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レゲー⑤「ストリートファイターⅡがなければ人生のルート変わってました。」

ジャンプ大パンチアッパー昇竜拳!!

ゲーマーならばまず名前を知らない人もいないであろう、名作中の超名作、「ストリートファイターⅡ」

スト2

対戦格闘というジャンルを確立させ、子供から大人までもがゲーセン通いで腕を競い合った熱狂の時代から、もうずいぶん経ちましたネ…。

今でももちろん対戦格闘ゲーマーは、最新のストリートファイターで必死に腕を競い合い、それはもはや世界大会レベル、何ならプロの試合になるまで洗練され尽くした闘いになっているワケで。凄い事ですよねコレ。


実際自分も割と最近のストリートファイターとか、ゲーセンでやってみたりしたんですけどね…。まあ何ていうか、技術の進歩ですよ!!
色々な意味で、自分にはもはやプレイできないゲームの様な気がします…😅


システムやグラフィック、ハードやソフトの進化っていう部分はもちろんの事なんですけど、何て言うか…プレイヤーのテクニックが熟成されまくってスゴいんですよネ。

ギリギリの間合いでのけん制から、一瞬の隙をついた足払い…に合わせて、しゃがみ中パンチでその足払いを潰す!!みたいな。そんな攻防がひたすら続くんですヨ。みんなどういう集中力してるんでしょうか…💦

当然迂闊にジャンプなんぞしようものなら、対空合わせられてからガッツリ3割は持っていかれるのでみんなそもそもジャンプしない。地上でゴリゴリやり合う姿は、もう見てるだけで胃が痛くなるレベルです。

でも、アレはアレで物凄い技術であり、絶対に真似できない領域の闘いだと分かってはいて、それを否定する気は全然ないんですけど。
やっぱり自分が好きだったのは、もっと雑で、大味で、だけどスカッとした勝負でバチバチやり合う、あの頃の「ストⅡ」なんですよネ!!


始めてストⅡで対戦が盛り上がってきて、それこそ対戦台がないゲーセンでやる時は横並びでギチギチになりながらプレイして。

ハイスコアガール

カワイイ女子2人とかならむしろご褒美画像ですが。実際には雄(オス)度みなぎる男達がミチミチに詰まってプレイするワケです。肉密度200%。

小足払い連打から小足払い連打でピヨリ→ピヨリなんて日常茶飯事、台パンからのフライング灰皿、場合によってはリアルファイト勃発。😱
投げハメ、ソニック投げ、スクリューハメ…折檻ハメなんてのもあったな、ダルシムの中パン投げの。もう常にギスギス!🤣

当然リアルファイトの可能性もある中なので、それでもという覚悟をキメたヤツだけが使用する「禁じ手」だったんですけどね。それでもやられた時はそりゃもう一触即発。それくらい熱中してたんでしょうネ。

スト2ダッシュ

そんな中で現れた、より対戦に向いた仕様の「ストⅡ´」!!これがとにかく白熱しまくりました!!
当時高校生だった自分も、もう部活が終わると同時に同じ下宿の友人と自転車必死で走らせて、街中のゲーセンに駆け込んで。毎日のように時間一杯、ゴリゴリやってましたネ。

四天王が初めて使えるようになって、特に当時はベガがやたらに強くって。
人のプレイを見て何となく覚えたダブルニーハメでサラリーマン相手に連勝しまくってメチャメチャ台蹴られたのも懐かしい思い出です…😊

(ダブルニーハメ:当時のベガのダブルニープレスはやたらと隙が少なく、ガードされても小足→立中K→ダブルニーでほぼ脱出不可能なループが組めてしまったり。ガードしてもしなくても死ぬ系。地獄。

まあこの頃もいくつかのハメ、特に投げハメについては結構揉めたりしてた記憶はありますケド、それよりも真っ当に腕を競い合う「対戦」が流行ってきたおかげで、そういったいわゆる「ノーマナー行為」は減っていたような気がします。

プレイヤーの技術も徐々に洗練されてきて、多分この頃から相手の足払いにしゃがみ中パンとかを合わせる、なんていう地上での「差し合い」が目立つ様になったんじゃなかったかな…?

それでも当時は、どっちと言ったらまだ読み合いからのギャンブル飛び込みガンバンビシ!!ピヨったところに痛い連続技ブチ込んでKO!!みたいな、大味な勝負が多かったんですよね。

冒頭にも書いてますが、ケンのジャンプ大パンチが強化されたおかげで正面から気持ち良くバンバン昇竜拳!!とか入れられて。コレが決まるとメチャ快感だったんです。今とかこんな事絶対させてもらえないですケド!!😅


そんな感じで粗削りではあったけど爽快感は今よりあったような気がする、当時のストⅡ。
あの頃の子供達も今ではすっかりオジサンになって、もはやゲーセン通いもする事はなく。たまに当時を懐かしんではプレステ、スイッチで対戦格闘に手を出すものの、衰えた反射神経と腕を痛感するばかり。

それでもやっぱり、あの頃の「熱」は忘れられないんですよね…!!

今でも目を閉じれば思い出せる、あのゲーセンの熱気…。地元の腕自慢達が毎晩通い詰めて、お互い顔なんか覚えちゃって。今度こそはアイツに勝ってやる、なんてメスト読みながらキャラ攻略詰めて練習して。
敷き詰められた置きコイン、次は俺だと胸を躍らせるあの瞬間。
遠征してきた強豪プレイヤーの何十人抜きを、自分が止めた時のあの感動。

思えば、スゴく良い時代に生きたなぁ…!!なんて思います。😊

あの頃の自分達のコミュニケーションツールですらあった「ストⅡ」
最高のゲームを全力で楽しめるタイミングで生きれた幸運に、感謝です!!


あの頃のライバル達は、今どこで、どんな生き方してるんだろう…?
あんな熱が感じられる場所で、もう一度昔に戻って、バチバチにやり合ってみたいものですネ!!💪

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