12月9日(金)にライトキューブ宇都宮（宇都宮駅東口交流拠点施設）にて、宇都宮大学地域デザインセンター「地域防災部門」設立記念シンポジウム「栃木県における地域共創による防災まちづくり」を開催しました。

全体会では、学長挨拶と地域デザイン科学部教員による「地域防災部門」概要説明の後、岐阜大学小山真紀准教授より「地方大学での社会共創による防災」と題してご講演を賜りました。岐阜大が地元自治体等と連携して取り組んでいる事業について、具体的な内容や成果をお聞きし、本学へのエールを頂戴しました。

また、栃木県県民生活部松川雅人危機管理監と同県土整備部小野和憲河川課長から「栃木県における防災・危機管理の取組」、NPO法人栃木県防災士会稲葉茂理事長から「防災士の栃木県における活動」と題し、それぞれご報告いただきました。

分科会では、空間管理、水災害とボランティア、災害後の健康維持、そして人材育成の4つのテーマにわかれ、研究者や実践者による話題提供を踏まえつつ議論を深めました。異なる背景を持つ人たちが集まり、様々なテーマについて知見を交換し合う場の重要性を認識したシンポジウムとなりました。

＊当日の様子をNHK宇都宮放送局で報道していただきました（期間限定で公開）。https://www3.nhk.or.jp/.../utsun.../20221209/1090013949.html

＊各分科会の報告と全体会を撮影した動画は、地域防災部門webサイトで順次公開いたします。しばらくお待ちください。

地域デザインセンターでは、地域をよりよくするための支援・コーディネートを行っています。学生の教育に資する地域活動や協働プロジェクト、共同研究などについてお気軽にご相談ください。