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“整う”文脈に寄り添い、反響をもらえた、「Creema YAMABIKO FES 2021」出店後記

11/6 [土] - 7 [日]、音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES 2021」に、クラフトコーラアワーが出店しました。

招待いただいたエリアは、「サウナヴィレッジ」。

富士山を眺めながらのアウトドアサウナが楽しめるだけではなく、全国各地のサウナグッズクリエイターの集まるマーケットや、サウナ上がりの幸福感を最大化するサウナフードが集結した、2日間限定の”サウナ村”です。

そんな場に、どう佇めたか。真心と誠意をもって、「クラフトコーラ」と「整う」に向き合って臨んだ2日間を、振り返ります。

1.「Creema YAMABIKO FES 2021」とは

今回が初開催となる、音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES 2021」。会場は、富士山が間近にみえる、御殿場高原時之栖 OUTDOOR・HILL・VILLAGEです。

方々から「初開催なんだ!」と驚きの声があがるほどの、コンテンツの充実ぶりでした。

まず、音楽。ハナレグミ、never young beach、clammbon、ハンバート ハンバート等、総勢12組のアーティストによる野外ライブが行われました。

そして、東京・蔵前のコーヒープレイヤーの雄「LEAVES COFFEE ROASTERS」による、飲み比べも。

Creemaらしく、たくさんのハンドメイド雑貨の出店者さんが集ったクラフト市も、盛大に開かれていました。

そして、クラフトコーラアワーが出店した、サウナヴィレッジ。

テントとトラックで展開された、アウトドアサウナの光景たち。

リラックスチェアを現代アートのごとく芝生に並べて生まれた、外気浴ゾーン。

熟成兄弟さんのタコスや風旅売店(Huuuu inc)さん・食堂ふねふねさんの汁物、HIGUMA Doughnutsさんの揚げたてドーナツ、LAMP×The Saunaさんのラム麻婆豆腐等といった、魅力的なフード陣。と、KOMBUCHA_SHIPさんや、クラフトカクテルkoyoiさん、アスパラガスほうじ茶の試行さん等といった、新しい体験まで提供してくれるドリンク陣が集結した「サ飯」。

”整い”が極まった、そんなエリアの仲間として参加できたこと、クラフトコーラを選んでもらえたこと。それがまず、なにより嬉しいことでした。

他のドリンクでも、それはそれでよかったはず。でも、お誘いいただけた。クラフトコーラというジャンルが、”よく””美しく”前進している。大げさではなく、それを感じられる出来事だったのです。

2.コンセプトは、「サウナヴィレッジで整うためのクラフトコーラ」

さて、そんな場にどう佇むか。どんな銘柄さんを並べるか。

サウナヴィレッジの文脈を受け継ぐこと。そこでの体験に自然に寄り添え、魅力の1つになること。そして、「整う」の意味合いを捉え、解釈し、クラフトコーラのセレクトで表現すること。

このサウナヴィレッジが、「整う」を極めて体現している場であること、クラフトと同じくらい、作り手 / 場の開き手がジャンクに使いがちな概念だからこそ、誠心誠意込めて向き合いました。それが場を開いてお金をいただく者としての最低限で責任であり、ジャンルとしてのクラフトコーラのためになるとも考えて。

とはいえ、サウナ初心者な自分。ここは、アウトドアサウナ好きの友人にヒアリングを行って議論することで、サポートいただきました。

セレクトの詳しい経緯は、告知のnoteにありますので、ぜひチラ見してみてください。

3.当日の様子

セレクトした総勢5銘柄のクラフトコーラたちが、どのように楽しんでもらえたか。

クラフトコーラとの出逢い方としては、いつも通り。シロップ瓶を並べ、クラフトコーラアワーの解釈で「味わい / 香り / お薦めシーン」を紹介するPOPを、隣に佇ませる。そして、香りのサンプル瓶で、好みを見つけてもらう。そんなスタイルでした。

