今年読んだ雑誌の中でそれぞれの紙幣に対する価値を
比較して書いた記事がとても印象に残った

良くある例えの無限に使える紙幣を手に入れたら如何するか

この問いに殆どの方は似た様な答えを書いていたが一人の方は
無限に使える紙幣があるなら紙幣の価値が無くなると答えていた

当たり前の事の筈だが瞬時に答えを出せる人は少ないと思う

巷に溢れる少額で大金を得る話も瞬時に人の目を引く事を
考えて話を作っているので中身は何も無い

架空の金額で釣られるのだから買い手は箱の中までは考えない
箱を手に入れる事で満たされてしまうから

空箱はnoteの中でも大量に売られて居る
空だと分かりやすい物から中身が有るのではと思える物まで様々だ

どんなに其れが魅力的に見えてもその中には初めから何も無い
そして箱を売って利益が出るのは必ず箱を売る側だ

無限の紙幣を掴んだのならそれは優しい悲劇ではないだろうか