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手仕事とUNBUILTの魅力

今更なことを言っているのが残念なところではあるが、指摘内容自体に別に納得しないわけではない。(非常にいい話ではある)
https://www.youtube.com/watch?v=wHMoAtKLc6o

菊竹さんのスケッチは本当に魅了されるし、磯崎さんの模型室がつくる木製の模型とか本当に美しい。

“海上都市1963”の模型写真
2000年頃に出版された“栖十二”が懐かしい

CGやVR、3Dプリンタがどこまで進化しても、これらに敵う日が来るのかと言われたら、大凡こないだろうなと考えている人間としては、あの筆やペンで描かれたあらゆる段階が記された魅惑のスケッチ、抽象具象な木をはじめとした模型こそが豊かな思想や空間、街や都市を形成する源なのではないかと思えるほどの何かを感じてしまう。建ち上がった建築や造形物には勿論物理的に存在するものが故の存在感はあっても“UNBUILTな段階”には敵わない、と僕はどこかでいつも思っている・・これまたうまく言えないのだけど、いろんな思いが交錯しつつも・・混沌とか鎮具破具、不均衡が複雑に積み上がって危うさの時代が来たらいいなって思う気持ち。それにしても理顕さんも歳とったね。僕が学生の頃だから25-6年前か、よくオープンデスクの募集が彼の事務所で出てたな😂

時給が安すぎて流石に引いた記憶しかないけど。。


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