山崎智史@CRM構築の専門家

データ分析/施策設計/制作ディレクション 業界業種問わずCRM文脈で企業成長に貢献した…

山崎智史@CRM構築の専門家

データ分析/施策設計/制作ディレクション 業界業種問わずCRM文脈で企業成長に貢献したいと日々活動中。 CRMの考え方や事例を記事で共有します。 CRMに関する相談事がある場合、TwitterのDMにてご連絡ください! https://twitter.com/CRMgunshi

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CRMの軍師がnoteを始めました

EC通販事業のCRM戦略を日々立案しています こんにちは。 私は山崎といいます。 今は某企業のコンサルティングチームのマネージャーとして、主にEC通販企業のCRM戦略の立案と実行支援を行っています。 「軍師」というのは、仕事の内容がそれっぽいので勝手にそう名乗っています。 “CRM=Customer Relationsip Management”は、業種やビジネスモデルによって言葉の定義や解釈が結構変わってきます。 ことEC通販においては、 「優良顧客育成」 「LT

    • 人生の振り返り

      私事で恐縮ですが、3月18日に33歳になりました。 あと、超どうでもいいことですが最近人生で初めての出来事がありました。 先日全く同じ字の同姓同名の方と仕事の打ち合わせをしたんです。 私は山崎智史(さとし)という名前なのですが、丸33年生きて遂に出会ってしまいました… なんか、これからいい1年になる予感! 今回はなんか適当に人生を振り返ります。 とはいっても幼少期の頃など話してもどなたも興味がないと思います(どの話をしても興味ないというのはわかっています)ので、C

      • うまくいったメルマガ、そうでなかったメルマガ

        今回は「うまくいったメルマガとそうでなかったメルマガ」というテーマを扱いたいと思います。 商材は若年層向けの美容系雑貨で、LINEが主なコミュニケーションツールの年代の方向けのメルマガです。 結果から先に申し上げると、顧客全員への配信で7%だった開封率が約6ヶ月で最大30%まで向上、メルマガ経由の売上は最大3倍以上になりました。 要因としてはメルマガ施策の全体設計を見直したなど複数あると思うのですが、ここではクリエイティブの観点でいくつか仮説をご紹介します。 開封率配

        • 【20代の方へ】睡眠時間とスキマ時間活用は大切ですよって話

          今回はCRMの話ではありません。 仕事における「生産性の上げ方」について述べていきます。 ポイントは「コンディション管理」と「スキマ時間の活用」です。 内容としては大抵のことが本やネットに書いてあることなのですが、実体験も交えてまとめてみましたので特に20代の若い方の参考になれば幸いです。 なお、私は今週33歳になり、中年に差し掛かる年齢といったところです。 20代の長時間労働若い頃は張り切って深夜まで残業とか徹夜で仕事をする人も多いと思います。 私も20代の頃は

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          CRMやった方がいい業種

          私は日頃から通販におけるCRM構築の支援をしています。 その中で、稀に通販以外の事業者さんからCRMのご相談をいただくことがあって、話を伺うと結構通販と似た施策ができるなと感じています。 そこで今回は、通販CRMの考え方や施策の設計方法が活用できそうな業種について考えていきます。 この記事の内容に当てはまる業種で、CRMを取り入れようとお考えの方は、ネットでいくつか通販商品を購入し、勉強してみることをおすすめします。 どんな業種なら活用できそう?簡単に言うと「顧客情報

          CRMやった方がいい業種

          業界内のつながり

          「事例を知りたい」 「事業者同士で情報交換をしたい」 そんな時に“横のつながり”があるととても心強いです。 今回は事業者同士がつながる場についてお話しします。 “横のつながり”CRMについて良くいただくご相談は、以下の点に集約されています。 ・CRM、自分たちは何から始めれば良いのか ・自社の数値って他社と比較して高いの?低いの? ・施策の設計やクリエイティブを他社はどのようにつくっているのか ・自社のCRM施策って効果出ているの? このような悩みを解決する手段とし

          広告媒体の評価指標「CPA」「CPO」だけになっていませんか?

          Web広告の規制が厳しくなる一方の市場環境の中、新規獲得はどの事業者さんも苦戦している様子が伺えます。 それでもさまざまな打ち手で新規顧客を獲得なさっている中で「効果的な獲得手法」「そうでない獲得手法」が出てくると思います。 今回は効果的な獲得手法とそうでない獲得手法の定義について触れていきます。 効果的な獲得手法とそうでない獲得手法の定義まず、効果的かどうかは「LTV」で測りましょう。 例えば、2ステップでCPAが5,000円で新規獲得をしている媒体Aがあるとします

          広告媒体の評価指標「CPA」「CPO」だけになっていませんか?

