マガジンのカバー画像

刺繍教室クロスマァムのひよこ時代

7
連載【8】〜【14】『刺繍教室クロスマァムのひよこ時代』は、【1】〜【7】『5歳と1歳の育児中の専業主婦が刺繍教室を始めることになった閃きとは?』の続編です。 先生になると宣言し… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

連載【14】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 2ヶ月ほど過ぎた頃だろうか、皆少し自信がついた事もあり、作りたい作品のリクエストが寄せ…

クロスマァム
3か月前
18

連載【13】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 この連載の第2章、【8】から【12】を読み返すと、随分余計な事も書いて寄り道してしまった気…

クロスマァム
3か月前
11

連載【12】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 自分が欲しているモノごとは何故か不思議と目につくものである。ある日、アメリカのクロスス…

クロスマァム
3か月前
16

連載【11】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 日本語があまり話せない彼女は基本的に英語だったけれど、一緒に作業してできた料理は美味し…

クロスマァム
3か月前
14

連載【10】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 とんとん拍子にスタートしたように見えるが、刺繍の何をどのように教え、伝えていくのか?自…

クロスマァム
3か月前
21

連載【9】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 その夏は課題の針を動かしながら、自分が目指す「お教室」のことをあれこれ考えていた。学生…

クロスマァム
3か月前
16

連載【8】刺繍教室クロスマァムのひよこ時代ー学びと出会いとそれから…

 「刺繍の先生になる!」そう宣言したのは1995年7月の終わり頃だったかと思う。しかしその時私はまだ何者でもなく、少しだけ手先が器用なだけの1人の愛好家にすぎなかった。教えるからには責任があるのだから、先ず刺繍をきちんと勉強しなくてはと考えた。当然である。しかし子育て真っ只中の自分には学校に行く時間の余裕はなく、どうしようかと思いを巡らせていた。当時はスマホも存在しておらず、PCもほとんどの家庭にはまだない時代である。調べることもままならない。そんな日々の中、机の引き出しを整