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ダイエットを頑張る人に。

”ダイエット”

このキーワードはきっと、女性とは切り離せない言葉だと思う。
そんなことを言っている私も、ずっとこのキーワードと生活を共にしてきた一人です。

”ダイエット”を意識したのは、きっと小学6年生の頃。
でも、”自分の体型”を意識しだしたのは、小学3,4年生くらいだったような気がします。

女の子なら誰でも可愛くなりたいし、綺麗になりたい。
そしてそのためにはやはり、外見を整える必要があると考える。

髪形だったり、顔だったり、体型だったり、ファッションだったり。

テレビや雑誌、今の時代ならSNSで目にするモデルや、素人でも可愛い子の姿を見て、自分もそうなりたいと自分なりに頑張ってる人はたくさんいると思います。

そして避けて通れなくなってくるのが”ダイエット”

どんなに髪形やメイクをマネしてみても、どんなにファッションセンスを磨いても、最後の最後でぶち当たるのが”体型”だと思うのです。

本当に痩せている人でさえ、痩せたいと食事を制限したりして体を壊したり、”可愛い”や”綺麗”を追求した結果、摂食障害を引き起こしてしまったり。
心身ともに不健康になって、自分の求めているものとは遠くかけ離れてしまう人が多くいます。

でも、どんなに健康を害してしまっていても、彼女たちは「もっと、もっと」と貪欲に、自分を追い込んでしまうーーー。
自分のやっている行為が、”可愛い”や”綺麗”とは正反対の道に進んでいることには気づかずに。

むしろ、そうすることが”美”に近づいていると錯覚してしまっているようも感じます。

自分の理想を追求することは否定しません。
むしろ、応援したいし、尊敬するくらい。
ただ、理想を追い求めるばかりに目を曇らせてはいけないと思うのです。

私がそうだったからこそ、”美”という理想を追求する人たちに、一度立ち止まって考えてみて欲しいと切に思います。

”ダイエット”で本当に痩せたとして、それで終わりになればいい。
でも実際には、終わりにはならないことの方が多いです。

痩せたのに、「もっともっと」と自分を傷つけてしまうパターン。

痩せたのに、「痩せたからもう大丈夫」と油断してリバウンドしてしまい、痩せるのと太るのを繰り返してしまうパターン。

本当に終わらせるには、自分が納得しないといけないのではないでしょうか。

自分が納得するとはどういうことか。
きっとそれは、”そのままの自分で自信が持てること”ではないでしょうか。

ありきたりな言葉かもしれません。
言っておきながらありきたりな言葉だと思っている自分自身もいます。
でも、ありきたりな言葉がすべてだとも思ったり。

女の子が”可愛くなりたい”と思うのも、”綺麗になりたい”と思うのも、”メディアで見かけるあの子みたいになりたい”と思うのも、自信のなさから来ている節があるように感じます。

違うよ、と言われるかもしれません。
けど、そう思うのなら、ちょっと考えてみてください。

”どうして今の自分ではない誰かになろうとしているの?”

「十人十色」という言葉があったり、「みんな違って みんないい」という詩があったり、SMAPの『世界に一つだけの花』があったり、”人それぞれ個性がある”といいながら、どうして今の自分ではない誰かに憧れて、そこに向かって努力をしようとしているのでしょう。

努力を重ねてステップアップして次のステージに上がるのは、とてもいいことです。でも、”自分ではない誰か”になろうとして努力を重ねるのであれば話は違うのではないでしょうか。

例えば、赤鉛筆が青鉛筆になりたいと思っても、青にはなれないですよね。
なれたとしても、紫がかるか、何か別の色になってしまうかも。

誰か素敵な人に憧れるのは普通のことだけど、自分のカラーを無視して別のカラーになろうとするのであれば、それは自分に嘘をつくだけで、意味がないように思います。

”ダイエット”で言えば、自分に嘘をついたまま努力を重ねること。

体型や体質はそれぞれ異なっていて、努力をしても憧れの人に寸分たがわずなれるわけではありません。

自分に納得するには、他のカラーに憧れたとしても、自分のカラーを大事にしてブラッシュアップすることが大切なように思います。

自分のカラーを大事にして努力を重ねたのであれば、憧れの色とは異なっていても、「こんなに変わることができた」「こんなに磨かれた」と納得することができるもの。

そして何より、自分が重ねてきた努力を自分で認めてあげられます。
そして自信にもなる。

”痩せたい”
”ダイエットしなきゃ”

そう思って行動に移す前、行動しながらでもいい、自分に質問して自分の声を聞いてみてください。

”どうして自分がそうしたいのか”
”自分のカラーを無視して全く別の色になろうとしていないか”
”その結果を得て何がしたいのか”
”今、我慢・無理をして行動していないか”

最後の項目。

我慢や無理をしているのであれば、それは続かないし、今の自分を否定したまま行動しているはずです。
我慢や無理に耐えられたとしても、上記の「成果を出したからもういいだろう」と失敗してしまうパターンにはまってしまう可能性も高いです。

ちょっとだけでもいいから、自分自身に聞いてみてあげてください。

これまでの経験から得た知識をより深めるための資金とさせて頂きます。体型、ダイエットに悩む人たちのこころに届けることで還元します!