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「極上の予定調和」〜スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明けを観て(+独断スターウォーズ・エピソードランキング)


満を辞して元旦映画の日にスターウォーズの完結編となる本作を鑑賞した。

封切りになってからというもの耳に聞こえてくるのは、本作に関する良くない評判ばかりであった。

エピソード1以来の低評価」という記事がきわめつけ。

それもあって、あまり期待しない状態で観ようと思いつつ映画館の席に座った。

結果としてー

おそらく9作品全部の中で初めて映画館で涙した

最高作とは言わないけど、これはよくやったと思う!JJエイブラムス。

あまり色々いうとネタバレにもなるので言いたくないが、観ながら強く思ったことが1つ。

結局こういう質の作品というは、良くも悪くも「予定調和」的にならざるを得ないじゃないですか。

ある意味観る前からなんとなく結末の方向性は見えてるというか。しかもここまでシリーズが続いてきてしかも完結編となると、予想外にはなりにくい。予定調和。

それをどう面白くさせるかというと、

その予定調和に持って行く過程がいかに自然に展開して行くか。

いかに新鮮に驚かせるか(意外性を持たせるか)。

いかに感心させるか。

そう、その全てにおいてJJエイブラムス監督は成功していた(と思った)。

「ああ〜あんなに前のことを伏線にして今になって回収するのか!」とか「うわ、そういえばそんなことがあったよ確かに!」とか、そういう文字が浮かびまくっていた。

変な話、本作の中での伏線〜回収だけでも鳥肌が立ちまくっていた。
魅力的な新キャラもほどほどにあったし、無駄なエピソードも特にないし、エピソード8のような無理やりもそんなになかった。


ーー実は、映画館の席に座ってまさにこれから映画が始まるという時って、自分にとっては気が重い瞬間でもある。

果たして2時間半もこの席に座ってじっとしていて耐えられるのだろうか?」と。

若い頃はなかなか映画館で没頭できなくてお金を払ったのに楽しめないことも多かった。それがちらつく。
今回も最初はそう思っていた。

しかし、最後まであっという間だった。多分もう1回観る。


最後に、独断スターウォーズのエピソードランキング

10位. エピソード1「ファントム・メナス」

9位. エピソード2「クローンの攻撃」

8位. エピソード3「シスの復讐」

7位. エピソード7「フォースの覚醒」

6位. ローグ・ワン / スターウォーズ・ストーリー 

5位. エピソード8「最後のジェダイ」

4位. エピソード6「ジェダイの帰還」

3位. エピソード9「スカイウォーカーの夜明け」

2位. エピソード4「新たなる希望」

1位. エピソード5「帝国の逆襲」

(ハン・ソロ / スターウォーズ・ストーリーは未見)

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