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地域と農の勉強帳

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地域と農のデザイナーが、個人的な勉強資料を共有しています。 ※このマガジンの記事は、資料から得られる情報をもとに”独自解釈”で内容をまとめられています。正確な情報は必ず各リンク先… もっと読む
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記事一覧

デザイナーによる「地域と農の勉強帳」今年読まれたランキングBEST10

こんにちは、地域と農のブランディングデザイナーでキャリアコンサルタントのコトリコ江藤です。 2023年も残り少なくなりました。今年は挑戦の機会にたくさん恵まれた1年でした。本当にありがとうございました。 そして、このnoteもまさに挑戦のひとつ。 始めたのは2022年5月でしたが、今年から興味のある内容をマガジン「地域と農の勉強帳」としてまとめ始め、気づけば18本となりました。 その中から、今年読まれたベスト10をランキングにまとめてみました。 一言で言うと「連携!イノベ

来秋、フリーランスのための新しい法律施行。サステナブルな取引を実現しよう

フリーランスと業務委託事業者の、取引適正化のために。 こんにちは、地域と農のブランディングデザイナー兼キャリアコンサルタントのコトリコ江藤です。 突然ですが、国内には今 フリーランスはどのくらいいると思いますか? 答えは「257万人」です。 (引用:総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」内「フリーランスの本業・副業の別 別フリーランスの数及び 有業者に占める割合(2022年)」) これからも増加を辿るフリーランス。 フリーランスも国の労働力として、ちゃんと守ろう!

東京都瑞穂町農家さん、かっこいいネーミングにカテゴリ分けされる【都市農業】

こんにちは、 東京都は横田基地のある「瑞穂町」出身の 地域と農業のブランディングデザイナー江藤梢です。 最近こんな動画を上げたので良かったら見てね。 さて、最近ふと 「これから町の農業ってどうなっていくんだろう?」 と気になりました。 タイトルの通りなのですけれど、さっそく調べてみたら誰かに伝えずにはいられなくなってしまったので、久々にnoteを書いてみました。 町農家さん、7つに分けられる これが最新の、これからの瑞穂町の農家さんだそうです。 まさかの全部英語…!

日本で暮らす外国人との共生、まずは「Googleレンズ」と「やさしい日本語」で歩み寄りたい

あなたの周りに外国人の方はいますか? 最近ようやくインバウンド需要も復活し始め、街が賑やかになってきたのを感じますよね。そんな中、最近の都市部の店舗では外国語で接客できる日本人スタッフさんの存在が当たり前になりつつあるのを感じることができます。 またここ数年は、国内の特に飲食店や工事現場などで外国人の方が働く姿を以前より多く目にするようになりました。日本の環境や文化、治安の良さなどを理由に、働く場所として日本を選ぶ外国人の方が増えているようです。 それに比例して「多文化

キャリコンは仕事のモヤモヤ相談窓口

約90%が、\役に立った!/みなさまは、「キャリアコンサルタント」をご存知ですか? キャリアコンサルタントは、 仕事にまつわるあらゆる悩みやモヤモヤを 相談できる国家資格者です。 でも実は 約90%が国家資格だと知らなくて、 約65%が存在自体を知らない、 とてもニッチな資格です。 しかしながら、 相談した人の約90%が 「役に立った!」と回答する 満足度の高い資格でもあります。 80%以上のキャリアコンサルタントは普段、 主に企業内や学校内、ハローワークなどに在籍し

日本は、治療しながら働く人だらけ

クイズです。 日本で何らかの疾患を抱えながら働く人は、”何人に1人”でしょう? 答えは”3人に1人”です。 (厚労省の広報誌「厚生労働」より) 「そんなにいるの!」と驚いたでしょうか。 (私は驚きました) 3人に1人もいるのであれば、 もしかしたら自分の周りの人や バリバリ働く尊敬する上司、 元気なクライアントさん、 電車で隣になった見知らぬ人も… 人知れず何らかの疾患を抱えながら 働いているかもしれません。 さらに、自分もその「1人」に なってしまったら…。 そ

わたしたちの仕事を守ってくれる「下請法」

こんにちは、地域と農業のブランディングデザイナーの株式会社コトリコ江藤です。今回は、わたしたちの利益と情熱を守ってくれる下請法についてまとめました。 「よく聞くけどどんなだっけ?」 「自分も当てはまる?」 「すでに顧客からキビシイ要求を受けててツライ…」 という方は、参考となるかもしれません。 そもそも「下請け」とは?下請けとは、「請け負った人から、その仕事の全部または一部を更に請け負うこと」です(引用:広辞苑)。 例えば、私のようなデザイナーが広告代理店から仕事を受託