# 1 “サウナ中・後のおともに”(3種)

サウナ中・後は、いわゆる“整っている”状態。サウナ⇔外気浴(屋内なら水風呂)の繰り返しで、副交感神経が活発化し、なんならグワングワンする感覚にもなるような、ハイな状態。

そして、汗をしっかりかき、甘いものや酸っぱいもの、それから塩分を摂取したくなるタイミング。

そんなときのお供に、と選んだ3種から振り返ります。

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▫Jiu慈雨 @shinra_japan

[ レモン / カルダモン / タイム / スターアニス / その他スパイス 5種]

酸みがほしい時の1杯に。
キレのあるレモンの酸みと、タイムを中心とするスパイスの芳香が、
感性が研ぎ澄まされたサウナ後に、気持ちよく寄り添います。

1日目のオーダー数TOP。そして、2日目、最もはやく在庫がなくなったのが、このJiu慈雨でした。
ひとつの理由は、香りの鋭さ。レモンとタイムを主役とする調香は、上品で、わかりやすい。香りのサンプル瓶の蓋を開けて、鼻に吸い込む。嗅覚に意識を向けている状態だからこそ、なおのこと感じる、スパイスの主張。

どの銘柄さんも、素敵な香りをお持ちですが、特にJiu 慈雨は、お客さんの反応が「ああ!いい香り!」と大きいものが多かった。
香りへの解釈をさらに決定づけたのは、とある一組の家族連れのお子さんの反応。唯一と言っていいほど、好反応を示していました。これはいい意味で、予想外(どの銘柄も香りもきつく感じてしまうかな?と思っていたので)。他の銘柄さんの香りには無反応だったり、少しびっくりして困り顔でしたが、Jiu慈雨だけには「ふわわあああ~」とうっとりする声を上げてました。

ほか数組の子連れさんの中でも、比較的好んで香っている様子がちらほら。

いくつかのサンプルではありますが、お子さんでも好む香りの良さと、しっかり知覚できる鋭さを持っていて、それがオーダーにも繋がっていました。

https://www.instagram.com/p/CV-eopvPMKl/

また、レモンの酸みを推していたことも機能したかなと思います。飲んでみないと味わいはわからない。そんな中でも、香りやPOP、鯉淵の言葉で紹介しながら選んでもらっていたときによく出ていたのが、「爽やかそう」、という言葉。

広大な芝生に、富士山が見えて、空気が美味しいロケーション。さらには、サウナ後だったり、ライブを楽しんだ後だったり。そんなシチュエーションでしたから、「爽やかそう」「爽やかであること」へのニーズが高くありました。
すべてのイベントで「爽やかであること」が優先されるわけではなかったので、YAMABIKO FESとの相性がバッチリだったのかなと。動いたり、汗を書く行為が地続きにあったためか、「酸み」を望む声も他よりも比較的多くある印象でしたので、セレクトの意図がうまくはまったかなと思っています。
もちろん、物販も大人気。手にしやすいサイズ感だし、飲んでからすぐに買いにくる方も多かったので、味わいへの期待に応える力と、持ち帰りたくもなる力を併せ持っていたのでしょう。

180mlという小さめサイズしかなかったので、逆にもう少し大きいサイズが欲しい方は他の銘柄を選ぶ、なんてシーンもありました。振舞い手としても飲み手としても、Jiu慈雨の魅力を体感しているからこそ、今後のサイズ展開には期待です◎

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80 "YASO" COLA @80_gin

[ 80種類の野草発酵エキス / バニラビーンズ / カルダモン / 
グラニュー糖 / その他スパイス・柑橘 3種]

甘みがほしい時の1杯。
グラニュー糖のしっかりした甘みと、
80種類の野草発酵エキスが醸す優しいボタニカルの世界。
ふわっと鼻に抜ける香りが気持ちよく、サウナ後に上品に浸れます。

