灰色のバレッタ

緩やかな坂道を
転がるレプリカントは
山羊の夢を見ない
灰色のバレッタを
髪に留めたあの娘は
パンクスの彼に
恋焦がれ焼けそうだ
きっと彼は今日も
改造したSR400に乗って
街を走り去るだろう
流れ星みたいに

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします