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【自己紹介】ダイエットからの摂食障害を克服した話と、これからの話。

はじめまして、
ゆっきー@筋トレプロテインごり推し娘(@createnewyou)です。

”なりたい自分を育てる”って何ぞや?と思われると思います。
自己紹介しながら順を追って説明していきます!

人生の80%は肥満人生

生れた時からオーバーサイズのbig baby。
ベビーカーを合計3台破壊しました(笑)
そのまますくすくと育った私は物心ついた頃から肥満児でした。

商店街に買い物に行けば必ずと言っていいほど、お店のおじちゃんやおばちゃんにお菓子やヤクルトをもらっていました。

もちろんそれらはすべて自分のお腹の中に納まりましたw

その結果、スリムという言葉とは無縁の人生を歩みました。

3歳から剣道をやっていましたが、肥満に変わりはありません。
小学生の頃、試合会場で私の試合を見ていた知らない子が”豆タンク”と呼ぶほどには、まるまるとしていました(観戦していた両親が耳にしたそうですw)。

ちなみに”豆タンク”とは軽装甲・軽装備の小型戦車のことのようです。

小型戦車から転じて”小柄で精力的・活動的な人”という意味もあるようですが、子どもがそんな意味で使うとも思えないので、戦車好きの学生が”小柄なずんぐりむっくり”と表現したかっただけでしょう(笑)

さて、そんな肥満児のまま、中学生、高校生と学年が上がっていきます。

中学3年生の頃にはビリーズブートキャンプがはやった時代でもあったので、ブートキャンプに入隊して1週間で2kg痩せましたが、それでも標準体型には程遠いままでした。

私が中高生の頃は、ビリーズブートキャンプに始まり、コアリズム、カーヴィーダンスなどフィットネス系のDVDがはやっていて、取り敢えずすべてやってみましたが、それでも肥満体型のままでした。

”一生デブのままなんかな”

そんな思いが脳裏にぼんやりと存在したまま大学に入学。

サンバサークルに入部した私は活動を楽しみながら、サークル後の飲み会も大いに楽しみ、週末はオールなんて当たり前の生活を送っていました。

そして気づいた頃には、人生最大体重の62kgを叩き出します。

洋服を買おうとお店に行っても、トップスはサイズがあってもボトムスが履けないようになっていました。

一番大きいサイズのボトムスを試着室に持っていっているのに、実際に履こうとしたら履けない―――。

ボタンやチャックが閉まらないならまだしも、そもそもヒップまでボトムスを上げられない―――。

泣きたくなりました。

いや、泣きました。

当時、母が一緒に洋服を買いに行ってくれていたのですが、さすがの母も愕然とした私の様子に複雑な思いを抱いたのか、「剣道やってると脚使うから太くなるしね」とフォローの言葉。

ことあるごとに「もうちょっと痩せたら?」と言っていた母が、そんなフォローをするほど、洋服にNOを突き付けられた私の様子が痛々しかったのでしょう。

これが私が本気でダイエットをしようと決意した瞬間でした。

決意というより、強迫観念に近かったかもしれません。

痩せないと、洋服が着られない。
痩せないと、人として認めてもらえない。
痩せないと、この先ずっと自分に自信が持てないまま―――。

そんな思いからダイエットが最重要課題になりました。

留学を期に肥満人生からの脱却、そして摂食障害

洋服に拒否をくらってから、本格的にダイエットを開始した私。

それまで〇〇ダイエットとか、メディアで取り上げられて有名になったダイエット法を試したりはしたものの、全く効果を出せなかった私はダイエット初心者でした。

幸い、母が痩身エステに通っていたので、私も通うことになりました。

エステ通いが、肥満人生からの脱却の第一歩でした。

というのも、施術をしてくれていたエステティシャンの方が私のダイエットにとても協力的で、パーソナルトレーナーに近いレベルで指導をしてくれたんです。

痩身マッサージで凝り固まった筋肉をほぐしたりして痩せやすい体質に変えてくれる傍ら、食生活の改善指導をしてくれたり、姿勢改善をしてくれたりしていました。

その結果、食生活改善だけでも数ヶ月かけて4kg減って58kgに。

その後、アイルランドに語学留学のため半年ほど日本を離れます。

それまで実家暮らしで食事はすべて母が作ってくれていたので、自炊デビュー。

アドバイスのお陰で食生活改善はしていましたが、食事は母の作ったものに依存していたので、自炊を機にさらに食を制限していきました。

今となっては明らかにたんぱく質量が少ないので栄養的に破綻していたのですが、常に野菜がメイン中のメイン、たんぱく質は肉、魚。でも脂質を気にして少ない状態でした。

ジムにも通いはじめ、語学学校での授業が終わるとジムに毎日通いました。

半年の語学留学が終了し、帰国する頃にはMAX体重の62kgから-14kgの48kgになっていました。

数字だけを見たらダイエットに成功したと言えるかもしれません。
当然、体型も変わっています。

でも、その時は気づかない病気を発症していました。

それが、摂食障害です。

まだ、という強迫観念と食べたい欲求

-14kgを達成して別人となって帰国すると、周囲の反応、対応が全く違いました。

「痩せたね!」って言われたり、「えっ!?」って驚かれたり、大学内で友人とすれ違って声をかけても全く私だと気づかれなかったり。

そしてなにより、生まれてから男性に声をかけられたことがなかった私がナンパされたり、とにもかくにも男女問わず私に対する態度が違う。

承認欲求の塊だった私は、そうした彼らの反応に酔いしれました。その結果、「もっと痩せよう」、「まだまだ」だと思い、引き続き食事も制限していましたし、ジムにも入会しました。