AIで常識に変革を!改訂版「デジタルスキル標準」

昨日、経済産業省が「AI人材育成」の新指針を出した 世界の「デジタル競争力ランキング」で 日本は今、何位でしょう? 答えは、世界平均よりも低い29位だそうです。 国「DXに取り組もう!」 国はDX実現のため、AI人材育成に本腰を入れます。 その指針が昨日発表された改訂版「デジタルスキル標準」です。 この資料は、経済産業省と情報処理推進機構が手を組み、「デジタル時代の人材政策に関する検討会(主催は経済産業省)」の中で専門家たちがまとめたものとのことです。 なんと、驚

「健康」はカラダだけの問題じゃなかった。WHO提唱の「健康」にビックリ

「健康」の意味ってこうだったの!?WHO(=世界保健機関)の「健康」とは 健康とは、 カラダもココロも良い状態 社会的にも良い状態 これが「健康」と言える状態 だそうです。 以下は日本WHO協会さんの公式文です。 「そうなの?”健康”ってカラダだけじゃないんだ?ココロ的にも、社会的にも、とは初耳…」と、これを読んだ私は驚いたのですが、皆様はご存じでしたか? 「広辞苑」の「健康」とは ハテナが頭に飛んでいたので、とりあえず岩波書店が発行している辞書「広辞苑」でも「健

サステナブルな社会保障は健康寿命がポイント?「厚生労働白書」第1部を読み解く

こんにちは、地域の農のブランディングデザイナーの江藤です。 今回は厚生労働省発行の、令和4年版「厚生労働白書」第1部”社会保障を支える人材の確保”を読み解きます。 この資料をざっくり強引にまとめると、 社会保障を支える人材が少ない。だから… ・社会保障を支える人材を、育てて増やす ・社会保障を支える業界を改善して、離職率を下げる ・積極的にデジタル活用する ・社会保障を支える人材を増やして、地域格差をなくす ・社会保障を支え合う連携を増やす というような感じです。 な

東京の生産者さんがビジネス相談できる支援機関

こんにちは、地域と農のブランディングデザイナー江藤梢です。 今回は農業の生産者さんの幅広い課題を相談できる窓口をご紹介します。 経営していく中で「専門家の意見を仰ぎたい。でもどうすれば…」と困ったことはないでしょうか?生産者さんは主に、農業系と商業系(※条件による)の支援機関に経営や補助金などの相談が可能です。 それぞれの支援内容の特徴をまとめましたので、気になる機関がありましたらぜひ連絡してみてください。 農業系支援機関へ相談する【1】とにかくまずは相談!チャレンジ農業

実現したらサステナブルな東京に?「東京都農業施策」意見書を読み解く

こんにちは、地域と農のブランディングデザイナー江藤梢です。 一般社団法人東京都農業会議さんは、東京都へ「東京都農業施策に関する意見」という意見書を出しました(2023年5月19日付全国農業新聞より)。 https://www.tokaigi.com/files/libs/1506/202103241049146215.pdf その中には、”東京都には「農業・農地のある東京」を次世代に受け渡すことを目標に、持続可能な東京農業の構築に向けて独自の施策を打ち立 てることが強く

キビシイ世の中、企業はどんな対策を?「中小企業白書・小規模企業白書」

中小企業庁は2023年4月28日、 2023年版「中小企業白書・小規模企業白書」を公表しました。 今回はその中の「2023年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要」をざっくりと読み解きます。 「中小企業・小規模事業者は引き続き厳しいから、価値を創出して成長しよう」強引にまとめると、そんなメッセージを受け取れました。 では事業を行なうわたしたちは、どうしたら良いのでしょうか。 2つのキーワード まず成長の実現には、 「戦略」 「経営者」 が重要だそうです。 詳しく見てみ

東京農業が誰かの"サードプレイス"になるかもしれない「とうきょう援農ボランティア」

あなたの「サードプレイス」、つまり自宅でもなく仕事場でもない、あなたが心地よさ感じる"第三の場所"はどこですか? もしかしたらあなたのサードプレイスは、東京の畑になる未来が来るかもしれません。 「農作業ボランティア」という選択肢こんにちは、地域と農業のデザイナーコトリコ江藤です。私は2007年から地域農業のお手伝いをしてきました。 その際、マッチングサイトやボランティア先紹介センターなど複数のサービスを使ってきましたが、これまで見た中でもわかりやすく使いやすそうなWEB