少しづつ本気に 7/4COZYアカデミー箕輪

今日は1日高校野球関連の日。
昨日、長野県の高校野球が開幕。長野でサポートをするチームは2チームありますが、今年は「出来ることを」をではなく、「出来る限り」チームに尽くしてきました。チームサポートというのは、どうしても妥協が随所にあらわれます。
私あるいはCOZYでの仕事は個人サポートになるので、個人のアスリートへのサポート体制から比べると、チームをサポートできる日数には限りがあってその条件の中でやるとなるとどうしても妥協策が沢山出てきます。
私も高校野球の指導に携わり、「中途半端にはやりたくない」という思いも強くなってきて、今年はそれを思い切って変えてみました。
やはり、チームへ行く頻度が高まればチームのことは良くわかるようになりますし、選手の事も分かります。そして、チームに少なからず力になることによって、チームにアクセントも加えられる実感も持てています。その分、責任が伴うので言動には今まで以上に注意をしなければなりませんが。
そんな状況もあって、かなり気持ちを入れて迎えた今年の夏となります。
毎年、この時期になるとこの時期だから感じるチームや各選手の課題が見えてきます。その度に、「もっとやれる事があったなー」と思うものです。
でも、今年はあまりそういう感じはなく、準備を計画的にしてきたという感覚の方が優っています。
どんな夏になるか分かりませんが、勝負の年になるのは間違いありません。心を整えて、2週間程を過ごしたいと思います。

高校野球も始まり、その他新しいプロジェクトが高頻度にスタートをしている状況で、かなりばたつき感がありますが、その中でも毎週ジュニアアスリート達はトレーニングに励んでいます。
今週のCOZYアスリートアカデミー箕輪も、みんなでしっかりと頑張った時間でした。
「アスリートとして仕立てる時間」というのが、どこのアカデミーでも共通事項となっていますが、これは身体等々の物理的な問題ではなく意識的な問題に当たります。トレーニングには意図がありますし、意図を理解する必要もあります。
でも、その意図というのは言葉で表すほど簡単なものではなく、小さいようで大きな壁があります。でも、そこを乗り越えないことにはなかなか変わらない時もあります。
COZYアスリートアカデミーで私がやりたいことは「アスリートに、競技者を作ること」です。技術ももちろん、フィジカルももちろん、マインドも同様に。
しかし、一歩間違えるとただやっているだけになる恐れがあるので、状況を見て様々な手で選手にきっかけを作って行きます。
COZYアカデミー箕輪では、今一つのきっかけを作る時期にきていて、これまでのスタンスは「子供に合わせた内容」であるのに対して、数週間前から少しづつ「選手への要求」の色が出てきています。
選手の表ヅラだけではなく、もう少し踏み込んで、「本当はどうなりたいか」、「自分のことをどう思っているか」など、そうしたことに触れて行く時期です。
みんな本気だから、ここにきているんだろうけど、本気の質を少し変えようとしています。

近々、選手達に対して投げかける事になるかと思う、「目標」、「理想」の話の布石を今は少しづつうっている状況です。
様々なものをつなげて行く事がとても必要で、その繋げ方や成長曲線も一人一人異なるので、固定的なものにはできませんが、選手と一緒に目標を追いかける存在として選手に認識してもらえるようになったら、一つ成長曲線を上へ持っていけると思います。
少し厳しい、「大人の本気」を見せる場面も増えるかもしれませんが、彼ら彼女らが本気になって空気が変わるようにこの夏場は作って行きたいと思います。

また、野球専科のことは明日にでもまたレポートをしたいと思います。



COZYアカデミー箕輪


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