僕が開くイベントで、よく登場する80 "YASO" COLA。それは、美味しいのはもちろん、いろいろなギャップがあって、心を掴みがちだから。
例えば、甘み。今回、80 "YASO" COLAに与えた切り口ですが、クラフトコーラの中でも、特にコーラらしさに通ずる甘みを持っていると感じています。
(グラニュー糖がしっかり効いていて、レモン果汁がささやかに存在していて、バニラビーンズを中心とする香りが仕事しているからかなと)
ヘアオイルのような美しい佇まいなのに、そのような甘みを持つ。相反しそうな二面性を持っているところが魅力的ですし、その紹介をするとお客さんも一段と興味を持ってくれるように思います。

今回も相変わらず人気でしたが、甘さへのニーズと、そんなギャップに惹かれた方も多かった印象です。
そして、80種類の野草発酵エキスの存在。どんな味わいか想像できない素材の存在は、そのまま興味へと移り変わる。特にクラフトコーラを飲んだことがある方にとっては、他にはないそんな切り口を魅力的に感じたのか、よくオーダーをもらえました。

https://www.instagram.com/p/CWCOtwQPE3J/

もちろん、80 "YASO" COLAの香りも、選択の一助にもなっていて。甘いのに、飲んだ後は鼻に抜けて広がるボタニカルの世界が気持ちいい。そんなことを言葉で伝えながら、香りに触れてもらうことで、納得感と期待値があがり、オーダーに繋がっていたと思います。
佇まいの美しさを褒める声も多く。「お部屋に置きたい」「お土産にしたい」という反応によく出逢いました。その美しさが功を奏したのか、小さいサイズではなく大きいサイズを好んで買う方もいて。

クラフトコーラのシロップを買い慣れていないと、「使い切れるかな...」「とりあえず小さめを...」となる傾向がありますが、そんな気持ちを上回る味わい/香りと、+αの美しさ、ということです。

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▫みちコーラ @michicola_official

[ ゲンコウ / レモングラス / 塩 / お茶 / その他スパイス 6種 ]

塩分と落ち着きがほしい時の1杯。
塩(玄海灘)による爽快感と、お茶(嬉野)やレモングラス(武雄)、
幻の香橘柑橘・ゲンコウ(唐津)による品のある優しい香り。
佐賀素材のハーモニーで、塩分と爽やかさ、落ち着きをプレゼント。

今夏登場したばかりのみちコーラ。3年連続サウナシュラン1位に輝いている御船山楽園ホテル『らかんの湯』があったり、名湯がたくさんある佐賀発だからこそ。”アフターサウナ”のドリンクとしても設計して、発信をしています。

塩(玄海灘産)が素材に入っているのは、それの1つ。そんな経緯があるので、実は一番最初にセレクトに入った存在だったのです。
汗をかいた後に、塩分補給と落ち着きを。そんな謳い文句で紹介していたこともあり、サウナ好きやサウナ後のドリンクに選んでもらえていた印象です。
それから、香りの働き。今回のセレクトの中では、スパイス感が強く、コーラらしさをわかりやすく持っている。それもあって、スパイス感を求めていたり、クラフトコーラが初めての方で”クラフトコーラらしい味わい”を求める方に前のめりに勧めたり、選んでもらえていた印象があります。

https://www.instagram.com/p/CWCQq5nhXoX/

これは単なるマイスター的な発見ですが、今までは、スパイス感や刺激が強い銘柄と一緒に並んでもらうことが多かったので、みちコーラはすっきりしてて、落ち着く存在という解釈をしていました。もちろんその魅力は持っていますが、スパイス感や甘みは、以前まで考えていたよりも1段階ずつほど強いのだな、と気づくことができました。
水色がベースで、チャーミングな赤いひも(みち)のあしらいが魅力的なパッケージ。ドリンクを飲まずに、物販のみのお客さんが僅かにいらっしゃいましたが、総じてみちコーラを選んでいたような気がします。

物販の話でいうと、シロップより一回り小さいサイズのリーフレットがあり、それを一緒に配布できたので、そこも喜んでもらえていました。

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# 2 “サウナ前のおともに”

