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カニ解禁。2019冬の近江町市場へようこそ

カニ漁が解禁になり、金沢の近江町市場は大変な混雑っぷり。平日でも昼時には周辺の駐車場も満車が目立つ。

何回か周辺をうろついて空車を探す。その間にも観光バスが何台も付近にとまり、中からぞろぞろと老人達がおりてくる。

みんなカニやらのど黒やら生牡蠣やらを買い求めているようだが、近江町市場はそれらをたくさん売ってるけれど、そんなに安いわけでも無いので、わたしはカニとかはココでは買わない。

甘海老とか刺身で食べられるブリの柵とか梅貝とかメギスとかをよく買う。

牡蠣が一個700円!?高ーい

金沢のカニは小ぶりな香箱(こうばこ)が有名。味はどのカニよりもカニかかってる。

冬の金沢の甘海老は安くて美味しいから。
これをこのまま食卓に出して、パキパキと手でむしって食べる。我が家では。お腹に緑色の卵が入っていて、海ぶどうっぽくて美味しい。生臭さは無い。頭に味噌が入っていてそれも吸い付いて食べる。味噌汁に入れて出汁を取ったりもする。

回転寿司屋さんに行くと香箱カニの内子(うちこ)というカニ味噌のお寿司もあって、のけぞるほどうまい。因みに回転寿司屋さんでも1皿800円するからね。超高級よ。
ブリのあら汁も脂がのってて美味しいのだ。海鮮鍋みたいなの。

ちゃんとカニの身のやつもあるからね。

みんながカニカニ言ってるけれど、近江町市場の中でわたしが1番美味しいと思うのはやっぱりコレだ。これこれこれこれ。

はいきたー!いのや。

で、ここでみんなもりもりな金箔がギランギランに乗っかってる海鮮丼を食べてるのを他所目に、わたしの1番の推しはコレですよ。

ウナ玉トロロ丼!!!!!

しかもイクラもたっぷりのってて、温泉卵も入ってるし、きのこもちょっこり入ってる。

鰻も隠れているけれど、5切れも入ってて、1/2尾程。もうもりもり。しかも箸でつまめないくらい皮までトロトロの鰻。鰻も冬になると脂がたんまりのってて凄く美味しくなるのだ。

そしてこの丼はいつもわたし以外に頼んでいる人を見かけた事がないので、そこも周りの観光客達との差別化(使い方間違ってる?)をはかれて良いのだ。通っぽいでしょ!ドヤっ!って事。

世の中はそろそろボーナス時期でしょ。だから、ボーナス貰ったらウハウハになって金沢にこれを食べに来るのはいかがだろうか。

あ、でもこれそんなに高くないから。確か1700円ほど。頼むときはちょっと奮発って感じなのだけど、食べだすと「え?これで2000円以外?!安すぎん?大丈夫?」ってなるから。
だって市場内で売ってる鰻は1尾4000円くらいするんだよ。それが半分以上入ってるんだよ。

わたしとウナ玉トロロ丼ちゃんとの出会いは突然だったの。いつものいのや丼(サラダと海鮮がもりもり入って1000円のやつ)を食べるつもりで行った時に、メニューの中で目と目が合ったと言いますか、そんなに人生で改まって鰻と言うものを食べたことのなかったわたしが突発的に頼んでみたのがはじまり。

あの日からわたしの人生のステージは一段上へと進んだってわけ。

いのやさんは丼のお店と思うかもしれないが、夜は居酒屋としても使えるよ。そして安い!(金沢の海鮮居酒屋の中ではね)

今度夜1人で行ってみようかなぁ。

金沢に行ってみたい。
近江町市場で美味しいもの食べたい。
って人いたらご一緒しましょ〜

くりえ。


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