          DMもオートメーション化

          今回は紙のDMについて。 結論、DMは自動配信ができるようになると良いですよ。というお話しです。 自動配信活用例1:お試し商品購入者への引き上げ施策これは実施している事業者さんも多いかも知れません。 メールは配信許諾率が低い、LINEの友だち数は少なくてチャネルとして弱い・・・ そういった時にはDMでリーチするのが最も母数が稼げます。 ステップメールと同様に購入日や発送日を起点にシナリオを組みましょう。 私がサポートしている事業者さんのリーチ範囲やレスポンスをまと

          DMもオートメーション化

          日々良質なインプットを

          今回は、私が勉強させてもらっているサイトなどをご紹介します。 EC通販に携わっていると競合や似た販売モデルの会社さんの事例が気になるもの。 ご紹介するのは事例という訳ではないのですが、CRMやEC通販の考え方について有益な情報が手に入ります。 もし業界入りたての方がいれば、参考にしてみてください。 ※アカウント名での紹介なのでお名前については敬称略で表記しています 田村雅樹のGolden Route Strategyhttps://www.dmzero.co.jp/

          日々良質なインプットを

          コールセンター活用方法

          EC事業者がオフライン施策を強化するケースが増えています。 今回は「コールセンター」についてお話しします。 コールセンターで行う施策ざっくりこんな感じです。 ・受注窓口 ・問い合わせ対応 ・継続応援(解約阻止) ・アップセル/クロスセル ・休眠顧客の掘り起こし ・顧客とのコミュニケーション この中でも、継続応援とアップセル/クロスセルについての事例をご紹介します。 コールセンター活用事例①継続応援一般的には「解約阻止」と言われることが多いですが「阻止」って物騒ですよ

          コールセンター活用方法

          CRMで数値が改善されてきたら次にやること

          今回は、各指標におけるPDCAの回し方についてのお話。 バラバラとメモ的に書いていきます。 LTV/残存率基本的には商品毎(初回オファーや1本/3本など)に計測しているケースが多いと思います。 1ヶ月定期の残存率がこのぐらいだったとします。 これを見て改善施策を構築・実行して数字が改善できました。 しかし、数字の伸びは必ずどこかで頭打ちになります。 それが本当に限界値なのか、まだまだ改善の余地があるのかを見極めていく時に次の一手(施策)を打つと思うのですが、その時

          CRMで数値が改善されてきたら次にやること

          たかがメルマガ、されどメルマガ

          これは、非定期通販の話。 2021年10月と11月でメルマガ配信のテストを行った結果、売上で300%程度の差異が生まれたのでその時のテスト内容や結果についてシェアします。 テスト結果 メール配信ツールの契約面の制約上、月間50万通に配信数を収める必要がありました。 元々全配信をしていたメルマガを、これを機に設計からリニューアルしようというものです。 結果としては送信通数を前月比75%に抑えながら、企画数(送信回数)を1.6倍にし、約3倍の売上を構築できました。 何

          たかがメルマガ、されどメルマガ

          LTVを上げるために数字を分解してみましょう

          久々にCRMのことを書きます。 今回のテーマは「LTVの上げ方」です。 LTVの上げ方1:単価アップまず復習がてら、LTVを構成する要素を見ていきましょう。 LTV=購入単価(1)×購入回数(2) (1)はいかに単価の高い商品を購入していただくか、(2)は長く継続していただくかというシンプルな考え方で施策を設計していきます。 単価アップの方法はアップセルとクロスセルの2つがあり「定期縛り」が淘汰された今の環境下では多くの事業者が注力している施策です。 【アップセル

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          新年の抱負的な話

          新年あけましておめでとうございます。 この年末年始はそれぞれの実家に帰省したぐらいであとは自宅でゆっくり過ごしていました。 お互いの実家も、車で30分以内なので帰省ラッシュとは縁がありません。 地方に生まれ、大学入学や就職とともに上京して、お盆や年末年始に故郷に帰るという人生の過ごし方に憧れます。 今回は、今年のテーマについて書きます。 今年のテーマは「違いをつくろう」です。これは自身・サービス・チームはもちろんですが、範囲を広げて「会社」にも違いを生み出していきま

          年末に「仕事とは何か」を考えてみた

          「今日の仕事は楽しみですか。」 という広告が物議を醸していましたが、私は「楽しみ」に思っている側です。 かといって大きな夢や志がるということでもないので、改めて今の私は何をモチベーションに働いているのか整理してみたいと思います。 私の仕事をする一番の動機は「金」仕事は正直、やらなくて済むならやりたくない。 でも、大体の人は人生の3分の1ぐらいの時間を義務として労働に費やすわけです。 これだけ自分の時間を割いてやるものなので、やるからには良い仕事をしたい(人に負けたく

          年末に「仕事とは何か」を考えてみた

          【2021年振り返り】なんやかんや楽しい1年でした。

          ※今回は、具体的な話は一切ありません。 「お前の話、いつもそんなに具体的じゃねーぞ」 というのは思ったとしても言わないでください。 2021年の振り返りをしていこうと思います。 コンサルタントとしての2021年「CRMコンサルタント」として殻を破れそうだ!というところまできた一年でした(わかりづらい)。 私自身のコンサルタント経験は、2016年9月からなので、5年をかけてようやくマサラタウンからの旅立ちです(名前がサトシなので、ちょいちょいポケモンに例えます)。

          【2021年振り返り】なんやかんや楽しい1年でした。