曰く、アウトドアサウナで悩ましいことが、
体が温まってない状態でサウナに突入すること。そうすると、
テントやトラック内でのサウナ効率がほんの少し悪くなるらしいのです。
そこが、体を洗ったり、空調で温かくなる屋内施設のサウナと違うところ。

せっかくサウナ前に飲むなら、
体を温める素材が入っているクラフトコーラを。

▫UMAMI COLA @umamicola

[ ハイビスカス / トゥルシー / 甘酒(国産うるち米の麹ベース) / 
沖縄産シークヮーサー / その他スパイス 13種 ]

サウナに入る前の、“下準備”をしたい時の1杯。
生姜やカルダモンといった、身体を温めてくれる素材あり。
栄養を効率よくエネルギーに変換する甘酒で、優しくすっきりな味わいに。
ハイビスカスやシークヮーサー等で、華やかさや柑橘感もプラス。
サウナに向かうにあたり、優しく爽やかに準備を整えてくれます。

クラフトコーラアワーのイベントで初登場した、UMAMI COLA。初めて知った2020年末から、”面白い存在”だと定義していまして、満を持して今回セレクトしました。
やはりキーとなった「米麹ベースの甘酒」の存在。シロップ瓶や香りのサンプル瓶を見せながら、「入っている粒々、なんだと思いますか?」とクイズのように紹介して、回答で驚きを与えられる、稀有な存在です。

そのインパクトはやはり絶大で。「甘酒!!?」「えー!!」といった、純粋に驚いたからこそ出る反応を、たくさん見ることができました。そして、その味わいがいかなるものか、未知の世界を尋ねるように頼んでくれた方も多かったです。
それから、今回のセレクトの中では、甘さ含め、最もすっきりしている存在と解釈していて。「コーラの構成要素である甘味素材で、砂糖を全くつかわずに甘酒でチャレンジしている」といった紹介をすることで、その姿勢やすっきり感に期待を抱き、オーダーしてくれる方も多かった。

それから、これからサウナ入る方が、「サウナ前にお薦め」という軸に乗ってくれたシーンはもちろんありました。

さて、香りの働きはどうだったか。シークヮーサーや、ハイビスカスやエルダフラワー、カルダモンなど、ハーブ感の強い素材選びで、ツンとする芳香が特徴的。これは好みがわかれるかなと想定していたところ、その通りでした。

「いい香り!」という声の方が多かったですが、「お~~クセが強いですね」という反応もちらほら。僕個人は、素材の主張が感じれて好みですが、クセのある香りだったこともあり、香りきっかけで選ばれることは相対的に少なかったかもしれません。ただ、これは個性のひとつ。そのクセをずっと維持してほしいと思っています。
クラフトコーラのジャンル観点でいうと、クラフトコーラの構成要素やクラフトコーラ何か?ということに自然に意識がいってしまう装置の1つにもなれるな、と。「甘酒が入っていてもコーラなんですね」「甘酒入れてもいいんですね」という驚きから、「...というかクラフトコーラ or コーラの定義って?」という疑問がふと生まれてくるのでしょう。そこを伝えることはクラフトコーラアワーの活動において大切にしている方針ですし、クラフトコーラとのいい出逢い方に繋がると思っているので、このような存在が1つあると、そういう意味で有難いです。

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# 3 “サ飯”のおともに

サウナヴィレッジの魅力は、アウトドアサウナだけにあらず。同時出店するフードも魅力的なお店ばかりなんです。タコスやラム麻婆、ドーナツなど。パンチと個性ある料理たちに合わせるなら、この銘柄を。

▫TÉTOTARŌ COLA  @tetotaro_cola

[ モラセスシュガー(自家製カラメル) / 和山椒 / バニラビーンズ / 
セイロンシナモン / その他スパイス・柑橘 5種 ]

“サ飯”と一緒に楽しむなら、この1杯。
手作りのカラメルが効いた、独特の甘みや苦み、コク。
山椒やスパイスの芳香も、縁の下の力持ち的に効いていて。
パンチのある料理にも主張が負けず、でも寄り添う味わいを持っています。

