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Manici per Bulini

今日はBulino(鑿)のManico(柄)について。
用途、好みで数種類があります。
Fungo(キノコ型)が一番使われている様で私も最初は全てこの形で習いました。
Bulinoの根本の方をMola(グラインダー)で削りManico にセットをして使いますが、切味を保つ為に使う度Cote(砥石)で研ぐのでどんどん短くなっていきます。
短くなって使い辛くなって来たらManicoから外しFungo Lungo(長いキノコ型)やPera(洋梨型)に付け替えて使います。
その他にはPalla(球型)、Cipolla(玉ねぎ型)があります。
時には握りやすい様に削ったり半分に切ったりしてカスタマイズします。
このManicoが手に馴染まないと上手く彫れないし豆が出来たりして具合が良く無いです。
こうして書いてみると名前の付け方がイタリアっぽいなと思います。
最近は研ぐ為の角度を決める補助器具の様なものも売っていますが私はフリーハンドでの研ぎを習いどうにかそれで彫れる様になりました。同じ様にTrapano(ドリル)も切味がイマイチな時は研いでいます。


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