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DDRにおけるPFC(PERFECT FULL COMBO)についての考え方(一部追記アリ)

 こんにちわ、でるそるです。思い立ったら書き連ねるって運用をしている私の記事ですが、今回は久々(というか初回ぶり)にDDRについての記事を書きます。
 昨今DDR界隈はBPLで大盛り上がりだし何か書き連ねようかなと考えてみて、DDRを始める人向けの記事は多分私よりも兆倍うまい人が多分書くし、私自身そこまで上手いプレイヤーでもないから別にこうなれば上手くなるよってアドバイスを書き連ねるのも違うなって思っていました。ただ、最近TwitterのTLで〇〇潰せそうってツイートとか〇〇PFCしたいってツイートを見ることがちょくちょくあったので、PFCについて何か記事を書こうかなと思った次第です。
 PFC……それは電子の海だと日常的に出ているのに、いざ自分がやろうとするとさっぱりになってしまう実在性が疑われる不思議な成果。冗談はここまでにして、PFCを取るために何が必要かについて考えてみようと思います。

前提 PFCとは?

 という訳ですが、まずPFCとは何なのかについて説明します。(いや、意味は分かるよって方はさっさと次の見出しに進んでください)
 PFCとはPERFECT FULL COMBOの略称であり、全ての判定をPERFECT以上でフルコンボした証となります。(よく電子の海では「潰す」という表現を用いられたりしています)
 全ての判定をPERFECT以上でフルコンボする関係上、基本的に簡単にできるというものではありません。(他機種だと、ポップンならば金メダル、ボルテならPUCと同じもの)
 本記事では、基本的にPFCという用語を用いて説明していきたいと思います。


1 PFCとは、AAAの延長線にあるものである

 前提要件で、PFCは全ての判定をPERFECT以上でフルコンボした証と説明しました。では、どうやってPFCを取ればいいのかというお話になりますが、基本的にはAAAの延長線にあると考えていただければと思います。
 DDRでは、楽曲終了時のスコアが990,000点以上であればスコアランクはAAAとなります。そしてこのゲームのスコア計算は以下のようになっております。


 MARVELOUS:基準点の100%
 PERFECT:基準点の100%-10点
 GREAT:基準点の60%-10点
 GOOD:基準点の20%-10点
 Miss:0点


 この計算式の関係上、スコア990,000点以上というのがまず非常に難しいものになります。概ねGREATが10個前後が許容範囲と考えておきましょう。(ノーツ数やフリーズアローの数によってこのあたりは結構変動します)
 そのため、まずPFCを取るのであればその曲のアベレージでAAAが出るくらいの精度は欲しいところではあります。(欲を言えば995,000点……GREAT4個前後くらいは欲しい)また、アベレージでAAAが安定するといっても、同じ場所でGREATが出るようであればそれはまだ時期尚早でしょう。
 PFCは全ての判定をPERFECT以上で取らなければならないため、基本的にはAAAを取ってからのGREAT数を削った先の成果物であると言えます。


2 PFCを狙うために~基礎的な精度を上げよう~

 PFCはAAAの延長線にあるものと説明をしましたが、では、どうやってGREATの数を削っていくかという話になっていきます。これについては、基礎的な精度を上げていくことが一番手っ取り早いと私は考えます。
 DDRは昔から存在する音ゲーであり、他の機種……特にjubeatやボルテみたいに後発の音ゲーと比べると判定は厳しい部類に入ります。そのため、精度が欲しいのならば反復した精度練習は非常に大事です。では、どのように練習をしていくかという話ですが、基本的には何も考えずにAAAが出る難易度帯の譜面で練習します。先ほども説明したとおり、アベレージでAAAが安定することがスタートラインなので。
 で、ここで精度を取るフェイズに入るわけですが、私はプレイ画面をこのように見ております。

(出典:DDR GPより)
※23/7/8追記 筆者は他機種からの移籍組のため、スクロールはREVERSEを使っている。

 私は目押しとリズム押しのハイブリッドでノーツを処理するタイプのプレイヤーですが、基本的に判定エリアはソフランでの低速処理と1ノーツ目が降ってくるまでしか視線の中心に置きません。基本的に判定エリア付近は周辺視野で見ています。(なので所謂「早マベ・遅マベ」は分からない。また、周辺視野から外さない為にHID+を用いて疑似的な判定ラインを作っている。)
 このゲームは大抵1ノーツ目が降ってくるまでにある程度の余裕があるため、その間を利用してBPMの四分のリズムを身体に叩き込んでおきます。これだけでもある程度の精度は確保できます。
 実際に譜面が降り始めたら、譜面観測位置の方に視線を移して実際に踏んでいきます。大抵の譜面は1ノーツ目は四分なので、1ノーツ目の判定で最初の判定合わせの成否を確認しながら譜面をさばいていくという感じになります。この際、MARVELOUS判定を維持することを心掛けます。(理由は後述)判定文字の部分でFAST/SLOWの表示が出たら、可能な限り即早入り遅入りで修正し、MARVELOUS判定に戻すことを意識することが大事です。


