COTAN IT コンサルティング

札幌在住(夕張市生まれ) 元NTT研究開発部門 高度情報処理資格保有 教育機会に恵まれ…

COTAN IT コンサルティング

札幌在住(夕張市生まれ) 元NTT研究開発部門 高度情報処理資格保有 教育機会に恵まれない人たちへこれまでの経験を還元したい

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COTAN について

正式名称COTAN IT コンサルティング サービス ロゴマークは頭文字の「C」をデザインしたもので よく見ると「みんなの輪」になります。 COTANはアイヌ語で村とか集落という意味で ベンガル語ではグラミンといい マイクロクレジットで有名なグラミン銀行の名にもなっています。 COTANはグラミン銀行と同じ「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会」を目指し命名しました。 活動内容ここ(no+e)では、主に IT系のスキルアップを目指す方々への支援を中心に活動してゆ

    • 5-6 業務編:なぜなぜ分析(応用)

      効率的で効果的な「なぜなぜ分析」のための心得心得1 真因と根本原因は全く別物と心得よ 解説 真因は今の問題を解決するために 調査によるデータを元にして事実関係で因果(原因と結果)を分析する 根本原因は将来の問題を解決するために 管理機構、環境の不備を分析する 心得2 真因は対策で解決できるかで判断せよ 解説 解決できなければまだ真因ではない 心得3 原因と理由を区別せよ 解説 原因には対策を打てるが 理由には対策は打てない 心得4 「考える」から「選択」へ思考を

      • 1-5 最初に覚える表示形式

        EXCELで作業するときに最初に覚えること それは表示形式 表示形式とは主に数字の持つ意味に合わせて 表示をアレンジする機能です。 たとえば 0.12 を 12% と表記したり 12345 を 12,345 12345 を 12,345円 や ¥12,345 などに表記するときのルールで 入力されている実際の数字は変えずに 表示だけを表記したい意味に応じてアレンジする 便利な機能です。 実際の例を見てみましょう。 ここに入力されている値は全て同じですが このように様々

        • 5-5 IT開発向け「なぜなぜ分析」(実践)

          入門編のおさらい入門編ではなぜなぜ分析の目的や手順、用語の定義を行いました。 実践編では分析を行う上での定石や注意事項を解説して行きます。 一番注意することなぜなぜ分析で、特に見られる悪い例は 無理に要因を発散して収拾がつかなくなる ことです。 後述のように、因果関係と原因、理由の違いを意識して なるべくシンプルに「枝葉」ではなく「根」を見つけるようにしてください。 本当のなぜなぜは根本原因からIT系に限ったことではないですが 「真因」を見つけるときに、連鎖の関係が複雑で

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        • 業務編
          5本
        • Excel 操作編
          6本
        • プログラミング
          9本
        • Excel VBA編
          2本
        • WEB開発
          1本
        • 職員室
          3本

        記事

          3-4 IT開発向け「なぜなぜ分析」(入門)

          なぜなぜ分析 とは目的 なぜなぜ分析は 発生した問題を分析して再発を防止することを目的としています。 特徴 もともとはトヨタが考えた品質管理の手法で 問題が発生した根本原因を「なぜなぜ」と問いかけて追究し 対処療法ではなく、「再発防止まで考えた対策」を導く手法です。 本記事の構成ベースとしている考えかた なぜなぜ分析の手法には様々な考え方がありますが 本記事では主にTQM 総合品質管理をベースにして IT系開発の特性に合わせて独自に構成しています。 IT系の「なぜ

          3-4 IT開発向け「なぜなぜ分析」(入門)

          2-3 ファイル名のつけ方

          ファイル名に日付やバージョン番号 だめ!ファイル名が変わると効率的に履歴管理ができなくなります。 Gitなどのバージョン管理ツールを使えば 過去の履歴からも検索でるようになります。 属性で識別する方法

          2-3 ファイル名のつけ方

          2-4 便利技その1

          ステータスバーに 簡易的に計算値を表示する選択されているセル範囲の合計や平均などの計算値が表示されます。 いちいち計算式を入れなくても、素早く、値を確認できますね。 ステータスバーエリアで右クリックし 表示したい項目をチェック

          2-5 QC(品質管理)とパレート図

          QC(Quality Control)活動とは小集団で現場に身近な小さな課題を見つけ、解決し それが、積み重なって大きな改善につなげる仕組みです。 活動の流れ課題の選定 現状把握 目標の設定 要因分析 対策の立案・実施 効果の確認 歯止め 展開 PDCA パレート図パレート図はこのQC活動の 2.現状把握 3.目標の設定 で使用します。 目的と目標ところで、目的と目標の違いって何でしょう? 簡単に言うと 目的は方向で 目標は量 つまり、目的と目標は 方向

