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レゲー④「ゼノギアスのエリィに罵倒された瞬間に何かが目覚めちゃった件。」

シタン

「いいえ、私は遠慮しておきます。」

みんな大好きソイレントシステムの缶詰。オ、オイシイヨ!!(白目で)
というワケで今回は自分の大好物ゲームの1つ、「ゼノギアス」です!!

1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPGで、一応「新世代サイバネティックRPG」というジャンルのゲームらしいです。

…この時代くらいからですかね、ゲームにこういう謎のジャンルがつく様になったのって。ファイナルファンタジーⅦにはこういうジャンルなかったと思うんですが…ありましたっけ?

まあ世の中には「學園ジュヴナイル奇伝アドベンチャー+RPG」とか結局のところどこがジャンル部分なの!?みたいなやつとか、「ドラマティック手術アクション」とかドラマティックもアクションもいらないんで普通におとなしく手術して下さいみたいなやつとか、もうホントに多種多様な「ジャンル」が存在しますしネ。

「さわって、転がして、大きくするゲーム」とかワクワクしちゃう!だってオトコノコですもの!!💖って鼻息も荒く検索したら出てきたのが

ノビータ

コイツだった時の失望感たるや。いやそうかなとは正直思ってたけど!!😫


…ゴホンゴホン😷

話が大幅にそれましたネ。えーと…そうアレ、「ゼノギアス」です!!

さてこのゲームですが、先にも述べました様に基本は「RPG」になります。
敵倒してレベル上げて話を進めていくワケですが。
じゃあ「新世代サイバネティック」の部分は何かって話ですよね🤔

このゲーム、実は世界設定やシナリオの内容、人物関係とかがかなり複雑な部類に入りまして。正直普通にプレイしただけではイマイチ掴み切れずに、なんとなくで終わってる人も多いんじゃないかと思います。

冒頭から恒星間移民船みたいな話が出てくる割には、いざゲームが始まってみるとのどかな農村の青年みたいのが主人公。
ニワトリ追っかけまわしたりする様な村で幼馴染たちとキャッキャしている主人公をある程度操作していると、唐突に巨大ロボットが現れて…

そんな感じで、超発達した文明がベースにありつつもどことなく牧歌的な面も持ち合わせたような、独特な世界設定の中でゲームは進んでいきます。

そして先程もチラリと出てきましたが、男の子はみんな大好き巨大ロボット!!これが何気にこのゲームの肝でありまして。

色々あってモンスターだけではなく、人や軍とかにも襲われるようになる主人公一行ですが、この世界における主力戦闘機こそが、件の巨大ロボット「ギア」になります。
つまり軍に襲われる=巨大ロボットに攻撃される、なワケで。もちろん人間が素手でそんなのに勝てるはず

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…勝てるはずないんですが。普通の人間なら。

残念ながら主人公一行の中に流派東方不敗は一人もいません。勝てるわけなんてないよ…!!
しかしそれなら、素手で勝てないなら…

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お前にガンダムファイトを申し込む!!

戦って戦って戦い抜いて、この俺こそがガンダム・ザ・ガンダムだァァァァァァーーーーッッッ!!!!





…いや全然そんな話じゃないんですが。

まあ巨大ロボットには巨大ロボット、って話で、何と主人公達もそれぞれ専用のギアを入手して、ロボット同士のガチ殴り合いバトルが始まるのです。

結果、このゲームの戦闘はザコモンスターや生身の敵と戦う時にはこちらもキャラで。敵がギアや大型生物、メカだったりしたらギアに乗って応戦、とそれぞれを使い分けながら戦っていく形になります。

なるほど新世代サイバネティック。面白い試みです!!✨


このゲームが未だに一定層のファンに根強く支持されている理由は他にもあって、例えば理由の一つとして

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魅力的なキャラ群。

いやー、それぞれのキャラがすごく立ってて、キャラ間のやり取りだけでグイグイ引き込まれるんですよね!!
かく言う自分も、割と序盤にヒロインから真顔で

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「あなたは卑怯者よ!」と罵倒されたシーンで…その…フフ…新しい自分に目覚めましてね…💖

でも冗談はさておき、このエリィさんが自分ホントに大好きで…!!
後年ゼノギアスの愛蔵版みたいのが発売されて、エリィのフィギュアつきバージョンとかあったんですが、そりゃもう必死で買いに行きましたからね。超必死。

巷ではバルト×マルーとか、バルト×シグルドとか(前後逆もあり)流行ってた気がします。基本的にバルト(さっきの眼帯の人)が人気だったのかな?

作中何度かベッドシーン(事後)が出てくるというのも、当時のゲームにしては珍しい感じでしたネ。
ちゃんと会話ウィンドウに表示されるバストショットが上半身ハダカなのが妙に生々しかったなぁ…😅 ラムサス閣下のブーメランパンツ(黒)とかも。

ともあれそんな部分まで含めて、各キャラクター間の人間関係とかの掘り下げもしっかりできていて。それがより人物像に深みを持たせてくれます。


さらに加えて、シナリオ、ストーリーの素晴らしさ。

コレについては人によって評価が分かれるところかも知れませんが、心理、思想、宗教、国家…色々な要素がとても複雑に絡み合う中、主人公を取り巻くストーリーが展開していく事になります。

その結果、正直かなり難解な話にはなってしまって…

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ディスク2に至っては濃厚になりすぎたストーリーを何とかまとめるための通称「紙芝居」でゲームが進行する異例の展開に💦

「RPGをプレイしていたと思ったらいつのまにかビジュアルノベルを読んでいた」な…何を言っているのかわからねーと思うが(略)

まあ実際のところ、ホントに時間的な問題とかもあってな苦肉の策だったみたいですネ。あ、ちなみに自分はこの展開、割と嫌いじゃなかったです。正直長かったとは思うけど😥


キャラが良くて、シナリオが良くて、スクウェアさんのRPGですから。そりゃ面白くて当然ですヨ!!
クリアまでプレイした!って人が意外に少ないのが本当に残念なくらい、良くできたゲームだと思います。

PS1時代のゲームなのでなかなかプレイするのも難しい作品(PS3のアーカイブスにあったんですが…アレもう終わっちゃったんですっけ?)ではありますが、一度は触れてみて欲しい作品ですネ!!✨


ぜひぜひ皆様も何らかの手段でプレイして、「ソイレントシステムの缶詰」をトラウマワードとして心に刻んで下さいマセ!!😱

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