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くるみ割り人形と私

くるみ割り人形が大好きな私。
子供のころ、とても大事にしていたくるみ割り人形を母にデパートのトイレに捨てられました。
心に穴があいた感じでなかなか立ち直れなかったです。
大切なぬいぐるみやおもちゃも、気分次第で壊されたり捨てられたりし続けていました。
そのうちに、最初から好きにならなきゃ良いんだと思うようになりました。
与えられてもうれしいなんて思わないようにしようって。傷つかないための防御反応ですが、切なかったです。
そして今、親元を離れた私はくるみ割り人形を好きなだけ購入できて、手元に置いて大切にすることができます。私にとって、好きなものを奪われないで愛でることができることは、生き抜いてきたご褒美みたいに感じるのです。

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