やりたくないことから得たもの

基本的に運動も勉強も嫌いな性格です。

小学校の時は大して走ることが得意でもないのに市民体育大会に親が無理やり参加させ、泣きながら練習して、泣きながら本番を迎えた。

中学校の頃は勉強についていけなくて泣きながら、時に暴れながら机に向かって勉強した。部活も嫌でいつも泣いていた。

高校の頃も本当はお菓子作りの部活に入りたかったけど運動部に入れという親の圧から(ゆるそうだった)体操部に入部し、結果使ったことのない筋肉を日々使うことや減量が辛すぎて部活のある日はいつも泣いていた。(全然ゆるくなかった)

大学の時はよさこいサークルに入りたかったけれど親の顔色を見て体操部に入った。けれどこの時は人間関係が厳しくて一年で辞めてしまった。

振り返ると、運動や勉強が嫌いで、やらないといけなくなるといつも泣いていた気がする。だから学生時代はやりたくないことばっかりだった。

けれど、やりたくないことをしていたからこそ、身についてよかったこともたくさんあって、たくさんの素敵な方々に出逢えた。

やりたくないことから逃げていたら、こんな素晴らしいご縁はなかっただろうなぁと思うこともたくさんある。

「嫌なことから逃げてもいい」

という最近の風潮は自分を守るためにはとてもいいことだと思う。
けれど、やりたくないことをやって、無駄はないかなとも思う。

かといって、やりたくないことはやりたくないのだけれど。笑