拭されてこそ、断捨離なんだと実感しました。変な言い方ですが、若返った気分です。
それは単にモノが減るだけではなく、感覚が変わり、生活が変わる!
だから人生が変わる!きっと、新たな可能性が広がるので、若かった頃の感覚に近くなるのかもしれません。ものすごい仕組みなんですね!
まだたった一か所ですが、これを家中に広げていけばいいんだとわかりました。わー!すっきりしました!

断捨離、ミニマリスト、ライフスタイル、空間を創る、丁寧に暮らす・・・色んな方々が本や動画やお話で惜しみなく教えてくださるのですが、今までなかなかできなくて。
「だって片付けが苦手だから」と開き直ったり、不要な物を捨てることさえできないことに落ち込んだりしていましたが、捉え違いでした。
日本語なので意味はわかりますが、感覚的に全く分かっていなかったのでした・・私の場合は「世界観」という言葉が突破口になりました。
大げさな言葉ですが、自分にとっては一番わかりやすかったのです。

やりたいのになかなかできないという方も、きっと私と同じ方がいらっしゃると思います。なんだかピンと来ずにこんがらがっているだけなら、何か突破口が見つかったあとは案外スムーズです!

そしてもし私と同じなら、かなり頑固でちょっと偏屈かもしれません。
「私、自分が自分で自覚している以上にかなり頑固で偏屈かも!?」って気づいたのはここ数年です・・・自分で気づいてしまうと、周りの方々がどれだけ温かく見守ってくださっていたのかがわかって、本当に申し訳なくもあり、ありがたくもあり、大感謝です!また、物やそれにまつわる思い出やもろもろにも感謝ですね。感謝しつつ、手放します。脱皮!

思い込みや捉え違いが無くなって、ようやく素直に断捨離に取り組めるようになりました。この調子で進めていって、3月末までには家全体を断捨離して、ピカピカの4月を迎えたいと思います!

長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました。













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