本日はCotoのオンライン・コミュニティーでのやりとりをシェアします。こちらはオンライン上の講師室といった感じで所属拠点や職責の垣根を越えて講師やスタッフが自由にコミュニケーションを取れる場所です。お互いの情報をシェアして、経験を分かち合ったり、一緒に考えて学び合ったりできる場所は貴重です。

さてさて、今回取り上げたいT先生からのご質問がこちら。

なるほど〜。「”順番に”覚えたい！」というリクエストがあるなら、ぜひ応えたい！

勉強の方法は人それぞれです。書いて覚えるのが得意な人もいれば、視覚で覚えるやり方が記憶に残るという人もいます。耳から情報を取り込むのは得意という方もいらっしゃいますよね。 今日も先生がたから素敵なアイデアが出てきたので、３つこちらでシェアします。

①『ひらがなのうた♪』

おなじみHidariからは『ひらがなのうた♪』 byしまじろうチャンネル公式

[名曲]ひらがなのうた♪【しまじろうチャンネル公式】

シンプルな作りがおすすめです。お子さんがいるパパやママの学習者にもおすすめ、ご家族で楽しめそうですね。

②『ジングルベル』のメロディにのせて🎵

K先生がやって好評だったというのはこちら。昔、ニュージーランドの高校の日本語クラスを見学させてもらった時に、授業の始めに「あいうえおソング」を歌っていたのがとても良かったので、その後取り入れているとのこと。

あいうえお〜　　かきくけこ〜　　さしすせそ〜　　たちつてと〜
なにぬねの〜　　はひふへほ〜　　まみむめも・も・も　　　やぁゆぅよぉ
ららら　りりり　らりるれろ〜　　ららら　りりり　らりるれろ(わ•を•ん)
ららら　りりり　らりるれろ〜　　ららら　りりり　らりるれろ(わ•を•ん)

「ららら」からがジングルベルのサビです。五十音表を指しながら一緒に歌うそうです。ネットにも出てこないので、友人の先生のオリジナルだったかもです〜、とおっしゃっていました！

いやあ、うまいこと音がはまっていくものですね。最高です。私も歌ってみましたが、楽しく覚えられそうです。多くの人が知っているメロディというところがポイントです。

③ GReeeeNの『あいうえおんがく』

H先生のおすすめは、リズムもいいGReeeeNの『あいうえおんがく』。後半は難しいので、「あいうえお〜あとテンとマルです」までだけ聞きます。

https://open.spotify.com/intl-ja/track/6X55BDJGpdqy7gXxtxuk4j

Jポップが好きな学習者にいいかもしれませんね。レッスンのあとでも口ずさんでしまいそうです。

ひらがな・カタカナの学習

学習者の中には「読み書きはできなくてもいい」という方が結構います。

ただ、ひらがな・カタカナを勉強していないと、日本語の勉強をもう少ししっかりしたいと学習者が思った時に、のちの学習に大きく影響してきます。使用する教科書がひらがな・カタカナで書かれているものって少ないですからね。（場合によっては、先生が毎回ローマ字で書いたプリントを準備することに・・・）

ある程度学習が進んでしまってから文字をスタートとなると、文字を読むことに必死になってしまい、語彙・文法が頭に入ってこない・・・なんて事態になります。

こうなると学習者も講師もシンドイです。なので、Cotoでもローマ字併記のサバイバル日本語テキスト『Nihongo Fun & Easy』 を勉強している間にひらがなとカタカナを覚えてもらっています。ちなみに、私は書きはずーっと『Kana Can Be Easy』ほぼ一択だったので、今度はここに歌も加えてみようと思います。

五感をフル活用して、テクノロジーも大いに使って、得意を活かして、できること＆あるもの総動員でチャレンジあるのみ！子供っぽいから歌はちょっと・・・と言われたら、やらなければいい、それだけ。どこからどう覚えても最終的にゴールに辿り着けばオールOK！楽しく学ばないと、長く学び続けることはできません。

皆さまも何かいいアイデアがあったら、ぜひシェアしてください。