でも、食事を制限して摂取カロリーも低い状態で、ジムでハードに体を動かしていたことから、健康的に生活しているつもりでも実際には栄養失調だったようです。

当時は甘いものも我慢、食べたいものも我慢で、いわゆる”チートデイ”とよばれる好きなものを食べるご褒美Dayさえ許していませんでした。

誘惑に負けて、食べたらだめだと思い込んでいたスイーツや高脂質な食べ物を食べたあとには「太ったらどうしよう」という恐怖心から吐くことを始めました。

一度吐けばリセットされる―――。

そんな風に思い込んだ私は、食べたくなったら食べたいものを食べたいだけ食べて、そのあとはトイレで戻すということを繰り返しました。

最初の頃は、「一度だけ」だとか「これで最後、もうやらない」と思っていたのですが、段々歯止めが利かなくなっていくんです。

最終的には何が何だか分からない、でもコンビニやスーパーで食べ物を買って食べては吐くを繰り返す。

金銭的にも厳しくなりますが、何よりも”そうしたくないのにそうしてしまう”ことがツラくなりました

よくこういった話には意思が弱いとか言われますが、そんな生易しい話ではないんです。

”わけがわからない”
”止めたくても止められない”


そしてそんな自分に自己嫌悪―――。

ダイエットがきっかけで摂食障害になってしまう人は多いです。

私の場合は過食嘔吐型の摂食障害でした。
吐けなくなってお腹が膨れて呼吸さえ苦しくなったときもあります。

今では克服していますが、それでもやはり名残のようなものを感じるときもあります。

摂食障害って、それだけダメージが大きくて長引くんです。

”なりたい自分を育てる”

”キレイになりたい”、”可愛くなりたい”——―そんな思いがダイエットの動機になると思います。

自分をより良くするはずのダイエットですが、ここから連想されるものといえば”我慢”だったり”ツラい”という言葉ではないでしょうか。

”ツラい”と感じて諦めてしまう人もいれば、”我慢”をしてダイエットを成功させる人もいます。

でも”我慢”をして自分に鞭打って成し遂げたダイエットは本当の意味で成功とは言えません

こころが傷ついているからです。

”我慢”をして自分の”want"を無視していると、知らず知らずのうちに自分を傷つけてしまいます。そして最悪の場合、摂食障害になります。

私がそうだったので、これは断言できます。
(特に完璧主義の人は、例外を認めないのでこの気質が強いです。)

そもそも、”キレイになりたい”、”可愛くなりたい”というのは”理想の自分になりたい”って想いだと思います。

ただ”なりたい自分”を追い求めるのに、我慢したり、ツラい思いを強いる必要ってあるんでしょうか。

私は、ないと思います。

”なりたい自分”になるのに、自分に我慢を強いたりツラい思いをさせて自分を傷つける必要はないです。

努力するのはとてもステキなことですが、そこに負の感情はいりません。

でも”自分磨き”とかそういう言葉を使ってしまうとどうしても無理をしてしまいがちだと思うんです。

だから私は敢えて”なりたい自分を育てる”という言葉を使います。

想像してみてください。
子猫だとか、子犬だとか、お家にペットを迎えたとします。

可愛いですよね。幸せに育ててあげたいと思いますよね。
躾はある程度必要になってきますが、理不尽にトイレを我慢させたり叱ったり、ツラい思いをさせますか?

させないですよね。

私は自分磨きをして理想の自分になるのも、それと同じだと感じています。

今の自分を、よりよく成長させる―――。
未来の自分にはもっと幸せであって欲しい。

そんな風に思う人がほとんどだと思います。

そうであれば、今この瞬間から自分を大事にしてあげて欲しいと思うんです。

今この瞬間から自分を大切に育てて欲しい。
もちろん私もそうやって更にレベルアップしていきたいと思っています。

おわりに

自己紹介が長くなってしまいました(笑)

”なりたい自分を育てる”ってどういうことか、そしてYUKIという人物がどんな経験をしてきたのか少しでも伝わればいいなと思います。

長々と身の上話をしましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

ダイエットの経験から語っていますが、自己実現全般に通じる話だと思います。

どうか自分を大事に、そして責めることなく育ててあげてください。

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