ホント嫌になるね
チョー良く考えて作られてる
その出来の良さにゲロが出る
その卒の無さが全然ロックじゃ無い

とか、小指立てたいくらいだね^_^♭

１）仁菜の才能

ここでちゃんと説明してきたね
仁菜の歌唱能力のバックボーンについて

これは全く「けいおん!」と同じ
仁菜は気になることがあるととことん突き詰めないと気が済まない性質なんだろう
これは正に天才の性質

三話冒頭、いきなり作曲アプリに入れ込む仁菜
それで勉強に手がつかないことが滑稽に描かれてるけど、その様子がホンキで尋常じゃ無い
後で桃香から一日8時間以上やってると指摘されてたけど、昼間居眠りしてる様子から夜を徹してやってたのは間違いない

好きなモノにたいして仁菜は全てこんな感じなんだろう
つまり、彼女が好きと言った桃香の歌もそう
仁菜は自分は今迄何もして来てないと主張してるけど、実際は違う
音源千回再生してたと言ってたけど、それに倍する位に歌をコピーする為に歌っている可能性はある
だからこそ、その完成度の歌だったとすればあの凄い歌唱力も納得できる

自身でもその凄さが認識出来ないほど自然に練習してしまい、何かを完成させないといられない性質
それは正にナチュラルボーンな天才ボーカリストと言えるだろう

２）すばるの鬱屈

すばるがその外面に対して内側に鬱屈があることが説明された
外側からの期待とその中に居て自分を殺してる鬱屈
これは仁菜と対比すると、殻を破った仁菜とまだ破って無いすばるとなる

他人に対してスキルが無くてすぐに自分の本心からぶつかってしまう仁菜と、スキルが高くて自分を隠してるすばる
一見すると仁菜よりすばるの方が上位に立ってる様に見えるけど、実際はすぐに本性を曝け出せる仁菜に対してすばるは憧れにも似た好感を持っているかもしれない

そんな関係性が深まっていきそうなのと、今後すばるが殻を破る物語が見られそうで期待が高まるな

３)桃香の気付き

カラオケボックスで仁菜がそのボーカルをマイクに通し、桃香は仁菜のボーカルの凄さを始めて認識した様な言動がある

いやいや桃香さん、もう仁菜の歌二回も聴いてるだろ
その内の一回はギター伴奏しててあまり聴けてなかったかもだけどそれでもマイク使ってたし、もう一回は自分一人に向けたアカペラを聴いてただろ
仮にもバンドで食ってこうとしてるバンドマンがこんな天才的なボーカルの才能を見逃してたなんて
そんなところだぞ^_^

けどこの鈍感が事実だとすれば、桃香は自分で自分を救った事になる
桃香がバンドマンを諦めなかった理由が、仁菜の言葉による自分の意思によるものか、仁菜の才能による仁菜の可能性によるものか

それはバンドマン桃香が一度自分の音楽を諦めているからこそ、その再起の根拠が自分の中にある音楽かどうかは後々の活動に大きな影響を与える
ましてやそれがOPで示されている通り、武道館に立つ様な大成功であればこそ、その想いは強くなるだろう

バンドは複数人でやるモノで、そこでは互いの才能のせめぎ合いが絶えず起きるもの
そのせめぎ合いこそがバンドのドラマとも言えるが、それは実際にドラマにするとドロドロするので暗い話を嫌うアニメでは描きたく無いだろう
その点、この桃香の鈍感はアニメの展開をも救っている事になる

花田十輝やってんな、とは思うが^_^

４）初ライブ

初ライブがラゾーナ川崎なのはリアルのトゲトゲともリンクしてるのかな
ともあれ早速３Ｐで活動開始するのが楽しいし、その場所もお馴染みなのが嬉しい
勿論、仁菜は嫌がるんだけど、ここで逆に仁菜が嫌がりそうな衣装をチョイスする桃香はプロデュース力あるな

出るか出ないかでは無くて、この衣装を着るか着ないかになって、プライドと自己顕示欲と羞恥心と反抗精神とのせめぎ合いで、ヤケクソでステージに上がってしまう仁菜の心境が理解できてしまう

だからこそ、その全てを歌にぶつける仁菜の歌声がリアルになって心を打つ

毎回ライブになる時に、ちゃんとそのライブの盛り上がりがあるのが本当に凄い
楽しい╰(*´︶`*)╯

実際にはもっとドロドロした展開でも全然ＯＫなんだけど、あくまで爽やかな青春の範疇に収まってるのも悪くは無いし、その方が万人受けするだろう

綺麗事だけで終わらせるんじゃねーぞ！
と、たまに小指立てたくなるが(*ﾟ∀ﾟ*)♭

さて今後、どこまで突っ込んで描いてくれることやら