ちひろ美術館
北安曇・松川村にある内藤廣設計のちひろ美術館へ。
http://www.naitoaa.co.jp/090701/works/top/top.html
松本駅から車で1時間程のところにあります。
秋の晴天に恵まれ、最高の訪問日和。
広い敷地にはちひろ公園やオブジェ、その他の建物が点在しており、その全てが内藤建築です。
開館前に着いたものの、随分長く周りを散策しました。
美術館は切妻屋根が連続し、南アルプスの風景に溶け込んで見える外観。内部はRCと木の造りで内藤さんのいつもの美しい仕上がり。細部まで非常に良く設計され、木と鉄骨・RCのディテールがとても良いです。(構造:RC+小屋組)
※構造は渡邉邦夫率いるSDGと言うのもまた良い!
※家具類が中村好文ってのも、洒落てて良い!
休憩スペースが点在いるとは言えかなりの情報量で疲れたので、ミュージアム・カフェで小休止。ちひろ公園、その先の北アルプスまで視界が広がっていてとても気持ちの良い場所です。
コーヒーひとつと牛乳を注文し、ふたつを混ぜ合わせ珈琲牛乳を作りましたが・・これがまた旨い!
僕が最初に触れた内藤建築は92年設計の“海の博物館”ですが、タクシー飛ばして観に行った時のことは今でも鮮明に覚えています・・
後で知った事ですが、内藤さんがこの敷地を訪れたのが30年前の初秋・・僕らが体験したそれと同じような景色や気候を感じながら設計をはじめたのかと思うとまさにこの建築を体験するに最高のタイミングだったと感じます。
月内の天気の良い日の訪問をお勧めします。
p.s.
公園で拾った栗、持ち帰って焼栗にしましたが、買ってきた栗よりも断然よい大変美味な栗でした。
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