3 PFCを狙うために~AAAとPFCは根本的に違うもの~

 先ほど私は、MARVELOUS判定を維持することを心掛けると申し上げましたが、これには理由があります。まず、以下の図を見てみましょう。

DDRの判定イメージ。MARVELOUS判定を中心に挟むように判定は広がっていく

 実際の判定の広さはさておき、基本的にDDR……というかほとんどの音ゲーはこのような判定構成になっております。MARVELOUS判定自体はもちろん厳しいのは承知なんですが、PERFECT判定にいるということは、GREAT判定と隣り合わせであるということでもあります。変な話かもしれませんが、MARVELOUS判定でノーツを処理しておくことで、多少タイミングがズレても「まだPERFECT判定だから落ち着いてMARVELOUS判定のラインに戻そう」という精神的余裕を生み出すことが可能なわけです。
 AAAならGREAT判定を多少取っても達成できますので、PERFECT判定が出てそれを維持してもそこまで大きな問題はありませんが、PFCを狙う以上はなるべくGREAT判定に入り込むことを避けたいため、MARVELOUS判定をなるべく維持しておく必要があると考えます。(あくまでなるべく。完全にMARVELOUS判定のみを狙うのは精神衛生上本当によろしくない)
 それゆえ、AAAの延長線にあるものとのたまっておきながら、根本的に違うものと矛盾した表現をしました。


4 PFCを狙うために~実は「慣れ」の産物~

 では実際にPFCを狙おう! というフェイズに入っても、実際はそう簡単にPFCは取れません。これは本当に私の実体験からの持論となるのですが(これまでの内容も全て実体験からの持論という突っ込みは御容赦)、最初のPFCは本当に遠いのです。というのも、意外と人ってそこまで集中力が持たないんですよね。
 よく電子の海では激うまプレイヤー達が日夜、〇〇PFC! みたいな成果をあげていますが、実際のPFC狙いはプレッシャー……ひいては自己との戦いになります。実際私はまだPFCを出したことのない難易度帯や1曲しかPFCが出ていないような難易度帯でのPFC狙いは未だにプレッシャーと戦い続けています。(特にGREAT1個とかは本当に辛い……)
 では、それを解決するためにはどうすればいいかと言えば、結局PFCを取ることを習慣化していくしかありません。簡単な難易度でもいいです。まずはPFCを取ることを日常化して、少しでもプレッシャーに対して鈍感になるのが一番手っ取り早いです。千里の道も一歩から。電子の海の激うまプレイヤー達もそうやってPFCを量産してきたのでしょうから……


まとめ 日々精進していくことが大事ってコト

 PFCについて私の考えをつらつら語ってきましたが、これまで挙げた内容から、PFCを取ることはそこまで簡単な話ではありません。ですがそれは「PFCを取ることに慣れていないから簡単な話ではない」とも言える訳です。
 音ゲーは突き詰めていけば、ダーツやゴルフに通じる再現性のゲームです。基本的に同じ譜面では同じ動きをするので、いかに最上位判定(DDRで言えばMARVELOUS判定)に近づけるために精進していくかが大事であると考えます。


 いかがだったでしょうか。今回はPFCについての私の考えをつらつらと書き連ねてみました。とはいえ私自身そこまで上手い訳でもなく、「お前レベルのプレイヤーが何語っちゃってんの?」って言われても仕方がない話かもしれません。あくまで私の思考の言語化トレーニングの産物なので、色々と分かりづらい表現が多かったりしますが、そのあたりはまことにご容赦いただければ幸いです。
 また、「お前はこう言っているけど、実際はこうじゃないの?」だったり「お前が言ってる内容、間違っているよ」といったことがあれば遠慮なくガンガン指摘していただければ幸いです。
 それよりもお前(筆者)は発狂まともに踏めるようになろうな

 長々とした記事を読んでくださり、誠にありがとうございました。