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【不定期更新】Digital Event Strategistという資格を取りました ①ご報告編

ほとんどのイベントがデジタル化した昨年。あらゆるイベンターが試行錯誤しながら「オンラインイベント」に向き合ってきたのではないかと思います。

かくいう私もこの一年で、「zoomってなんだろう?」「Vimeoって何?」「配信ってなんか怖いなあ」、とか言っている暇もなく戦場に駆り出され、文字通り身体で配信の仕組みを覚えた結果、今では本当に当たり前のようにツールを使いながらオンラインイベントを運営できるようになりました。

それだけ打席に立たせてもらったのだろう、と書きながら思い感謝をする次第ですが、ただ一方で、なんとなくオンラインイベント運営の実績や配信の知識がついてきたが、それをパッと証明する手段や、体系的に語れる自信はないな、というジレンマを感じていました。

例えば、TOEIC 990点持っている!とかだと、英語ができるんだな〜的な印象を受けると思うし、自動車免許持っている!とかだと、車運転できるんだな〜的なことがわかる。こういう類は、どうすれば上手くなれるの?という疑問についてもなんとなく自分の言葉で語れる。

でも「オンラインイベントができる」はどうやって証明すればいいのだろう。また、イベントについて体系的に学ぶ手段ってないのだろうか。色々悩んだ結果、資格さえあればいいのでは?と思い立ち、イベントに関する資格を探してみる事にした。

結果、パッとした資格が見つからない。全て微妙なのである。

「そりゃイベンターの人口って少ないし、情報も落ちてないよな〜」と諦めかけたその時、そういえば海外はどうだろう、と頭に浮かびました。

そしてgoogle検索で「event certification」と検索したところ、たくさんの資格が出てきました。その中で目に入ったのが、アメリカのPCMA (Professional Convention Management Association)という団体が発行している、DES (Digital Event Strategist) という資格でした。

モジュールの詳細を見るとこんな感じ。

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全6回分のオンライン授業を通じオンラインイベントの策定から、コンテンツ作り、テクニカル、マーケティング、当日の運用、そして施策の評価を学び、最終テストを受ければ、DESの資格が取れる(らしい)。かつ、DESコースを受講している生徒たちのオンラインコミュニティにも所属し継続的に仲間と共に学び合えるとのこと。

これは願ったり叶ったりだと思い、興味を持ちはじめました。

で、結論からいうとつい先日コースを修了し、最終の英語テストも合格。無事に、Digital Event Strategistの資格を取得しました!わー嬉しい。

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この資格自体は昨年2020年から始まったらしいですが、オンラインコミュニティ上にはだいたい1600人の全世界から集まったイベンターたちが、活発に情報交換をしている様子が伺えます。

他に日本人いるかな〜と淡い期待を持ちながら、恐る恐るコミュニティメンバーのプロフィールを一人一人確認すると、おそらく日本人は自分1人なのでは...!ということに気づきちょっとテンションが上がりました。(勘違いかもしれませんが。。笑)

また一方で斜に構えた考えをしがちな私は、資格が取れたという嬉しさがある反面、「資格を取ったとしても、その資格自体の知名度がないと、資格の有用性って証明しづらくない...?」という、マイナー資格故の新たなジレンマに直面しました。

そこで、このDESってそもそもなんなのか。PCMAってどんな団体なのか。資格を取得するまでに学んだ事、コースを受けて印象に残ったこと、勉強方法などをnoteにまとめていきたいと思います。

国内のイベンターは私を含め、「何かを学びたいけどそんな時間ない(設営とか準備とかでそれどころではない)」だったり、「そもそもイベンターの友達なんて1人もいないし、情報交換もしたことない」という方が多いのではないかと思います。

一方で、少なくともDESのオンラインコミュニティを見る限り、海外のイベンターたちは1600人くらい見える形でいました。そしてブランディングというか、自分の見せ方がうまいのと、彼ら自身でコミュニティ内で情報交換の仕組みを作ったり、積極的に交流している姿を伺えます。(ここら辺も今は曖昧ですが、noteでうまく言語化していきたいと思います)

不定期で連載していきますが、イベンターの方々にとって有益な情報になることを心から願います。需要があれば書くペースを上げていくので、もし興味があれば「スキ」ボタンを押してくださいませ。

第一回目はただの報告みたいになってしまいましたが、次回に乞うご期待!

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