#122 漫画は電子、書籍は紙
本屋って楽しいですよね。
何にもない時は
大きい本屋に行くことが多いのですが
同じ系列の本屋でもその店舗によってラインナップに特徴があって、お気に入りの店舗とかってありません?
東京駅周辺の本屋やTUTAYA書店はおしゃれな専門書が多いので、
楽しいですよね。
秋葉原はオタクグッズも含めた書籍が多いので、アニメ漫画関連の書籍はこちらで買いますね。
でもやっぱり、
本屋で決めるなら千代田区が一番好きです。
できることなら千代田区に住みたい。
本を読むのが好きな私ですが、
漫画は電子書籍
実用書やエッセイ本、小説などの書籍は紙
でないとなんだか読みづらいんです。
共感する人いませんか?
一度デザインの実用書やエッセイ本を電子書籍で買ったのですが、全く内容が頭に入ってきませんでした。
逆に漫画は最近電子書籍じゃないと頭に入らないんですよね。
漫画が電子書籍でいいとなると、本棚のスペースが圧迫されないですし
引っ越しや模様替えするときに楽です。
紙書籍で買った実用書とかはブックオフとかで漫画よりも高く売れますし、この本の買い方は結構正解なのではないかと思っています。
しかし疑問が残っています。
なぜ紙媒体の書籍じゃないと文章が頭に入って来ないのか?
一つわかったことして電子書籍だと『ページが思い出せない』んですよね。
漫画は絵でストーリーを見せるので、文章だけの書籍よりもページを視覚的に覚えていることができますし、読み返す時間も早いです。
しかし、電子書籍で実用書やエッセイ、小説などの文章主体の書籍を読むともう一回読み返そうとしたときにどこにあの話があったのか、
とんと検討がつかないんですよね。
このことについて
2014年にイギリスの新聞社ガーディアンのネットメディアに掲載された、
ノルウェーのスタヴァンゲル大学の研究者アン・マンゲンの研究内容では、スクロールで特定の情報を入手するのは難しいという結果があるそうです。
50人の被験者の半分に電子書籍の短編小説を、
残り半分の被験者には紙媒体の書籍を読んでもらい
重要なシーンを順番に並べ替えるテストを行ったところ
結果:電子書籍で読んだ人のほとんどが、シーンを正しい順番に並べるテストで悪い成績となったのです。
この研究からマンゲン氏は、
『物語の進行に合わせて紙をめくっていくという作業が、一種の感覚的な補助となります。』
『すなわち、触覚が、視覚をサポートするのです」
と述べています。
人間って気づかないうちに5感全てを使って物事を判断したり、行動しているようですね。
『半分くらい読んだな』という感覚はページ数を覚えたり、シーンを覚えたりする視覚的情報だけではなく、本を持っている手のひらから伝わる重みやページの風を切る音を聞いて感じているのでしょう。
大切な情報ほど、体の五感を意識した方法で取集する方がいいかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?