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KG+/二人展「うたかた」のお知らせ

こんにちは*
京都のまちの小さな写真屋cotonowaのゆにです。
なんだかめちゃくちゃ久しぶりのnote!
長女の卒園アルバムを必死に作りながら繁忙期を迎え
発表会・卒園式・入園式・学童スタート・入学式と
プライベートも仕事も死に物狂いで駆け抜けていました◎笑

新生活&撮影ラッシュも少しだけ落ち着いたので
ようやく写真展の告知をさせていただこうと思います!

昨年KGで展示されていた北山恵子さんにお誘いいただき
itonowaで二人展をすることになったのですが
テーマどうするか、とても悩みました。
とりあえずお互い考えてみよう!ということで
思いをつらつら書きつけたメモが下記の通り。

「母」という人になったら、無償の愛を注ぎ、あらゆるものを受け止められる、立派な人間になれるとばかり思っていた。
しかし実際母になった時、今まで創り上げた装備をまとった「自分」という存在を、小さな小さな子どもたちに喜怒哀楽のあらゆる感情を揺さぶられ、中心にある自分を暴かれ、新たな自分構築のステージがスタートしたにすぎないことに気がついた。
正解のない育児に奮闘しながら、子どもたちとの暮らしのなかで、母は子どもたちからたくさんのことを教わり、感じ、一人前の母になって行くのかもしれない。
この展覧会では、KG+で出会った二児の母でもある北山恵子と松良ゆにの2作家が、半人前母ちゃんなりに子たちとのなんでもない日常に見る、小さな幸せや希望を写し込む。

ほら、わたしさ、
子たちに振り回されっぱなしだから。笑
自分が今あっぷあっぷしながら
情けない自分と連れ合い必死で生き抜くこの時間を
無駄ではないと信じたいんだよね。

そしてわたしのこの文章を読んで
恵子さんがブラッシュアップしてくださって
決まったがのが今回の展示テーマ「うたかた」です。

命をその身に宿した時から
この世界に生み落とし
そして今。
その命を前にすると
自分一人では知りえなかった感情が
ひとつ ふたつ と
とめどもなく現れては消えていく。

先日母に長女の入学について話をしていた時
自分が学校に入学した時の気持ちを覚えておらず
母もどんな反応・対応していたのかも忘れていて
そのことを母に伝えると
「わたしもその時の記憶は曖昧だわ」と
二人でワハハと笑い合っていたのですが
ふと、今回のコンセプトが頭をよぎりました。

本当に、感情は芽生えては消え
今ここにある感情は
良くも悪くも覚え続けることはできないのだね。
だからこんなにも生々しく、愛しい。

わたしの写真展は
ただの人、ただの母としての展示です。
よろしければ、遊びにいらしてください**


▽KG+2024
北山恵子・松良ゆに 二人展
「 う た か た 」
2024.4/27(sat)-5/5(sun)
10:00-15:30 
※goodtimecoffeeが臨時休業の場合休廊
入場無料

展示詳細はこちら

itonowa
〒600-8364 京都市下京区突抜二丁目357
[京都駅]から徒歩20分 
[丹波口]から徒歩10分


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