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日本を変えるスタートアップの成長を見れる特等席~スタートアップを税務・会計で支える人生~

スタートアップのご支援は、たまらなく楽しい。

何より面白いのは、支援したスタートアップが変わっていく様子を見れることです。
お会いした時は社長お一人、狭いオフィスからのスタート。はたから見れば、名も知られぬような一般人。でも想いとアイデアは誰にも負けない。
それがご支援から数年たてば、急成長し売上は数十億に。共感するメンバーも増えていき、見事上場。様々な業界紙やメディアに取り上げられる存在へ。

こんな瞬間に立ち会えた時、この仕事を辞められないなと思います。

私はGemstone税理士法人代表の石割と申します。20年以上、スタートアップのIPO支援の専門家として活動してきました。直近3年間では、支援先20社が上場しています。

今スタートアップを専門にしているのは、私自身がVCのスタートアップで働いていた経験があるからです。もともとは大手監査法人のPwCにいて、そこから転職してスタートアップに移りました。初めは、人と違ったキャリアで差別化したいという転職動機だったのですが、あれよあれよとスタートアップの魅力にハマっていきました。

このnoteでは、そんなスタートアップにどっぷりハマった私が、スタートアップ支援の魅力と、私がこだわる支援のポイントを書いていこうと思います。

1 開業率を高めるだけでは足りない。日本を変える肝はスタートアップ。

スタートアップの魅力は、日本を変える可能性を秘めていることです。

「日本を変えるには開業率アップが必要だ!」そんな意見をよく耳にします。
もちろん間違ってはいないのですが、ただ開業率をアップするだけでは日本は変わらない。大切なのは、先見性のあるアイデアで将来の産業を担うような”スタートアップ”の割合を増やすことです。

いくら開業率が高まっても、上場や拡大を目指さない”スモールビジネス”の割合が増えただけでは新たな産業や雇用の創出といった大きなインパクトを与えることは難しいからです。
(もちろんどちらも価値あるビジネスです。ただスモールビジネスだけでは日本は変えられないと思っています。)

だから私はスタートアップの支援にこだわっています。

日本を変える可能性を秘めた社長と、一対一で接することができる。
これがスタートアップ支援の醍醐味です。

2 スタートアップフレンドリーな支援にこだわる。

ここからはご支援でこだわっていることをお話します。
それは徹底的にスタートアップフレンドリーであることです。
私自身がスタートアップで働くお客様側だったからこそ、本当に必要な支援が分かります。同時に、落とし穴になりがちなスタートアップにとってあまり効果的でない支援も理解していることが強みです。

① 初期フェーズでお客様の手を煩わせない

大事なのは、スタートアップの初期フェーズにお客様の手を煩わせないことです。

スタートアップにとっては、サービスが市場に適合するPMFをいち早く実現することが命。それを邪魔するような余計な仕事をお客様にさせないようにしています。

例えば初期フェーズで、公認会計士がついやりがちな間違った支援として、PMF達成前に内部統制とか組織図づくりなどを進めてお客様の仕事を増やすことがあります。早すぎる内部管理体制整備等の仕事が資金や時間を圧迫し、逆にPMF達成の足を引っ張ってしまうことも多いです。そもそも変化の激しいスタートアップの初期段階で、明日変わるかもしれない組織図作成や規程作成等にお金を使うのは多くの場合意味がありません。

Gemstoneで税務顧問をする場合は、調達した資金は、先走って管理部門を必要以上に充実させることではなく、次のシリーズの資金調達のためのマイルストーン達成のために使うべきであるとアドバイスしています。

② 上場までを一気通貫でご支援できる体制づくり

スタートアップのご支援は各フェーズに応じて、必要な支援内容が変わります。
例えば初期フェーズでは、記帳代行・給与計算、税務等バックオフィス支援が比較的重要なのに対し、上場が近づいてくる後期になると内部統制や組織図づくりも必要になってきます。

ですがこのご支援を一気通貫でできる会計人が少ないのが現状です。多くの公認会計士は税務に弱く、税理士は企業会計に弱いため、全てのご支援を網羅することができないからです。

でもスタートアップからすると、フェーズごとにサービスを乗り換えていては負荷がおおきすぎます。

だからこそGemstoneが育てるのは、税務と企業会計の両方ができる人材。それに加えて、スタートアップに必要な資金調達のためのエクイティストーリー、上場のための資本政策など、スタートアップ支援に必要なスペシャリティを持った人材を育成しています。

③ ご支援で無駄な時間とお金は使わせない

Gemstoneの支援は徹底的に無駄を省きます。
スタートアップは生きるか死ぬかの戦い。ちょっとの無駄も許されません。

だから、ご支援でも無駄な時間はとらせません。
ミーティングでも茶飲み話はしませんし、小さな疑問はslackなどのチャットで単刀直入に聞いてもらえれば、ワンタッチで返すようにしています。

それにお値段も業界平均よりかなり安価に設定し、使ったサービス分だけ細かくお金をいただく従量課金制にしています。スタートアップが使える資金は限られているからです。

Gemstoneはスタートアップフレンドリーを徹底するために、
高価なブランド品ではなく、ニトリやユニクロのような安くて良いものを提供できる組織
を目指しています。

徹底的にこだわった結果、たくさんのスタートアップにご支持いただき、今では500社以上の顧問税理士をしております。
可能性を秘めた原石(Gemstone)のようなスタートアップが、宝石のように輝くお手伝いができる。そんな最高の仕事です。

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