見出し画像

転職面接の正解

キャリコンとしての私の専門というか強い分野は、
転職面接対策と、本当に望む生き方・働き方(キャリアビジョン)の棚卸(深堀)。
あとは、強みと好きの発掘。(これはほんとうに楽しい。むしろ、これがいちばん得意。)

転職面接対策は、模擬面接とフィードバックと質疑応答。
電話と対面どちらもやっているけど、メインは電話。
まあ、姿が見えない模擬面接官とする面接って、相手の様子がほとんどわからないから、恐いと思う。
だいたい「本番の面接は楽だった!」と言われる(笑)。
本番でよい効果を生み出しているから良しとしている。

さて、転職面接対策について(正社員、契約社員の転職面接)。

よくいただく質問に、「何と言えば正しいんですか」がある。
はっきり言うと、正解はない。
いろいろとセオリーやテクニックはあるけど、面接は水物だ。
どんなに完璧な回答を準備をして行っても、
面接時の、自分の体調やメンタル状態、緊張度合い。それに、面接官との相性によっても、経緯も結果も変わる。
さらに、面接官の面接時の体調や気分、好き嫌い、仕事の進捗…等々によっても変わる。
さらに言うと、求人情報に載っている情報がすべての情報ではない(見えない情報への対策はできない)。
なので、もし正解があるとすれば、どういう状態であっても対応できるように回答の準備をすること、だ。

①長く勤めてくれるかどうか(ブラック企業や事情有りの場合を除く)
②どういう人か
③どういうキャリアビジョンを持っていて、どう貢献してくれるか
の3点が、面接官がほんとうに見ているところ。
はっきり言うと、面接の最初から最後までの全体をとおして、スキル・経験のニーズマッチング状態と、その3点しか見ていない。
なので、それを念頭に置いて、回答を準備すればいい。

①は、面接全体を通して表現することになる。
「長く勤めます!」と断言しても、実際はわからないから。
細かくキャリアを刻んでいる人は「今までの早期退職に対する反省と今後は腰を据えて働く決意・覚悟の宣言」を複数回することをオススメしている。

②の具体的に言うと、人柄・性格・思考・行動・スキル・経験等を見ている。
各職種の基本的な必須スキル、応募企業が求めるスキル・要素に合せて、話を組立てよう。

③のキャリアビジョンは、大きく3つに分けて考えるが、まず考えてほしいのが、「自分が働くことで、企業やお客様・ひいては社会がどういう状態になってほしいのか」。
その大きなビジョンを、応募企業でどう実現していくかの計画・プロセスを明確に、実現予定年数ごとに伝えよう。

ざっくり言うと、こんなところです。
①から③は細かく言うととんでもなく長くなるので、今後書いていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?