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【#11】 色とりどりの世界を

 だんだん寒くなってきたので、早く夏の想い出を記しておかないと、完全に季節外れになってしまいますね。7月の想い出を記した「この夏の想い出」は、教区のユースキャンプに関することでした。今日の記事は、8月に実施されたCAキャンプに関することです。(CAとはChrist Ambassadors「キリストの大使」のことで、私たちのグループでは中高生世代のユースの上、18歳以上、大学生や勤労青年の世代が該当します)

▲ 今回のポスターも、CAメンバーに作成してもらいました。

3年ぶりの現地開催

 「Brave CA」というテーマのもと、Ⅱコリント4章16節「ですから、私たちは勇気を失いません」という聖書の言葉を掲げ、3年ぶりに現地でCAキャンプを開催することができました!8月は感染拡大の中にありましたが、施設の受け入れ体制に従い、注意喚起もしながらプログラムを進めることができました。

 北海道教区のCA部はキャンプとフェローシップを実施してきましたが、今回のキャンプにはその両方の要素を組み入れ、「ガッツリ聖会」「ガッツリフェローシップ」として豊かなひと時となりました。聖会では、講師のI先生が語る聖書のメッセージに心を震わせ、参加者の殆どが涙を抑えることができず、聖霊に励まされ、導かれ、満たされて祈ることができました。(キャンプが終わっても、聖霊の恵みの中に包まれている日々が続いていました)

▲ CA部のニュースレター

ガッツリ フェローシップ

 アイスブレイクや2日目のフェローシップでは、CAメンバーの声を大いに反映させたプログラムを楽しみました。三浦綾子記念文学館で、生誕100年の三浦綾子の足跡を辿りました(学芸員による説明、みう荒綾子読書会から『道ありき』の贈呈も!)。プラタナスの並木路が続く中にある石倉作りの「The Sun蔵人」で、スイーツのお土産を買いました(まさかの、ケーキを買い食いするメンバーも♪)。
 おしゃれなカフェで美味しいランチを堪能し、旭山動物園ではグループに分かれてクイズラリーをしながら動物を見て回りました。北の大地に夕陽が沈んでいく美しい景色を見ながらのBBQ、そして花火を楽しみました。講師のI先生もCAと一緒になって楽しみ、主にある豊かな交わりをしてくださったことも幸いでした。

▲ The Sun蔵人(左端にI先生が・・・)

色とりどりの世界

 講師のメッセージで、はっきりと色が分からないハンディキャップを持った色覚異常の方々が、色覚補正メガネによって赤色や緑色が見えるようになった動画を紹介してくれました。

 私は感動しました。動画の男性が「あの花々、美しい、散歩しよう」と話している様子が、とても印象的です。主がこの世界を創られた時、「それは良かった」とこの世界を素晴らしいと主なる神は言われました(創世記1章)。「あの花々、美しい」と散歩したくなる、それこそ、主が私たちに与えてくださった世界です。
 人の罪のために心も世界も歪んでしまい、美しくなくなってしまう現実があります。しかし主イエスを信じて共に歩んでいく時、心が変えられ、見えなかった神の恵み、色とりどりの世界を感動をもって見ることができます。
 楽しかった夏のプログラムを終えて、それぞれの日常、現実の社会の中を青年たちは生活をしています。そこでこそ、全能の神様が全てを導き、美しくしてくださることを目撃し、体験し、Brave CAとして歩んでいかれますように。

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