人生変わる!胸椎ストレッチ。マジで絶対やって!
パーソナルトレーナー幸田輝美です。
さっそく本題。
本当の年齢は脊椎の柔軟性で決まるのだと、ピラティス創始者の言葉を前回ご紹介しました。
大事なので、2度ご紹介しました笑
姿勢を保つ大切さとトレーニング法、ピラティスの基本的な考え方は以前の記事ですでにお伝えした通りです。
ここから具体的にエクササイズ方法を記事にしていきたいと思っているのですが…
もう一つ!ぜひその前にやっていただききたいことがあります!
それが、「胸椎ストレッチ」です。
つまり、ほぼほぼイコール「脊椎の柔軟性」をアップさせるストレッチということです。
こちらの記事ではその重要性と効率性、具体的な方法と、最後に「胸椎伸展」という方法を確立した、世界的バレエダンサーの石井久美子さんの著書をご紹介します。
胸椎って何?どこ?
胸椎は、背骨の中の胸部に位置し、12個の椎骨で構成されています。
肋骨が出てる背骨、と言うと分かりやすいでしょうか。
肋骨は特に大切な臓器を守る役割があります。
つまり、この部分は生命維持に欠かせない部位であり、消化吸収や血液等の循環、呼吸などに直に影響を与えると言ってもいいでしょう。
胸椎ストレッチの重要性
長時間の座位や前かがみの姿勢は、胸椎に過剰な圧力をかけ、その結果、痛みや不快感、運動機能の低下を引き起こすことがあります。
また、呼吸が浅くなったり、全身の血流にも影響したりと、全身の不調につながる可能性があります。
胸椎ストレッチは、すごく簡単に言うと、それらを強制的にリセットするというイメージです。
毎日朝晩、胸椎ストレッチをすることで上記のマイナスをゼロに持っていくのです。
呼吸がしやすくなる、お腹が動き出す、などの効果はすぐに感じると思いますが、それだけでなくストレッチ後も、胸椎の動きをスムーズに改善し、周囲の筋肉の緊張を緩和し、血流が良くなったことが感じられると思います。
胸椎ストレッチにより、全身の「正しい在り方」を身体に覚えてもらうのです。
何度も同じことを繰り返して恐縮ですが、脊椎の柔軟性が保てれば、ざっくり言うと若さを保てるということですのでぜひやってみてください!
胸椎ストレッチのやり方〜朝晩5〜10分でOK
胸椎のローリング
フォームローラーを使用して、背中を優しく上下にロールさせます。この動作は胸椎周辺の筋肉をリリースし、柔軟性を向上させます。
ハーフストレッチポールやヨガホイールを使ってストレッチする
ハーフストレッチポールを使う場合は、ポールを体に対して横にして、一番高くなってるところをブラの紐のところに合てて背筋が伸びるようにストレッチしましょう。
ヨガホイールを使う場合は頭をしっかり支えて行いましょう。
ストレッチの時間は5〜10分でOKです。できれば朝晩行いましょう。
胸椎ストレッチの頻度
胸椎ストレッチを朝晩のルーティーンに組み込むことで、持続的な効果が期待できます。
朝行うことにより、その日1日中正しい姿勢がキープでき、気分爽快で過ごせるでしょう。
夜行えば、日中かかってしまった負担をリセットし、就寝中の呼吸や血流を改善させることが期待でききます。細胞レベルからのアプローチが期待できます。
クライアント向けのカスタマイズオプション
私は、クライアントに対しては、その方の年齢や運動の経験値、その日の体調によってストレッチの種類、時間等のパーソナライズされたセッションを提供していますので、不安のある方はくれぐれも無理はしないでくださいね。
ただ、上記のストレッチなら特別な疾患やお怪我などない限りは大丈夫だと思います。
そして、上級編ですが…
慣れてきた方はぜひ「胸椎伸展」を!!(※拷問ストレッチです😭)
胸椎伸展とは、世界的バレエダンサーの石井久美子さんが開発したメソッドです。
効果は抜群なので、ぜひ先にご紹介したストレッチに慣れた方は挑戦していただきたいのですが、何しろ痛い!!と最初に声を大にしてお伝えしておきます。
初級編でも、身体の状態によってはかなり痛みがあったり、場合によっては自力では起き上がれなくなるくらい痛みが出る可能性があるので、最初はトレーナーと行うか、すぐに助けを呼べる環境で行うようにしてください。
でも!その先には(痛みを乗り越えたという達成感もあり)人生観まで変わるとおっしゃるクライアントさんもいらっしゃるので、時間をかけてでも絶対に挑戦してみる価値はあると断言します。
胸椎ストレッチと胸椎伸展を日常に取り入れることで、体の健康はもちろん、精神的なウェルビーイングにも寄与します。
今日から始めて、活動的で健康的な生活を実現しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければサポートお願いします!あなたの清き一票は無駄にはしません!!!