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アメリカCSA事情②

こちらでは日本に比べてCSA(Community Supported Agriculture)
は普及している感じがします。
週末には必ず地元のファーマーズマーケットに通っているのですが
そこでもCSAの申し込みの時期にはたくさんの「申し込みしてね!」
というポップを見かけます。
ファーマーズマーケット自体のHPにも、まとめて掲載されていたり。
地域全体でサポートしあっている、というのがとてもいいなと
感じます。
最近では個人のSNSやインスタでもアップされていることが多く、
まさに草の根から、大きな団体からサポートされています。

そのCSAですが、私の住んでいる地域では、夏の始まりの
6月中旬ごろから10月中旬ごろまで、というのが相場。
一年単位ではありません。
だいたいSummer CSAとして、2月〜3月ごろから募集されています。
時々、Fall CSAとして11月〜12月の短期間のCSAもありますが、
大半は夏のみ。
それは、夏以外はほぼ雨というRainy Cityと呼ばれている地域で
日照が足りなくなり作物が育ちにくくなる環境もあるからかも
しれません。
日本だと、よく霜が降りると白菜が甘くなるとか、青菜が美味しく
なるとか言われますが、それはあまりなくて、冬場はひたすら
青菜が恋しい数ヶ月間を過ごします。
(いえ、ケールとかサラダミックスとかはあるんですが、
 それは日本人的にはあまり心惹かれず、、、)

CSAの相場はだいたい1週間分で25ドル前後。
約20週間続くので、450ドル〜500ドルくらい
まとめて申し込みの時にお支払いするイメージです。
そして毎週5〜7種類程度の野菜を受け取っていくことになります。
特徴はとにかく鮮度がいいこと!
生産者さんにもよりますが、私がサインアップした生産者さんは
普通に購入するよりもボリュームが多く、
お得感も感じられました。

そして何よりも生産者さんから何が入っているかのメールが
届いたり、繋がりができるのがとても嬉しい。

もしまだCSAに参加したことがない方は、
せっかくの機会なので応援のメッセージを伝えるために
参加されてみてはどうかな、と思います。

 

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