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古川橋交差点

明治通りの西の起点で麻布通りとぶつかる。
麻布通りは北に行けば、麻布十番、赤坂方向。南に行けば品川、五反田方向。
最寄駅は白金高輪駅(南北線)。
最近もマンションが新しく建てられ、不動産価格も上がっていることだろう。

広尾方向から古川橋交差点に向かうと、
左折専用レーンと右折レーンが二つの計3つのレーンがある。
左折専用の矢印は麻布通りからの右折2レーン(広尾方向)の矢印と
連動しているので、それなりに時間を長めに取ってある。
白金高輪から古川橋交差点を左折して広尾方向に行く場合、
左折専用の矢印が出るので信号に集中しているように。

明治通りからの古川橋交差点の2つある右折レーンの左側は魚藍(ぎょらん)坂、
その先の伊皿子につながり、第一京浜に出れば、品川駅、
高輪ゲートウェイ駅にアクセスできる。

この古川橋は麻布十番の一の橋、新一の橋、二の橋、三の橋、
古川橋を経由して、四の橋、光林寺(ここには工事中の五の橋)、
天現寺橋とつながっている。
そしてその地下には今は暗渠になっている古川という川があった。
四の橋から薬園坂を登っていくと、
壁画に覆われたイラン大使館に出くわす。
私はシルクロードやペルシアが好きなので、イランも好きである。

話は逸れるが、東京には◯◯橋という交差点が多数あるのだが、
そこに代表的な橋はないことが多い。
銀座の三原橋も数寄屋橋も広尾の天現寺橋も恵比寿の渋谷橋も
近くに橋のようなものはない。
歴史を紐解けば大体のところは昔は橋があり、川があった。

最後に、古川橋は明治通りの起点と文頭で書いたが、
この明治通りはぐるっと大きく都内を周回し、
江東区新木場の夢の島交差点まで繋がっている環状道路。
距離にして33.3kmだそうだ。
明治通りというぐらいだから、明治時代に完成したのかな?
江戸城中心に環状道路と放射道路を開発したその一つということだろう。

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