追憶のグラタン
地元の洋食屋が潰れてどれ位経ったのだろうかすらもう思い出せない
セントラルキッチンですら厳しい状況で仕込みにもオーダーにも
時間が掛かり客単価が高くない洋食屋は消えてしまうだけなのだろうか
画像のグラタンを作るのに掛かった時間は2時間強と確かに手間ではあるが
デパートのデリカで買うよりは多く安く作れる
ホワイトソースの定義は凄く曖昧で同量の小麦粉とバターを炒める
小麦粉とバターまたはマーガリンをオーブンで焼いて合わせる
スライスした玉ねぎをバターで炒めた物に小麦粉を入れる
「自分はこのやり方を教わった」とかなり幅があるが必ず牛乳を
使う事は共通している
後は生クリームや肉、魚のスープで伸ばす等、多少の違いは有れど
大体同じ方向に収束する
子供の頃の楽しみだった外食でグラタンやミートソーススパゲティ
ピザ、ハンバーグ等のメニューはキラキラと輝いて見えた
そして店が潰れる物だとは知らず何時でも食べれると信じて疑わなかった
あの頃はニ度と戻りはしない
それでも自分の好きだった店の味を再現しようとは思わない
為らず者でしか無かろうが私は私にしか為れないのだから
読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします