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研究室訪問はしたほうがいい?

この記事が役に立ちそうな人:臨床心理系の大学院受験を考えている方

研究室訪問とは、大学院を受験する前に、自分が師事したい先生の研究室を訪れることです。

個人的には、研究室訪問は行けるならぜひ行ったほうがいいと思います。

とはいえ「会ったこともない教授にアポを取って、知らない大学へ行くなんて……」とためらいを感じるかもしれません。
この記事では、研究室訪問のメリット・デメリットについて挙げ、私の研究室訪問の体験談も書いてみようと思います。

メリット

・師事したい先生がどんな人か、入学する前にわかる
・ゼミの雰囲気がわかる
・実際の大学院の様子がわかる
・大学院について質問できる
・面接(特に志望動機)のネタになる

大きなメリットの一つは、入学前に先生やゼミ、大学院の雰囲気がわかることです。

「先生や先輩はどんな人かな、話しやすい人だといいな」
「大学院のゼミってどんな感じなんだろう」
「実家から通学するには遠すぎるかな?」
そんな不安や疑問を、入学前から解消することができます。
「いざ入ってみたらイメージと違った」というギャップも減らすことができるでしょう。

なお、大学院によっては、事前の研究室訪問を必須にしているところもあります。
逆に受け付けていないところもあります。詳しくは大学院にお問い合わせください。

デメリット

・アポを取るのに手間がかかる
・精神的負担

デメリットは少ないと思いますが、強いて挙げるならこの二つです。

大学院によっては研究室訪問が制度化されているところもありますが、そうでないところは連絡を取るのがちょっと面倒です。

また、現役の大学生にとっては、社会人と連絡を取ること自体が少ないですから、緊張しますよね。そういう意味で精神的負担もあるかもしれません。

研究室訪問を経験してみて

私も大学院の受験前には研究室訪問に行きました。

そこは研究室訪問が必須の大学院だったので、アポ自体はメール一本で済み、楽でした。私は元会社員なので、ビジネスメールのやりとりも負担ではありませんでした。

行ってみると、先生の人柄もわかりましたし、ゼミも見学させてもらえて、入学後の生活が具体的にイメージできました。
自分が研究したい内容へのコメントをいただけたことで、受験勉強のモチベーションにもなりました。

結果的には他の大学院に進学しましたが、あの時行って本当によかったと思っています。

交通費もかかりますし、特に現役の大学生にとっては大変な部分もあるかもしれませんが、よかったらぜひ一歩踏み出してみてください。

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