2024年1月

 今年も書くよ書きますよ。


1月のライブ

  • 1月5日@代々木labo「新年さけだしておめでとうございます!-てっぺい編-」

  • 1月8日@代々木labo「新年さけだしておめでとうございます!-よめ編-」

  • 1月23日@代々木labo 酒井祐也バースデーイベント

  • 1月30日@代官山NOMAD「代官山イケメン倶楽部 vol.85」

  • 1月31日@代々木labo「我逢人」

 新年からしっかりライブさせてもらいました。と言ってもまぁ祝い事メインでしたけどね。祐也の誕生日は浜田省吾をやりました。あとジャックダニエル片手に裸のままステップしたりしましたね。やばかったですね。

 代官山はいつもアウェーだなって感じるので、たまにやらせてもらえるのはバランスを取る意味でも大切な場です。いい意味のアウェーね。大事です。この日から「髪を切る」をシューゲっぽいアレンジでやるというのを始めました。まだまだ試行錯誤が必要ではあるのですが。元々やってみたかった形に近づいてはいると思います。

1月見たもの聞いたもの

 大河ドラマ面白いですね今年。鎌倉殿の時も思ったんですけど面白い大河を見てる時ほど「あぁあの頃もっとちゃんと勉強しておけばよかったな…」となりながら、いろいろ調べてみたりしています。源氏物語はなんとなくでしか触れていないので本当ににわかです。でも「まぁこの時代でこんな家に住んでいるということはこういう身分だなぁ」とか思いながら見るのが楽しいですね。

 サーカス船のプッケがスリーマンをやるということでヒロミチさんにお誘いいただいて遊びに行きました。初めて行くライブハウスで緊張しつつ、対バンのMyベストテープ、Lanaが前評判を飛び越えるかっこよさで、心がライブキッズの17歳に戻った気がしました。
 普段プッケの曲を聴きながら「くるみさんの歌声は『救い』だなぁ….」と思っていたのですが、あの日のスリーマンでそれが確信に変わりました。ここからは「多くを語りすぎる邪推系ヤマダヒロミチ(敬称略)ヲタクの妄言」として受け流していただければとおもうのですが、中盤以降の流れが非常にギターロック的だったなと感じました。前半は定番曲で盛り上げつつ、事前告知にあったとおりレア曲も盛り込んだセットリストで「サーカス船のプッケ」の外枠をしっかり作っていく時間でした。中盤、マイクに向かったヤマダヒロミチ(敬称略)の表情、男の覚悟を決めた顔、そこから繰り出された過去のバンドの楽曲から「ゾンビにマリーゴールドを」の流れは完全にギターロック文脈すぎて、すでに17歳の気持ちにされている私は打ちひしがれてしまったのです。
 繰り返し出している「ギターロック」の文脈とは一体何かというと、要は「自分語りの音楽」というところです。サーカス船のプッケは言わずと知れた「カーニバルバンド」でありますが、それを確固たるものにするために一つまみ添えられたエッセンスこそがギターロック的要素であると思うのです。メインライター・ヤマダヒロミチ(敬称略)は自身のnoteにて、前バンドの解散までの経緯からプッケ始動までの記録を繊細に書き残しています。「心優しいが現代社会を生きるには不器用すぎる苔むしたゴーレム」のような私はその歴史を熟読してしまったがために、毎度くるみさんの歌声に救いを覚え涙してしまうことになったわけであります。
 そんな20個近くもある長文なんて読んでられねぇよという人に向けられたものが「ギターロック」なんだと私は解釈しています。くるみさんによる「救いの歌声」をもっと強固なものにするための「救われたヤマダヒロミチ(敬称略)の自分語り」が沁みるのです。言いたいこと伝わってるかなこれ。「売れないバンドマンの自分語り」から「それでもなお諦められないゾンビ」の流れ、そこにそっと差し伸べられるくるみさんパート、これこそが「ギターロック」なのです。そんな彼女が透明少女なわけよ。綾波でありハルヒであるわけよ。
 先述のnoteの中では、プッケが前バンドの楽曲をカバーする可能性は示唆されており、このスリーマンの告知でもうっすら匂わせられていたので、聞けたら嬉しいなぁぐらいの軽い気持ちで向かった私は真正面で食らってしまい、情緒がぐちゃぐちゃになった挙句、終演後近づいてきたヤマダヒロミチ(敬称略)に緊張して、変にモジモジしてしまったのでした。
 最新作のジャケで、くるみさんにより描かれた2人は千手観音菩薩さながら救いの手を差し伸べまくっている。それは自分自身を救うこともそうだし、目の前のリスナーを救うことも表しているように感じます。いつも救われてます。もっと踊りたいです。
 この日もう一つ気づいたことは、ヒロミチさんが明け方laboのトイレで爆睡してしまうだけのもじゃもじゃじゃな人ではないということなのですが、気づけて良かったです。苔むしたゴーレムってなんですか?
(参考文献:https://note.com/yamadahiromichi

その他いろいろと

 ヒロミチさんへのラブレターをうだうだ書いていたら1月終ってしばらく経ってしまいました。ったく。

 SNSに疲れるってこれのことか、と感じた1月でした。なんでもかんでも燃えすぎよ。ヒロミチさんなんて見てみなさいよ。ずっとおっぱいのツイートしかしてないですよ。こうあるべきですよ。(こうあるべきか?)

 誰でもクリエイター時代の弊害について以前この場でキレた気がしているのですが、そんな時代になったからこそ、作ったものへの責任はより重くなっているのではないだろうかと思います。誰でもアイドルになられたら、誰でもお笑い芸人になられたら、誰でも作曲家になられたら、今までそれで飯を食ってた人たちは困るわけです。そこに関していい面もあり悪い面もあるというものですが、ブランドとしての価値は下がってしまいクオリティも下がっていき、業界全体の位置も落ちていってしまうのは、しょうがないことだと受け入れなければいけないのかしら。
 という葛藤を、この誰でもクリエイター増産ツールのnoteで書いているというこの感じ。ぞわぞわしますね。

 2月は企画があります。今年はそういう年にします。ということで、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。。。

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