こちらも、僕が開く場でよく登場する「TETOTARO COLA」。隣で特製タコスをふるまっていた「熟成兄弟」さんもお勧めしているし、これまでの経験値からも、フードと合わせるクラフトコーラとして選ぶならコレ、と決めていました。
その理由は、自家製のカラメルが生む、コクのある甘みと苦み。山椒のツンと抜ける香りや、ささやかな辛み。セイロンシナモン、バニラビーンズの芳香。このあたりがパンチのある肉料理やピザ、揚げたてドーナツと、抜群に合うと思ったから。
実際に「サ飯」を片手に並ぶお客さんも多く、得てして「お薦めの相棒」を聞いてもらえたので、上述の紹介をしつつ、提案していました。総じて自然と受け入れてもらえて、また、「美味しかった」と感想を言いに来てくれる方もいて、とても嬉しかったです。

https://www.instagram.com/p/CV-pVupP7fU/

香りでも、カラメルや山椒、バニラビーンズを中心とする、ユニークな存在感を発揮していて。他の銘柄さんがわかりやすく爽やかそうだったり、ベーシックなスパイス感があるから、香り軸で選ばれづらいかな?と少し思っていたけれど、香り軸でもオーダーしてもらえていた印象です。どんな世界が待ち受けているか、人をそそる力を持っていますね。さすがです。
そして、パッケージのデザイン、世界観に魅了される方も多かったです。「きれいですね~」「かわいいですね~」と好印象を持たれることは、どのクラフトコーラも多いですが、「これ、めっちゃいいですね...」「ぐっときます」と、心を奪われてそうな感想をもらえていたのは、TETOTARO COLAが一番多かったかもしれません。

味わいや香りはもちろん、「家に欲しい」という理由でシロップを買う方もいました。
中には、「てとてと」「熱燗DJつけたろう」、両者の存在を知っている方が目当てで選んでくれたりと、作り手としての活躍が垣間見えた瞬間も。

https://www.instagram.com/kbyshrtk/

4.今後に向けて

さて、2021年における、クラフトコーラアワーの大型フェス出店が幕を閉じました。

初めてのフェス出店が10月の頭。数回ほど経験を重ねてきた分、クラフトコーラの伝え方や什器を磨き上げ、いい出逢いとは何かを我々なりに表現することができたかな、と思います。

なにより、クラフトコーラを紹介すること、お振舞できること、めちゃめちゃ楽しい!!!!!

クラフトコーラが発祥した2018年当時から抱え続けているこの気持ちは、どんどん増すばかりです。

そして、嬉しかったのが、「目当てにしてくれた人がたくさんいらしゃったこと」。これまでの出店でもチラホラいらっしゃっていてとても嬉しかったですが、今回は目に見えてそういう方が多かったのです。

そして、Creema YAMABIKO FES 2021の出店者紹介で掲げていた、メッセージ。これも、どことなく伝わったのかな、と思います。

振り返ると、2021年春からタッグを組んで行っている、東京・高円寺の銭湯「小杉湯」との「小杉湯クラフトコーラフェスト」(クラフトコーラの湯、なんてのをやっています)から始まった、”整う”文脈や、”日常の嗜好行為”といったシーンでの、クラフトコーラの大規模なお振舞い。

そんな場に、とてもよく佇むなと、つくづく思います。

だって、クラフトコーラ自体が、日常の嗜好品なわけですもの。そして、香りと味わいと+αで思想や表現を伝えている「クラフト性」を持つ分、神経を研ぎ澄ませたり、いい時間を過ごそうとゆったり構えているときに、出逢ってこそ味わるものがある。

かねてからそう願い続け、それがどんどん強くなり、確信に変わってきている2021年の晩秋。

来年2022年は、”整う”シチュエーションでクラフトコーラの魅力をさらに体現できる場をつくったり、それを横展開して、神出鬼没に開いていきたいと思っています。

今夏から、温めている企画があるもので。

また、どこかで、お逢いしましょう。

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