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22年度卒の就活生の皆さんへ

※本日のnoteは、個人の勝手な意見です。
就活生の方が、これを読んで参考にした結果、上手くいかなかったとしても責任は取れませんので、ご了承ください。(でも、かなり実感こめてます)

新卒社員の採用面談に呼ばれることが多い。
まあ、そういう季節だ。

ただ、去年までの”売り手市場”が一変、新型コロナによって急に”買い手市場”になった。
しかも、お陰様と言っていいのか、私の働く業種”データサイエンティスト”は、ちょっとした人気職種になってしまい、様々な大学・様々な学部から面接を受けに来てくださっている。

そんな就活生の皆さんに一言言いたい。

「もう、タイタニックは聞き飽きた」


なんだ、お前の会社って、映画関係だった?と思われた方。
そうではないです。(映画は大好きだけど)

データサイエンスの世界には、日本語のいろはにほへと(って今は違うけど)の様な、まず最初に学ぶものとして、タイタニックについての分析というものがあるんです。

今年のデータサイエンティストを希望する就活生から、「タイタニックをやりました」って何度聞いたことか。


いや、もちろん自主的に勉強するのは良いことだ。そこは間違いない。

ただ、よっぽどのレベルでない限りは、新卒=ポテンシャル採用だと思っている。
そうなると、小手先でデータサイエンスをかじった話ではなく、あなたが学生時代に一番力を注いできたことを聞きたいんだ。

そして、それを学んできたあなたが、なぜデータサイエンティストに興味をもったか・なりたいと思ったのかを聞きたいんだ。


もちろん、大学がバリバリの理系で、データばっかり分析してきて、三度の飯よりデータが好きな人は、それをアピールしてほしい。

でも、文系でデータはそんなに分析したことない。でも、今の研究でこんなことをやっていて、そこにもっとデータがあったら、より凄いことがわかる。
だから、自分はそういうデータの分析を、次の会社員というフィールドでチャレンジしたい。いまは、分析技術は未熟だけど、これがやりたいんだから、絶対に学んでみせる。
そんなアピールの方が、ちょっとだけデータ分析かじりましたの何百倍も魅力的に聴こえるよ。

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