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ヒグマ対策に熊スプレー

今年も富良野岳など比較的簡単な登山を始めました。ヒグマの数が増えているようで、札幌市の三角山や藻岩山、さらには住宅街でもヒグマの目撃情報があります。熊鈴をつけて、なるべくヒグマに近づかれないようにしているのですが、もしヒグマとの接触が避けられない状況になった場合を考えると、これだけでは危険かもしれません。そのため、熊対策として熊スプレーを購入しました(射程?の長い方)。熊スプレーの主成分はカプサイシンという唐辛子の成分で、これを熊に向けて噴射すると熊は強い痛みを感じて人間から遠ざかるというわけです。カプサイシンの詳細情報はこちら。

熊スプレーの使用法を練習したいのですが、中身が特殊なのでどの場所で練習すべきかが問題です。住宅街での練習は適していません。また、一発あたりの価格が約15000円と高額なのが難点です。

最近はヒグマとは直接遭遇していませんが、数年前、札幌から恵庭岳近くを経由して支笏湖へ行く道でクルマを運転しているときに、歩道に、体重150kgぐらいの若いヒグマが現れ、車が近づくとともに、一瞬、仁王立ちになり、車のスピードを落とすとすぐに道路を横断していった事がありました。こちらはクルマの中だったから「おお、やるか」みたいな気持ちになったけれど、あのヒグマと肉弾戦をやるのはゴメンです。その日は昼過ぎまでに書類を書き上げ、気分転換に運転していたら、そこに運命の出会いが待っていました。その年には、自動車を運転しているときエゾシカが目の前を横切る出来事もあり、たくさん動物たちと戯れる?ことができたのです。

なお、熊スプレーは引き金を覆うホルダーに入れることをおすすめします。私が秀岳荘で購入したのはこのタイプです。

これなら引き金部分が覆われるため、誤射の可能性が減ると思います。誤射した場合、自分がカプサイシンに触れる可能性があります。実際に誤って浴びてしまったときの話をガイドさんから聞いています。

身の危険を感じる方、熊スプレーを検討してみてはいかがでしょうか。


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