          2-5 QC(品質管理)とパレート図

          1-5 プログラマーに向いている人

          プログラミング 好き嫌いがはっきり分かれる仕事です。 自分の経験からプログラマーに向いてそうなタイプを分析してみました。 タイプ1:数学の公式を暗記できない人 暗記ではなく理屈で覚えようとする人 理屈、つまり小さな記憶を紡いで回答へ導くことができる人 プログラミングには非常に多くの要素が必要です。 人間の記憶量では到底かなわないほどのことを要求されます。 そのためには、小さな記憶を頼りに、検索や辞書などから必要な情報を見つける能力が重要になってきます。 それを理解

          1-5 プログラマーに向いている人

          3-5 プログラムをちょっとだけ熱く語る

          プログラムは哲学だ!哲学の話は別の機会に譲るとして たくさんあるプログラミングの種類を 哲学的に体系化してみます。 基本部分はみな同じ体系化するときに大きな区切りとして 大体のプログラミング言語に共通する部分と それぞれに個性的な部分に分けて考えてみます。 共通部分処理とデータとロジック プログラムを構成する要素は大雑把にこの3つに分類できます 処理はデータを加工するもので ロジックは、分岐したり、繰り返したりするものです。 これらは、それぞれの言語で表現方法は多少違

          3-5 プログラムをちょっとだけ熱く語る

          3-2 AIはプログラミングじゃない?

          AIそのものを開発(プログラミング)することは そもそもほとんどする必要も機会もありません。 AIはプログラミングの中で利用するものなので 「機械学習」、「ベイズ統計」、「深層学習」とか 知っててもあまり役に立たないし、その技術を使う機会は本当に特殊な時だけでしょう。 では、使うことを意識したプログラミングのさわりを 簡単な概念的なサンプル # OpenCVをインポートimport cv2 as cv# 学習済みモデルの読み込みcascade = cv.Cascade

          3-2 AIはプログラミングじゃない?

          2-10 テーブルを使おう!!

          テーブルを使うと 式が便利になります。 例えば SUM関数にテーブルを使用すると 便利1 データが増えても、減っても、数式は変えずに済みます。 便利2 式の内容がわかりやすくなります。 =SUM(F3:F200)  より =SUM(テーブル[人口]) のほうが何をSUMしてるかがわかりやすいですよね! 便利3 位置が変わっても数式は変えずに済みます。 便利4 セルを選ぶときに候補が出ます 便利5 列名が変わっても数式は自動で変わるので修正不要!

          2-10 テーブルを使おう!!

          2-4 入力規則にテーブルを使うと

          動的な入力規則ができます!普通の入力規則入力規則を増やすと 入力規則は変わらない! テーブルの入力規則入力規則を増やすと 自動的に反映されます!

          2-4 入力規則にテーブルを使うと

          1-100 Excel絶対守ってほしいこと!

          それは 必ず データとビューは分けてください! 悪い例 これが、データとビューが混じった悪い例です。 どこが悪いのか この例ではビューとしては問題ないですが、これをデータとしていろいろな分析に使うことは、かなり難しくなります。 ビューとは この例のように、すでに加工された状態の表になります。 データとは ビューにするための加工前の生データです。 ビューは見る人によって 見たいところはその人によって違うので 見る人が自由に加工できるように、生データも添えて

          1-100 Excel絶対守ってほしいこと!

          3-4 初めてのWEB開発

          まず WEB画面のイメージをつかみましょう Chromeの開発者ツールで遊ぶChromeの開発者ツールを起動 画面の例えば下のページ(https://note.com/cotan_it_consul/)のロゴマークの上で右クリックし 「検証」をクリックします。 HTMLとCSS情報を表示 すると右側にページのHTMLとCSSなどの情報が表示され 適当なところへマウスを運ぶとその要素が選択されます。 下半分はCSSという要素の大きさや位置、色などを指定する命令が表示さ

          3-3 マクロの記録デバッグ

          前回の続きデバッグデバッグをクリックしてみましょう Sheets("Sheet2").Select でエラーとなっています。 この命令は 「Sheet2」という名前のシートをSelect(選択)しようとする命令です。 が、これができないと言っています。 エラーの意味 エラーメッセージ「インデックスが有効範囲にありません」の意味は Sheets("Sheet2").Select で、カッコ内の値(この場合「Sheet2」というシート名を示す)がインデックスに相当し、 エ

          3-3 マクロの記録デバッグ