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Never too late

私より2回り以上年上の人が言った。
その方は大人になってから楽器を始め、もう20年くらい続けている。

「出来なくてめげそうな時、いつもこの言葉を唱えるんだ。"Never too late."だからって。」

良い言葉だなと思った。
今までもその方と話したことはあるんだから、
決して初めてこの言葉を聞いた訳ではないと思う。
ずっと言い続けていたはず。
だけれど、30代半ばになって自分の限界もみえてきた今、この言葉は一筋の光として私の中に入ってきた。

遅過ぎることはない。

ネットを調べてみると、イギリスの女流作家ジョージ・エリオットさんが使った言葉だと分かった。

'It’s never too late to be who you might have been.'
「なりたかった自分になるのに遅すぎることはない」
ージョージ・エリオット

George Eliot

インターネットの普及で世界にはどの分野にも極めた人がいると、自分の部屋もっと言えば布団の中からでも分かるようになった。

何かしようかなと思い立った時にすぐ解説動画を見つけることができる。大抵のことは誰かが行っている状態は当たり前。その上、上手い人も多い。

ある人はそれを見て、情報が多くて嬉しいと思うだろうし、ある人は上を見ると果てしなく、今から始めたって無駄なんじゃないかと諦めてしまうだろう。
上達のための情報は誰でも入手できる。あとはやるだけという時代。
私は良い時代だと思う。
自分次第。それを強く認識させられる。
だからこそ、今私に強く刺さるのだ。

Never too late!

大丈夫。遅過ぎることなんてない。
続けることが大切よ。
そう、背中を押してくれる言葉。

この数年迷ってきた。
自分が何をしたいのかも分からない。何が出来るのか分からない。
やりたいことはあるんだけど、頭の中にいるだけで外に出てこない。
そんな日々を過ごして来た。

今年、2024年は前に進む年にする。
失敗したっていいんだ。
何かを成し遂げられなくてもいい。
ただ、やりたいことは始めよう。
そして、続けたい。

気弱になる時だってある。思うように行かなくて、心が折れそうな時もあるだろう。
でもそんな時はこの言葉を唱えよう。

Never too late.

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