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金閣寺~龍安寺~仁和寺めぐり

ホテルを出て世界遺産の金閣寺に向かいます。ホテルからは徒歩20分位ということでした。9時ちょうどくらいに着きましたが、長蛇の列ができていました。修学旅行や団体旅行(多分中国)の人でにぎわっていました。それでもまだ朝早かったので、写真もなんとか一番前で撮れました。
曇天の中でも、ひときわ輝いていました。

金閣寺

池の周りを歩いて行きます。

どこから見ても美しい金閣寺


曇りでしたが、水面にも金閣寺が映って綺麗でした。

金閣寺の後ろ姿

金閣寺から龍安寺までは歩くと17分位ですが、今回は金閣寺前からバスに乗りました。龍安寺前のバス停からすぐでした。

龍安寺入り口


世界文化遺産龍安寺の説明


龍安寺の石庭(左側)
龍安寺石庭の右側ですが、写真ではちょっと石が切れてしまいました。かなり広さがありました。
目の見えない人には触れる石庭のミニチュアがありました。

石は全部で15個あります。5・2・3・2・3の島になっています。

外国人観光客が多かったです。

入り口の看板には、枯山水庭園の極致を示したもので、あたかも渓流を虎が子を連れて渡っているようにも見えるため、「虎の子渡し」とも呼ばれると書かれていました。

細川護熙氏により奉納された雲龍図、正面が第2の龍、左側が第3の龍
1993年に内閣総理大臣に就任の細川護熙氏のプロフィール
第4の龍
正面が第6の龍、左が第5の龍(顔が切れています)

石庭はもちろん立派でしたが、龍の襖絵も迫力があって素晴らしかったです。内閣総理大臣をされた細川護熙氏が、実際に描かれて奉納されたとは驚きました。
襖絵はそれぞれの部屋の襖に描かれていて、全四十面<第1から第9の龍>ありました。第1の龍は生まれたばかり、第9の龍は仙人になったかのような晩年の姿で、龍の一生が描かれていました。10月末までの期間限定公開だったので、見ることができて良かったです。

雲龍図 40面の説明

廊下を奥に進んでいくと、庭に「つくばい」が見えました。

つくばい

禅の教えである「我唯足知(われただたるをしる)」の文字が刻まれています。水戸光圀公の寄進と言われています。

鏡容池

鏡容池の周りを半周して帰ります。行きも帰りもハスの花が一面に咲いていて、綺麗でした。
龍安寺からはバスに乗るには時間があったので、歩いて仁和寺に向かいました。金閣寺から、龍安寺、仁和寺までの道は、「きぬかけの路」と呼ばれているそうです。仁和寺を開山された宇多天皇が「夏に雪を見たい」と言われ、「衣笠山に白衣をかけて、お慰めした」という伝承により、「きぬかけの路」と称されているそうです。

世界遺産の仁和寺に到着しました。受付で説明を聞きました。まずは宸殿の入り口に向かいます。

仁和寺の仁王門(内側から)
地図

仁王門を左手に見て、本坊表門から入ります。


入るとすぐ、立派な松が植えられていました。
皇族門

今回は皇族門から入って、庭の見学ができました。

こちらは北庭で、中央左上に五重塔の先が見えます。

確か中門が修理中だったので、五重塔が少ししか見えませんでした。

中央上には滝も流れていました。

仁和寺御所庭園は、令和3年に、国指定名勝となりました。

庭にかかる橋を渡り、宸殿を写しました。
同じ場所から北庭を写しました。

素晴らしい庭園でした。ここでは、ほとんど外国人の観光客を見かけませんでした。庭を出て、今度は御殿に入ります。

右近の橘です。


左近の桜です。こちらは南庭になります。

仁和寺は仁和4年(888)第59代宇多天皇によって建立された寺院で、天皇自身も譲位後に落飾(出家)され、仁和寺に入寺、宇多法皇となられ、崩御されるまでこの地に住まわれたそうです。宇多法皇以降も歴代住職の多くは、天皇家から迎えられたそうです。そのため「御室(おむろ)御所」と呼ばれました。
御所と同じく、左近の桜、右近の橘があるわけが分かりました。

宸殿から庭を見ると、五重塔がさっきより見えました。
竜王戦のポスター等

竜王戦は仁和寺の宸殿でも行われていたのですね。10月17日、18日に藤井聡太竜王と伊藤匠七段の対局があるようです。
宸殿を出て、五重塔に向かいます。

イロハモミジが色づき始めていました。
重要文化財の五重塔です。

ちょっと小雨が降り始めたので、急いで金堂に向かいます。

階段下から金堂を見上げました。


国宝の金堂

雨が少し強くなったので、仁王門の下にあるバス停に向かいます。

向かって右側の阿形(あぎょう)像
向かって左側の吽形(うんぎょう)像

「仁王門」の阿吽の仁王像です。顔を見ただけで、ちょっと怖くなりました。大きくて迫力がありました。
バスでホテルへと帰りました。
お昼は、ホテルの敷地内にある「渓流床」を予約していました。

すぐ横を紙屋川が流れていました。
八寸
お造り
鮎清流焼き
夏野菜の揚げびたし


小鮎の炊き込みご飯

季節の炊き込みご飯は、小鮎を炊き込んでいました。初めて頂きました。ほろ苦さもあり、鮎の味がして美味しかったです。

川床は初めてでしたが、京都らしさが味わえて良かったです。曇りだったけど涼しく感じたので、晴れた日ならかなり気温差を感じられたのではないかと思います。
遅めのお昼で、帰りの新幹線の時間が近づいていたため、京都駅に向かいました。

大変長くなりました。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。


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