『ファイブ・デビルズ』を鑑賞。過去に何らかの悲劇に見舞われたらしい小さな町。母と幼い娘。ギクシャクした夫婦関係。一見、これらの要素がしっかりと細部を司り、不穏な物語をぐんぐん膨らませていく。常人離れした嗅覚能力を持つ娘が、思わぬ形で時空を跳び、母の過去と対峙する構造が面白い。

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